2008年 12月 27日
岡山市でトラック産直市
取れたての野菜や正月用品を生産者がトラックの荷台で直接販売する産直市が27日、岡山市で開かれました。この産直市はJA岡山が地産地消をテーマに農産物の消費拡大を図るため、毎年開いているものです。JA岡山には今年から瀬戸内市の邑久地区と牛窓地区が加わったことから、去年より約30軒多い、110軒の生産者が参加しました。会場には朝から大勢の人が訪れ、トラックの荷台で直接販売される白菜などの旬の野菜や、お飾りなどの正月用品を次々と買い求めていました。JA岡山では「生産者から直接買うことで、新鮮で安全・安心な野菜の味を知ってもらえれば」と話しています。

湯原温泉で露天風呂の大そうじ
真庭市の湯原温泉で年末恒例、露天風呂の大そうじが27日、行われました。大そうじが行われたのは湯原温泉を代表する露天風呂「砂湯」です。温泉街の旅館経営者など約30人がジョレンを使って、湯船の底にある玉石をかき上げたり、岩の汚れをブラシで落としたりしました。この大そうじ、年末年始に訪れる人たちに気持ちよく温泉を楽しんでもらおうと毎年行われていて、つきたてのもちも観光客らに振舞われました。湯原町旅館協同組合によりますと、今年の年末年始の宿泊客は景気後退の影響で例年より1割程度少なくなりそうということです。

時価2億円 ダイヤモンドのバッグ
時価2億円、約2200個のダイヤモンドで覆われたハンドバッグが27日、岡山市の貴金属店にお目見えしました。このバッグ、縦9センチ、横14センチのビジューバッグと呼ばれる小型のハンドバッグで、プラチナ製の本体を2182個、208キャラットのダイヤモンドが覆っています。価格は時価2億円。東京の貴金属メーカーが製作したもので、岡山市表町のトミヤ本店に展示されています。年末年始に商店街を訪れる人に楽しんでもらおうと企画したもので、希望があれば販売するということです。この展示、来月12日まで行われます。

高松市でジミー大西展
芸能界を引退後、画家として活躍しているジミー大西さんの個展が、27日から高松市のデパートで始まりました。ジミー大西さんは、テレビ番組のオークション企画に出品した作品が評判となり、1996年の芸能界引退後、創作活動に専念してきました。今回の個展は、初めての画集発売を記念し、全国で開かれているもので、初期の作品から、創作活動の拠点にしている地中海のマルタ島をテーマにした最新作まで、約100点が年代順に展示されています。ジミーさんは、岡本太郎さんからもらった「キャンバスからはみだせ」という言葉の意味を問い続けながら、描いてきたということで、赤や緑の原色を大胆に使った筆遣いが特徴です。ジミー大西さんの個展は三越高松店で来月4日まで開かれています。

運転状態を警告するバス導入
車間距離などの運転状態を認識して、運転手に警告する装置を備えたバスが岡山市のバス会社に導入されました。このバスは岡山市の両備バスが初めて導入したものです。フロント部分に取り付けられた小型カメラで、車間距離や道路の白線を認識して前の車に近づき過ぎたり、車体が左右にブレたりすると、ブザーを鳴らして運転手に警告します。このバスは岡山と大阪を結ぶ高速バスに2台導入され、29日から運行が開始されます。両備バスでは、「安全運転を確保し、事故の未然防止につなげたい」と話しています。