世界に名だたる長寿国の日本。平均寿命が延びているのは、一人の国民としてとても喜ばしいことです。しかしそれに伴って、社会保障を含めた老後資金の問題が、今大きな課題として浮上しています。
普段の生活面をみても、総務省発表の本年7月の消費者物価は10ヶ月連続で上昇。わたしたち生活者の節約志向は、さらに強まっていくでしょう。
一家の大黒柱である35歳・パパ世代は、家族みんなが笑顔になれる、将来の有意義な時間のためにどのような投資に取り組んでいるのでしょうか?
第一位になったのは、やはり「銀行預金」でした。しかし振り返ってみれば、銀行預金だけで資金が増えていった時代は、1965~1970年にかけて続いた“いざなぎ景気”を含めた、ほんのわずかな期間だけだったのではないでしょうか。アンケートに答えていただいた方の多くは、“銀行預金で老後資金をつくる”というよりは、投資していく環境が現在のマーケットには感じられない……。そう判断しているのかも知れません。
現状の株式マーケットでの下落局面において、有効な投資商品とは何でしょうか? 不安定な動きを続ける株式は、企業のポテンシャルやファンダメンタルズに根ざした価格形成をしているのに対し、国債は、国そのものが担保になっています。ローリスク・ローリターンの投資商品ではありますが、その底力は随一です。
投資信託には、債券型ファンドが揃っています。現況のような調整局面でも、買い場となっている商品が多数あるのです。「貯蓄から投資へ」。今はもう一度この言葉を思い出しながら、あなたのマネープランの見直し作業を行うタイミングと言えるでしょう。
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