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2007.11.11 Sunday | - | - | -
「喫茶チャオ」仙台国文町 2007.07.30

こんな昭和な夜歩き。ろみさんとの第2弾仙台夜の国分町探索で見つけた、可愛い喫茶店。

チャオ。名前もかわいらし。入ってみました。

お店は多分8坪くらいで小さいけれどこのくらいが落ち着くのでしょう。みんなのホットステーションだ。可愛いネーミングのおかげでいろんな人が入ってくるよ。



こんなとか、

こんなとか、

こんなとかも、照明はきっちり昭和です。


こんなお店には珍しいサイフォンで煎れてくれるコーヒーは370円。

とっても美味しいですよ。すくなくともこの値段よりはおいしい。


こんなにきっちりとしたコーヒーを煎れるので多分ご飯とかも外さない予感。

2店目に入ってろみさんと私のちょっとディープな夜はどんどん続いていくのだった、、、、
2007.08.23 Thursday | - | comments(0) | -
「スナック喫茶異邦人」仙台 2007.07.30
仙台を代表する夜の町国分町にありました。異邦人という名前がちょっとおかしかったので入ってみました。



国分町はそもそも昭和な感じなのでもうぴったりな店内。
絶対こんな感じだとおもったよ〜

インベーダーですがな。

夜のおねえさんが出勤前にちょっと立ちよる。明か夜な方々が打ち合わせをしている。
そんな場所にはお花は必要。ローレンスのようなドライフラワーはダメダメ。

この方がお母さん。みんなから慕われていた。私が写真パシパシとってたら「まあ、もの好きねえ」とちょっとあきれ顔。

中央には公衆電話。あら。

アイスコーヒー。

ホットコーヒー。すみません。値段メモするの忘れてました。

この日は大好きな仙台のアーティストろみさんに逢いにいきまして二人で喫茶店まわり。もうしゃべりたおしの夜でした。次の店につづく、、
2007.08.23 Thursday | - | comments(0) | -
「純喫茶ローレンス」金沢 2007.07.25
入るのに時間がかかる。そんな喫茶店は初めてだ。息を整える。気持ちをしずめる。頭を白く綺麗にしておく。邪念がきえますように。そしてこの荷物を持って3階まで上がれるかを考える。ローレンスを目の前にして少し緊張した。ここに辿りつくまでにもいろいろあったから、かもしれないな。


遠くから見えるローレンスも圧巻だ。町の中にありながらそこだけ空気が明かに違う。
明らかに。


3階にある為に階段を登る。まずはこんな感じ。


二階の踊り場に付く。ここから物語がはじまりそう。ここの二階の横部分は他の店舗になっているのだが長続きしないみたい。それは明らかに上からの霊気によるものと考えられる。明らかに。


階段途中。この隙間から下界を見下ろすと当たり前の町並みが逆に異様に見える。
もうすでに建物の中に入った時点で頭の中の錆びたネジが逆回転に巻かれている。


登るに連れこんなオブジェがお出迎え。


入り口の辺り。古い古いドアをあけるとそこはセピア色の風景だった。私のコンタクトの調子が悪いわけではない。明らかにセピアな部屋がそこにあり、時代錯誤に陥る。過去に戻りたくない人はここにはこないほうが良いと思われ。


入り口入ってすぐ右にあるトイレのドア。ドアア。

「イラッシャイマセ」とその人は言った。痩せた女性。意外にもパンツ姿でサスペンダーをしている。しかし可愛らしいポップさはない。サスペンダーの意味が違う。
私が「この荷物はどこにおいたらいいですか?」(ツアー中だった為すごい荷物)と聞くと「それはあなたがどこにお座りになるかでお決まりになることでございます。あなたはどちらにお座りになられますか?」と言うので「ええと、、」と言うと
「まず。こちらが五木寛之さんがいつもお座りになられる席」

といってここを指さす。
「それからあちらの奥の方にご予約席が。ご予約席と申しましても料金はいただきません。今日は空いているのでどこでもどうぞ」とおっしゃった。
考えた末、せっかくなので五木寛之の席はもうわかった、だからまだ見ていない席にしよう、と思い「じゃ、奥で」といって案内していただいた。

ここが案内していただいた予約席。個室のようになっている。子供だったら泣き出しそうになるくらい空気が張りつめている部屋だ。こんな喫茶店私はじめて。

ここが個室の隣の奥の席。

これがメニュー。
メニューを持ってきてくれて一言
「この中で出来ないメニューが半分はあります。」と、当たり前な感じで言った。
なんだそりゃ。そそか、、確立は半分か、、確立は変動するのかな、、と思いつつ。
「じゃあ、、ピーナツミルク(多分そんな名前だった、、)ありますか?」と恐縮しながら尋ねたらOKだった待つこと15ふんこんなん出てきました。

残念なのは器かな。建物も人もこんなんなのにどうしてカップと付け合わせがこれなのだろうか。あまりのバランスの悪さに驚くところだが、すでに私の頭の回路は逆回りをしているのでなにがおかしいのかその場ではよくわからない。

他の席では膝にブランケットをのせたご老人が一人、あと、ものすごお金持ちな「まるで企業の役員」みたいなおじさまとその女性で3人でいろんな談義をされていた。
金沢の一般的なオトーサンなんかはスポーツ新聞抱えては絶対にここには入れないんだろうな。そんな意味での敷居は超〜〜〜〜高い。

ドライフラワーも「カントリーなグッズ」なんて陳腐なキャッチコピーはここではあっという間に吹き飛んでしまう。多分ここにあるものは、日光があたったら灰になってしまうのかもしれない。人間もみな。

ローレンスに入る前に不思議な体験をした。
ちょうどローレンスが見えたくらいの距離にある大きな交差点で信号待ちをしていた。
なにか強力な視線を感じたので左方向をみるとおばあさんくらいの女性がじいっと私を見ていた。距離にして5メートルくらいのところから。
その女性は顔つきから日本の方ではないと見られ、どちらかというとアメリカの先住民族の方のような顔つきだった。背が低く日に焼けており髪は黒く。金沢にいてそんな方は珍しいというか目立つ。その人がものすごい視線で私をみているのだ。間違いだろうと思いたかった。が。私だわ、やっぱり。一瞬たりとも目を離さずに私を凝視していた。私も基本的には見られたらその意味がはっきりするまで見返すほうだが、今回はちょっと状況が違いすぎる。さすがに気味が悪くなって目を反らそうと思った時に、今度横からもう一人女性が表れた。感じから娘だろうと思った。そっくりな体系にそっくりな顔つき。そしてまた彼女もまた同じように会話をそこで交わすこともなく私を凝視。二人並んで。だ、だれ?な、なに?
信号は案外長い。というか長くかんじた。目の前にはローレンス。初めての金沢の暑い日差し。肩に重く食い込むアコーディオン。もし、ここで来られたら逃げることはまず無理だな。いや、逃げるってなんだ?どうして逃げるんだ?一度前に戻した顔を再び左に戻してみる。まだみてる。ものすごい視線で。どうしようか?
思いきって近付いてみようか?案外なにかのセールスかもしれんし。ほら私旅行者やから。なんかお金とかないし。はて、まてよ。なんか私に見えてる?何か憑いてる?いろんなものが。死相??
思いが錯綜しはじめたころ信号が青に変わった。
歩き出してしばらくしてから振り返るとやっぱりまだ私をみていた。あの視線のまま。
帰りにまた同じところにいたらどうしよう。
そう思いながらお店をでたら二人の姿はもうそこには無かった。
2007.08.23 Thursday | - | comments(1) | -
「喫茶 新潟」名古屋 2007.07.24
名古屋にいるICHIさんというアーティストに、ある時試しに「名古屋の純喫茶しってますか?」と聞いてみたところ、少し考えてから「新潟という喫茶店があるらしいよ。JRから看板だけみたことがある。行ったことはないけれど」とおしえていただいただきました。さっそくネットで調べたらあった!なにやら焼うどんが美味しいらしい。愛想のいいお父さんが写っていた。
新潟という名前だけど、名古屋なのにどうして新潟なんだろ?ご主人が新潟出身??
岡山に「喫茶東京」があるがこれもまた由来不明。いちいち気にするのはクールではないのでなんでも良しとしようかな。
今日はK.D japanという素敵なライブハウスでライブでした。お店の方に「ボンボンセンターか新潟いきたいんですけど」と言うと「新潟ならすぐそこです」ということなので今日は新潟で決まり。出だし好調、なかなかついてる。


で〜ん。本当に に い が た だ。


入り口の自動ドアには昔なつかしいこんなお船のステッカーがはってある。
わははー、いいよ!!かなり。ないから、最近こんなの。


この置き看板も可愛いなあ。色がグー。


中に入るとこんなシートが6席くらいあった。中には今時ゲーム機になってるテーブルもある。心使いがたまらない。


天井の柄もかわい。照明もかわい。店の外観からはあまり想像できないほど中は乙女にできている。


カウンターの上の照明。昭和喫茶によくある、基本の照明。


ドリンク用の冷蔵庫の下のほうにこんなイラストが。
やっぱりこれも古いものなのかなー??


飲み物が来るまでにテーブルの上の子達を並べてみる。写真を撮っていたら次々と若者が入ってくる。おお、やっぱりここは若者の社交場なのだな。


たのんだカフェオレ350円。安いですよね、、、、
牛乳ぽかったです。コーヒーは330円でした。これも安いですよね、、、、

ライブは急遽来ることになッた東京の「水中、それは苦しい」の大蔵大臣とセッション(?)をしました。ハポン(お店の名前)はそれはそれは素敵な空間で歌っていると心地よく、ここで歌を歌える喜びに浸ってしまいました。
こういう箱はね、なかなかないす。。。


また、名古屋きたいな。今度もハポンとボンボンかボンボンセンター
2007.08.11 Saturday | - | comments(0) | -
「名曲喫茶ネルケン」東京高円寺 2007.07.23
大学生の頃、高円寺や吉祥寺や中野という町に強く憧れていた。福岡に住んでいたのであまり東京に出ることはなかったのだが、雑誌や映画などでたまに見かけるその中央線沿線のその町は、なんだか湿っていてちょっと侘びしくてごちゃごちゃしててサブカルでとても魅力的だった。もし私が東京に出て来たらここに住む!といった空想妄想ではいつもやはり中央線沿線だった。
そんな高円寺にある円盤というお店は今も私の大好きなお店。今日は円盤でのライブ。
サウンドチェクが終わったくらいにパルコのK氏が差し入れを持って遊びにきてくれたのでこれ幸いと思い、行きたかった「ネルケン」に付き合ってもらった。


高円寺の町をぶらぶら探していたら思いもよらないところにいきなり出現。
アーケードのごちゃごちゃした雰囲気とは対照的に息を潜めて建っていた。すごく近いのに。


店内はクラシックが流れ外の空気とは明らかに時代が違った。
赤いベルベットの居心地の良さそうなシートに、絶妙な形のテーブル、席を隔てるための黒いオブジェのような木の棒。自然に背筋がのびる。でも嫌な感じは全くしない。


広いわけでもない店内には一人のママさんがおりとてもとても上品だ。こういう方を
「品がある」というのだろう。お店の中の風景としてママもいた。
絵画やオブジェも嫌みでない数だけそこにある。


注文してから15分くらいしてから出て来たコーヒー。450円。
苦くなく薄くなく風味もほどほどアクもなくいい味。


アイスコーヒー。500円。
多分注文をきいてからきっちりと煎れているとおもわれる味。それって普通じゃん、と思うかもしれないけど案外作り置きですませているところの多いこと。そういうアイスコーヒーは風味が落ちる愛情がない味。ネルケンのはまたもや上品な味がしました。


明るくない店内で落ち着いて飲むこの時間は本当に贅沢。カウンターに座ってママを独り占めしたいと思ってしまう。
ツアーももう少し。東京は今日で最後。昨日の撮影今日のライブ。
どんな映像になったか楽しみだな〜

2007.08.10 Friday | - | comments(0) | -
「喫茶 白ゆり」東京飯田橋 2007.07.23
はとちゃん家から飯田橋までは地下鉄ですぐ。朝ちょっと早く起きたのでモーニングを食べに出かける。東京みたいにこんなに喫茶店があるのなら毎朝モーニング食べに来るのになーなんてこと、絶対有り得ない。これも旅ならではの非日常だ。
今日は日曜日だから朝のラッシュがなくって良かった。東京にきて困りものなのがこの朝のラッシュと乗り換えの多さ。これがなかったら、まあそんなことないんだけど、東京絶対好きになってたなあ。うん。しょうがない。
そんなん考えながら出発。
飯田橋を降りたらくるーっと回ってすぐ。わあ、結構目立つお店だなー。という感じで白ゆり発見。


大きな看板があるので目につきやすい。このはっきりとしたロゴがとてもいいよ!


入り口のところのショウケースがちょっと怪しくていい。配色がたまらないです。



お店に入ると、一番おくの壁がこんなステンドグラス調になっている。
フラミンゴですがな。今はなかなかどうしてないでしょう。こんなん。


天井も雰囲気を統一している。よくあるレトロな照明とかはなくてこの中に入っている蛍光灯でお店があかるい感じ。


ほんまにこんなんが好きなんですねえ。


店内にはとても座り易いこのようなタイプのシートがたくさんある。朝だったんで「だら〜」となってるお父さんがたくさんいた。窓の向こうには飯田橋の駅が見える。
今からご出勤かしら。


いくつか選べるモーニングだけど、これはフレンチトースト200円。はとちゃんはこれにカフェオレ300円をセットにして計500円。本当はメニューにはサラダがついていたのに来てみたら代わりにコーヒーゼリーが付いていた。サラダがなかったのか、それともオーダーした人を見てサイドを決めるのか、、、


これは豪華なブランチセット600円。ものすごい食べごたえはあるが朝には重すぎた。
でも美味しかった。

最後におトイレにいくと、目の前にこんな張り紙が。

よくある「備え付けの紙以外のものは流さないで下さい」
もしくは「ガム、煙草の吸い殻などは流さないで下さい」
などの注意書きよりも、この白ゆりにとっては大事なことだったんだろう。
口元が思わず緩んだがきっちりと心にも止めておいた。

今日はツアー中日。youtube用の撮影をするひ。
さてーなんの曲を撮ろうかなあ。なんか元気になった朝だった。
2007.08.08 Wednesday | - | comments(0) | trackbacks(2)
「純喫茶 丘」東京上野 2007.07.22
ゴトウイズミ+アコーディオンの夏の純喫茶ツアーがはじまりました。新潟、群馬、東京、、、というスケジュールで今日は東京。東京といえば喫茶店の宝庫!!
うううううう、、身震い。今まではライブのお店周辺をぶらぶらしていただけだけれど今回は計画性を(弱冠)持って喫茶店へゴウ。絵描きのはとちゃん(私のアートワークを担当)と一緒に喫茶店めぐり。
青春18キップを使って前の日の前橋から移動。風景がどんどん変わっていくのをずーっと見ていた。東京へ行く電車とか東京の電車に乗っている人がみーんな寝ているのはなぜなんだろう?都会の人は疲れがたまっているのかな?都会の寿命って短いのかな?
いろんなことを考えながら電車は進む。
はとちゃんのお家に到着。荷物をおいて準備してさてさて上野へ出発します。


東京で一番行きたかった丘へ。このバランス、素晴らしいね。


入るとすぐにこの大きなシャンデリアがお出迎え。この店の存在感を表している。


お店は下に潜る感じなのでこれがメインの地下1階。


ここが少し落ち着いた地下2階。


壁にはこんなオシャレなものが。


シートは座り易い皮のソファです。


真ん中にある大きなシャンデリア。昭和ゴージャスです。


コーヒーの味は「丘の味!」と言えばいいのか(そんな訳ないけれど)ものすごい歴史がある味がします。決してまずい訳ではないのですが、香りが昭和です。


お腹が空いていたのでナポリタンを頼みました。コーヒーとのセットで830円。
はとちゃんも空腹の為チキンライスを注文。お互いオレンジ色の麺とご飯で取り合わせとしては最悪。あまりにお腹が空き過ぎるとこうなるんですね。チキンライス630円。

丘ではとちゃんと今日の撮影の打ち合わせ。あまりに自分のつめの甘さにちょっと嫌になる。もう少し大人な感じでデキル女になりたいよう。
な、東京1日目。
2007.08.05 Sunday | - | comments(0) | trackbacks(4)
「純喫茶むーん」広島駅前 2007.07.09
まさに昭和の香り漂うパラダイス広島駅前。アジアンな広島庶民の台所「愛友市場」を横切って、お父さん達の夜の「ヒーリング横町」(シャッター街!哀!)を通り抜けると、そこにはこれぞ大衆娯楽の王道「広島日劇」が構えている。空気を伴にして横にそっと添い遂げているように存在するのが「むーん」だ。
「むーん」という可愛いんだか気難かしいんだかよくわからないネーミングのこの店は、入り口がガラス戸なのに黒いカーボンシートがコーティングしてあり、夜な夜なコンビニの前に集う髪の色がとてもポップな陽気な若人達の車高の低い車の窓のように敷居がある意味高く、今までは店の前まで来ては隣の「日劇」とのバランスのあまりの良さに驚きを覚えつつも、ある意味これまたポップアートな「日劇」のポスターとセットになったこの光景自体がまるでなにかのポスターのようでもあり、まるでその中に入るだなんて、、という思い込みによって日々は過ぎて行った。
だがしかし。今日はお客さまをお連れしての駅前散策のため、思いきって新世界へ。


カブなどのオサレ高級国産バイクが集いがち

この書体のインパクトはすごい

中に入るとなんとなんと、広い広い。びっくりなめくるめくパラダイス!が広がっておりました。あの間口からよくまあこんなに広がるんだなあ〜と感激ひとしお。さらに店員さんのオシャレな制服(モダーンなワンピース)と想像以上に明るく、意外に資本主義な「いらっしゃいませ〜っ」にもちょっと拍子抜け。いや、いいことなんですよ本当に。ちょっと意外だったもんで。うん。


なんと店内には池もありリラクゼーションにも気を配っている様子。

こんなエリアがあったり

こんなシートだったり

こんな感じだったり

こんな席もあったりと、店内を統一しているわけではなくあえていろんな空間で仕切っており、自分の好みの空間に行くことが出来る。これはすごいと思った。
その日の服装、ご一緒した人、目的にあわせて席を選んだらいいですねえ。

照明は上についてる蛍光灯と壁にちょっとある間接照明なのですが、この蛍光灯の意味が今のものと違って「蛍光灯って暗っ!」みたいな、本当に侘びしさが強調された、蛍光灯嫌いの私でも安易に許してしまうそんな感じなのです。

ステンドグラスが多用されている。

これは意外と普通ですが

これなんかはすごい素敵。趣味がいいのですよ。


ウイスキーコーヒー。560円。コーヒーにミルクポッドではなくウイスキーがついてくる。

エッグミルク。410円。甘くないので砂糖を自分でいれながら飲む。
飲み物にはパール同様、ピーナツが付いてきます。これがおいしい。
ところでコーヒーの値段は360円と近所にあるパールやブランカと同じ値段なのでこれは多分申し合わせているのかもしれません。
飲み物を注文した時に店員のおねえさん(この方は昭和30年代からここにいるらしい)が「今はこのようなものを注文される方が減ってきましてね。。」と、私達がそれらを注文したのでちょと嬉しそうに話されてました。


実は店にはもう一つ入り口があって、そちらのほうにはこのようなショーケースがありました。店内にもなぜかショーケースが。ここら辺のセンスはブランカみたいですね。

店員さんにきいたところ、ここは戦後の昭和20年代に出来たそうでもうかれこれ、、ん?50〜60年くらい?になるそうです。最近は毎日というほど「おねえさんみたいな」若い人がいらっしゃるんですよ〜と言っていた。流行っているのかしらねえ?と聞かれていたが、流行っているわけではない。と、おもいます。が、どうでしょう。
「むーん」はもっとふざけた、ちょとルーズなお店かと思ったらしっかりとしたパラダイスなお店でした。インターネットで調べてみたら、ここ、実は豆などをちゃんと売っている会社が経営しているお店だったんですね。
ははーん。ちゃーんとしているわけだな〜「むーん」。
また、行こ。


ハンバーグランチ610円(2007/10/02追加)





撮影風景。
2007.07.11 Wednesday | - | comments(0) | trackbacks(22)
「シャモニーモンブラン」広島堀川町 2007.06.23

「シャモニー」という響きがたまんなくって、いっぱい口に出して言ってしまう。
しかししかし、シャモニーとは一体何なのか?

ネットで調べてみたらヨーロッパにあるモンブランという山があってそこのふもとの街の名前がシャモニー。シャモニーモンブランはだから場所の名前なのだ。
なーんだ、そんな意味か。それなら知らないほうが、よかったな。
世の中には知らないほうがいいことが山程あると思っている、というのが私の持論。
なんでもかんでも謎を解き明かしたい願望は人一倍強いくせに、知ってしまったらすぐにあきちゃう、そんなことが意外とおおい私。自分。治す予定は今んところナシ。
でもね今はなんだかこのサイクルが心地よい。

で、シャモニーモンブラン。

ねこ虫のメンバーのゆめちゃんにスタジオ帰りに連れて来てもらう。「パールには負けるけど、、」と言うけど、どうしてどうして、いい感じなのですよ、シャモニー。
namikiジャンクションという広島ではかなり大きなライブハウスの近くにあって、古いアーケードの中にどっしりと構えている姿が頼もしい。人間だったらうっかり好きになってしまいそう、そうあなたの名前はシャモニー。




この歴史を感じるショウケイスが素晴らしい。かなり大きい。


で、思いきって注文したのがこれ。名前と風貌が気に入ってしまいまして。
お子様っていうのがいい響きじゃないですか。絶対これ。


で、来たのがこれ。ちょ、、ちょと違うかな〜いや、でもこんなもんだな。
ビジュアル系迫力のスイーツ。578円。
ス、スイカ、でかっ!量も多!!子供さん、決して食べれませんから、こんな量。
中に入っているプリンは手作りな感じ。正当な蒸しプリン。
結局、量多すぎて半分はたべれませんでした。デートに来て二人で一個って感じかな。そして一人は珈琲っていう。珈琲は400円。今度飲みます。


ここは3階まであるんだけど、広島のマツヤとか福山のルナみたいな雰囲気の中二階。
オクにあるカラフルなのはステンドグラスの大きいの。いいねっ


一階のレジの上についてる照明。ヤバイ〜 ヤバすぎる。
かっこいい。鱗みたいだな。「すごい〜」と言ったらお店のオカアサンが「これでも随分少なくなったんですよ〜」と言っていた。なにが少なくなったんだろう。あえて聞かなかった。う、鱗かな、、


メインのシャンデリア。みんなを見続けている。
広島でわからないことがあったらコイツに聞け。という感じ。


三階に登ろうとするとこんな立て札(みたいなもの)が。
ここはおそらく永遠の予約席なんだろう。

広島には昔「中村屋」というなんだかカレー屋みたいな名前の純喫茶があったのだけど、何年か前に火事で燃えてしまったそうだ。今は移って他の場所で営業を続けているらしけど、ロココ調のものすごい空間だったらしい。店はちょっと広くて、古い赤いベルベットの椅子などあり音楽のイベントなんかもそこであったらしい。まさに私が求めているようなお店なわけで、そう考えると実にお惜しいし悔やまれてならない。
でもね、そんなお店に出会えなかったのにはきっと何か訳があるんだろう!
と考えてね、今は出会うべくして出会うお店、出会うべくして出会った人をすごくすごく大切にしています。
私の大好きがもっともっとずっとずっと大好きでありますよーに。

ゆめちゃんが頼んだ宇治金時氷
2007.06.23 Saturday | - | comments(1) | trackbacks(13)
「純喫茶 ルナ」広島福山元町 2007.06.19
福山の愛すべき友人「salon 薔薇と迷宮」の女主人から情報をいただく。このルナ。


関係ないが、私がとても大好きでリスペクトしている女の人は大概自分でお店をやっている人が多い。とてもパワフルかつ魅力的な存在だ。薔薇と迷宮のシホちゃん、ネコバコミエコさん、gigiのフジイさん、アルコホリデイの大月嬢、どれも個性的かつ素敵。自慢の友人達だ。あ、ラムのなおみちゃんもカフェをはじめたし、カオサンのゆっかちゃんもいたな、、。
こんな人達がたくさんいるからまだまだ私も頑張れるってもんだ。
彼女達にとって私は一体どんな存在なんだろう、と考えてみたり。友人としてはずかしくないような位置にいつまでもいたい。と思う。誇りを持って。
お店をやってなくても、絵描きのはとちゃんやほろちゃんやろみさんや他素敵な恐ろしく個性的な女性は周りにやまほどいるし、そう考えたらなんてしああせなんだろうと嬉しくなる。

ちょっと話がそれたけど、なんか福山の街を歩いててそう思いました。
で、ルナ。

元町という街の真ん中に位置する。建物の風貌も街の名前もかなり「神戸」だなー。
ちょこちょこ外壁や内装を直しているらしいのですがすごく古いデス。51年。


やはり基本のショウケイスでショウッー


中に入るとそこは高級感と昭和感が見事に融合している。


3階部分。建物は3階立てで1階が厨房と客席、2、3階が客席。


小さい吹き抜けの部分がたまんない


これもそうだし


これも。照明はどれもハイレヴェル。申し分ない。


窓のところ。こんなところから光がもれるのがうれしいよ。


お料理はナポリタンとサラダのセット。単品で600円。
お味は私は最高に美味しい!とおもいました。この日はアイスカフェオレを追加。200円増しだったかな?お手ごろでした。カフェオレは歴史のあるどっしりとした味でした。
カフェオレを飲みながら知らない街を窓から眺める。
知らない人達が近くの席でおしゃべりしている。
今まではあなたと私は全く知らない存在だったけど、今こうして知ってしまった。
もう会うことはないかもだけど、ひとつよろしく。
こんなん考えてたらなんだか人生たのしくなっちゃって。
これ読んでくれてる方もまだ私が知らない方もいるかもしれない。
そんな方はこれからもおひとつ、よろしく。
2007.06.22 Friday | - | comments(1) | trackbacks(11)
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