坂田50.7、デンガオセーン50.5――WBA世界フライ級戦前日計量

2007年11月03日17時25分

 明日に迫ったWBA世界フライ級戦の計量が3日、東京・水道橋の後楽園飯店で行われた。チャンピオン坂田健史(協栄)は50.7キロ、2位挑戦者デンガオセーン・カオウィチット(タイ)は50.5キロでともに一度目でパス。調整具合についてもそろって「100パーセント」と答えた。特に坂田は今回、1週間前にリミットを切る順調ぶり。「食べながら練習できました」と師匠の大竹重幸マネジャーも太鼓判を押した。坂田の自信のほどは話題が集中するフライ級戦線に関して「僕がその中心にいたい」と意欲をみせたことからもうかがえる。「明日は絶対に勝ちます」と必勝宣言した。
 一方のデンガオセーン、公開練習の時は2ポンド・オーバーだと話していたが、この日は300グラムアンダーで秤に乗った。「体重には自信があった。タイからちゃんと管理してきたんだ」。たがいに10ラウンドあたりの勝利を宣言する両者。後半にヤマ場が訪れそうだが、そのためのコンディショニングに抜かりはなさそう。決戦のゴングは明日午後――。
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