愛さんは、AV女優からセクシータレントに転身。自伝本「プラトニック・セックス」が170万部を突破するベストセラーとなり、バラエティー番組のレギュラーを複数抱える成功を収めた。06年11月、過去に個人事務所の経理担当による横領があったことを告白。その頃から体調不良を訴え、07年3月、腎盂(じんう)炎からくる体調不安などを理由に芸能界を引退した。
引退後はブログ「ポルノ・ホスピタル」で不定期ながら近況を報告していた。今年2月、「軽いノイローゼで大変でした。精神疾病です」とつづり、抗うつ剤を処方されたことを明かしたり、今月2日には前日の「世界エイズデー」について長々と書き込んだ。同5日、ネットイベントに出かけた感想を書いた文と写真が最後になった。
HIV感染について真剣に考えていた愛さんは、コンドームにかかわるビジネスの立ち上げを考えていたようだ。
6日、栃木・宇都宮西ロータリークラブ主催のエイズ啓発イベントにトークゲストとして参加。この時の愛さんの様子について、クラブ関係者は「本当に亡くなったんですか? 変わったところはなかった。協力してもらって、感謝していたところでした」とショックを隠しきれなかった。
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