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イスラエル軍がガザ空爆、230人死亡 |
12/28 08:28 |
AP通信などによりますと、イスラエル軍の戦闘機などによる空爆は、27日朝、ガザ地区の全域で行われました。
警察施設などが狙われ、人口密集地にもミサイルが着弾。これまでに230人が死亡し、700人以上がけがをしたということです。イスラエルの攻撃によって1日のうちに死亡したパレスチナ人の数としては、1980年代後半の衝突以降、最悪の規模です。
パレスチナは、イスラエルが占領を続けるヨルダン川西岸地区と、対イスラエル強硬派の「ハマス」が支配するガザ地区に分裂を余儀なくされています。
イスラエルは、ハマスとの間で今月まで半年間の停戦に応じる一方、ハマス政権の弱体化を狙い、ガザを封鎖して兵糧攻めを続けているため、生活物資や医薬品などの不足が深刻化していました。
これに反発するハマスは、今月の停戦失効を受けてイスラエル領内へのロケット弾攻撃を再開、イスラエルが今回の大規模空爆で応じた形です。イスラエルの国防相は「必要な作戦を続ける」とし、ハマスも報復を宣言。衝突が一気に拡大する恐れが出てきました。
イスラエル側では、ハマスのロケット弾により、1人が死亡しています。(28日07:42)
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