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外国人登録、中国籍トップ 韓国・朝鮮籍を抜く
昨年末現在の外国人登録者のうち、在日韓国・朝鮮人の特別永住者は約43万人で、配偶者が日本人などの一般永住者を初めて下回ったことが3日、法務省の集計で分かった。このため、外国人登録者のトップが韓国・朝鮮籍の人から初めて中国籍の人となった。
法務省入国管理局によると、外国人登録者は前年より約6万8100人増え、過去最高を更新して約215万3000人(総人口の1.7%)に上った。10年前と比べると、約1.5倍に増えた。
在日韓国・朝鮮人は高齢で亡くなったり日本国籍を取得したりし、前年より約1万2000人少なくなった。特別永住者の最初の統計とされる平成4年末は約59万人だった。これに対し、増え続ける一般永住者は約43万9000人。
登録者のうち、中国籍28.2%、韓国・朝鮮籍が27.6%。次いでブラジル、フィリピン、ペルーなどの順となっている。