岡山放送局

2008年12月25日 18時37分更新

経営者協会に雇用確保要請


石井知事は25日午後、労働局長らとともに「岡山県経営者協会」を訪れ、派遣社員をはじめとした労働者の雇用の確保にいっそう努めるよう要請しました。

県経営者協会は県内の合わせておよそ400の企業が参加している団体で、25日は、石井知事や岡山労働局の市川和通局長などが訪れました。

この中で石井知事は「企業も経営が厳しくなっている状況は十分に承知しているが、年の瀬に大きな不安を抱えている特に、派遣社員の雇用確保をお願いしたい。行政もさまざまな制度を設けて支援していくつもりだ」と述べました。

これに対して岡山県経営者協会の末長範彦会長は「企業にとって人が一番の財産だということを改めて認識し、目先のことにとらわれず経営していきたい。行政には中小企業を支援する制度がスムーズに活用できるよう体制を整えてもらいたい」と話していました。

岡山県と岡山労働局は、このほか県経済団体連絡協議会や県商工会議所連合会など、25日だけで合わせて5つの団体に同じ内容の要請を行いました。