チョ・ジェジンの現所属チーム全北現代は24日、「チョ・ジェジンが移籍金15億ウォン（約1億円）の2年契約でJリーグのガンバ大阪に移籍することになった」と明らかにした。年俸額は公開されなかったが、1年目は1億円、2年目は1億2000万円程度と推定される。

　チョ・ジェジンは2004年から07年までJリーグ清水エスパルスに所属。113試合に出場して51得点7アシストをマークした。今季は全北で31試合に出場して10得点3アシストをマークし、チームのプレーオフ進出に貢献した。G大阪は、4シーズン日本でプレーしたチョ・ジェジンの経験と実力を高く評価。チョ・ジェジンも、技術向上と最近の円高現象を考慮し、日本移籍の道を選んだ。G大阪はチョ・ジェジンに対して、来季からJリーグに導入される「アジア枠」を適用するとみられる。

　G大阪は、今年アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）で優勝を果たし、21日に閉幕した国際サッカー連盟（FIFA）クラブ・ワールドカップでも3位に入った。だがACLに集中するあまり、Jリーグでは8位に低迷するなどやや精彩を欠いた。

チョン・セヨン記者