体格差は関係ない!?-WBAフライ級戦メディカルチェック

2008年03月26日15時42分

DSC_0009%E6%A4%9C%E8%A8%BA.jpg
 29日のWBA世界フライ級タイトルマッチに出場する王者・坂田健史(協栄)、挑戦者・山口真吾(渡嘉敷)の両選手が検診を行った。数値は次の通り-

    坂田健史        山口真吾
身長  163.3センチ    156.2センチ
頚周  36.0センチ     36.5センチ
胸囲  91.0センチ     87.0センチ
胸厚  22.5センチ     20.5センチ
視力  左右とも1.0     左右とも0.5
リーチ 171センチ      166センチ
ナックル26.5(右)26.0 左右とも25.0センチ
血圧  111/68      148/80
脈拍  65          59
体温  35.9度       36.2度

 身長、リーチとも生粋のフライ級である坂田が上回るが、王者は「体格差は強みとは思わない。身長などについて最近の試合でも特に気にしてはいない。小さい相手との試合で気をつけるのは頭(バッティング)ですかね」と特別意に介さず「絶対に勝ちます」と強い調子で意気込みを語った。一方の山口も「(検診で会った坂田は)そんなに大きいとは思わなかった。L・フライ級時代から大きな選手と戦っているので気にしません」。体格差より練習が終わるとほぼリミットという順調な減量のメリットに確実な手応えを感じているようだ。また7月に第一子が誕生する挑戦者は「(夫人が)応援にくるといっています。僕は、興奮すると体に障ることもあるだろうと言ったんですが、応援したいというので……」と心強い援軍に笑顔も出ていた。