最終更新: 2008/12/28 21:05

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飯島 愛さん死亡 遺体は死後数日経過、外傷は見当たらず

東京・渋谷区のマンションで死亡しているのが見つかった元タレントの飯島 愛さん(36)は、行政解剖の結果、死後1週間が経過していることがわかった。外傷は見当たらなかった。
亡くなった飯島さんの自宅マンションからは、睡眠薬なども見つかっているという。
しかし、身辺整理した様子や、遺書などは見つかっていないという。
行政解剖の結果、外傷は見当たらないものの、遺体は死後1週間が経過し、腐敗も進んでいたことがわかった。
一方、飯島さんが最後に公の場に姿を見せたのは、12月6日に栃木・宇都宮市で行われたエイズ啓発イベントだった。
ボランティアとして参加した飯島さんは、商店街で避妊具を配るなどしていた。
飯島さんは「男が悪いだけじゃなくて、女性も『コンドームして』と言えるようになるべき。愛する人のためにコンドームしましょうとか、愛するための人のために検査を受けましょうというけど、とりあえず自分のために。皆さん若いですし。とりあえず、自分のために検査した方がいいですよ」と語った。
タレント時代、バラエティー番組で共演したことのある宮崎県の東国原知事は25日、「本当にびっくりしました。突然のことで、わが耳を疑ったというか、うそだろうという感じでした。本当にこのところ、交流がなかったんですけど。1998年、今から10年ぐらい前、私が謹慎になった時、メールや手紙、そして食事会、飲み会とか、そういうわたしを励ます会を開催していただいたりして、本当に心の優しい方だったんですよ。いろんな経験をされて、人生経験豊富で、本当に特に弱者に対して優しいハートをお持ちでしたので、本当に残念ですね。きのう、きょうの出来事で、何と申し上げていいか言葉にならない」と述べた。
飯島さんの死は、台湾テレビなど、海外でも報じられた。
2001年に台湾で著書「プラトニックセックス」を出版した際は、多くの男性ファンが集まる人気ぶりだった。
飯島さんは、地元メディアの取材に気さくに応じていた。
また、番組で共演したことのある鈴木宗男議員は25日、「会ったら、まったく肩のこらない話で、人間的でした。何回目かのときに、わたしにシャネルのストラップをくれました。うちの娘が飯島さんに関心を持っていますと言ったら、娘に電話してくれました。わたしも天国と地獄を見てきましたので、若干ひかれるものはありました」と述べた。

(12/25 18:45)

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