但馬
常勤麻酔科医3人退職 手術の遅れも 公立豊岡病院
公立豊岡病院(豊岡市戸牧)で従来五人いた麻酔科の常勤医師が、一月から二人になることが分かった。十月末に二人が他の病院に移ったのに続き、新たに一人が退職するため。同病院では大学医学部などの応援で対応しているが、「年末年始以降、予定していた手術の遅れや、緊急手術が重なった場合は転院をお願いする可能性もある」(同病院管理部)という。
退職は全員が自己都合によるものという。大学の医局人事でないことや医師不足などで、後任の補充が難しい状況。現在は京都大学医学部のほか、麻酔科開業医の応援を受けており、手術や救急への影響はない。
豊岡病院によると、二〇〇四年から〇七年までの年末年始、麻酔科医師が担当する全身麻酔が必要な緊急手術は平均四件。確率は低いが、緊急手術が重なり、同病院で対応できない場合は京阪神の病院へヘリコプターなどを使って搬送することも考えられるという。
また、同病院では年度途中の常勤医師補充は難しいとみており、四月以降、京都大医学部からの派遣を受ける予定にしている。(宮下裕史)
(12/26 10:10)
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