26日未明、さいたま市のガソリンスタンドで、 3人組の男が警備員に拳銃のようなものを突きつけて脅し、現金およそ18万円を奪って逃走しました。その犯行の一部始終を防犯カメラがとらえていました。
午前4時すぎ、銀色のワゴン車が乗りつけ、車内から黒い上下に身をつつんだ男らが飛び出してきました。
バールのようなもので現金の入った箱を破壊。手には拳銃のようなものが握られています。
男らは、駆けつけた警備員に対して無言で拳銃のようなものを突きつけると、ふたたび車で逃走しました。ここまでにかかった時間はわずか2分でした。
「出会い頭に拳銃を向けられ、これはシャレにならないと。結果的に(現金の入った箱を)バールで無理やりこじ開けられた」(ガソリンスタンドの店長)
事件があったのは、さいたま市南区にあるセルフ給油式のガソリンスタンド。奪われたのは現金およそ18万円で、警備員にけがはありませんでした。
調べによりますと、犯人のうち2人は20歳から25歳くらい、黒色のニット帽で、手に軍手をはめていたということです。
車内には運転役の男が残っていました。警察は強盗事件として逃げた3人組の男の行方を追っています。(26日11:34)