岡山放送局

2008年12月25日 18時37分更新

インフルエンザ注意報発令


インフルエンザの患者が増えていることから岡山県は25日、県内にインフルエンザ注意報を発令し、十分な予防の対策をとるよう呼びかけました。

岡山県によりますと先週、流行を調べるために決められた県内の84の医療機関でインフルエンザと診断された患者はあわせて659人で、一つの医療機関あたりの患者数が平均で7.85人となり、注意報を出す基準の5人を超えました。

このため県では、県内はインフルエンザの流行の初期段階に入ったとして、25日インフルエンザ注意報を発令し、予防のために規則正しい生活や手洗いとうがい、それに加湿器などを使って部屋の湿度を保つことなどを呼びかけました。

また、ことし多く見つかっているのは「H1」型と呼ばれる型のウイルスで、早めに予防接種を受けることも予防の上で有効だとしています。

岡山県ではインフルエンザの疑いがある場合には、家にある薬を自分の判断で飲んだりせずに早めに医療機関で診療を受けることや、まわりの人にうつさないようにマスクを着けることなど、注意を呼びかけています。