プロ野球広島東洋カープは11日、来春オープンする新広島市民球場(広島市南区)での食品販売を給食事業のエームサービス(本社東京)と業務委託契約を締結したと発表した。1社での包括運営は球界初の試み。契約期間は来年4月1日から2018年12月31日まで。
同社は1994年の広島アジア大会で選手村の食堂を運営するなど多くの実績があり、新球場では27の販売店舗、27の移動式店舗(ワゴン)を展開。球場内のスポーツバー、パーティールームなどの料理も担う。
和洋中、イタリアンからファストフード、スイーツと多彩で、常時80品目程度を用意。季節ごとに商品を変え、観客の多用なニーズに対応する。かきめし、お好み焼き、つけめんなど、広島独特の商品も販売する。人気が高かったカープうどんも引き続き販売される。
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