嘉手納基地、ステルス機再配備へ 来年1月から3カ月間米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)の報道部は17日、最新鋭のステルス戦闘機「F22Aラプター」12機を来年1月から約3カ月間、同基地に暫定配備すると発表した。同機の配備は昨年2月以来で2度目。要員約250人とともに、米バージニア州のラングレー空軍基地から派遣されるという。 報道部は配備の理由として「日本に対する米国の責任を強調するとともに、太平洋全域で安定と安全を確実にする決意を示すため」としている。グアムのアンダーセン空軍基地にもF22Aを12機派遣する。 同機はレーダーに捕捉されにくいステルス性を持ち、超音速での高い運動性や地上への攻撃能力がある。昨年2月の嘉手納基地配備は米国外では初めてで、航空自衛隊機と共同訓練も実施したが「基地機能の強化につながる」などとして沖縄県民の反発を招いた。
【共同通信】
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