横浜市の中田 宏市長、週刊誌で元愛人と報じられた女性に提訴される
週刊誌で神奈川・横浜市の中田 宏市長の元愛人と報じられた女性が、市長にだまされたとして、慰謝料3,000万円を求める訴えを起こした。
市長を提訴した女性は、会見で「(市長からプロポーズはされた?)はい。デートは何度もしてるんですけれども、その中の状況で、『一緒になりたい』というふうには言われました」、「会うたびに普通に言われました」、「(市長の呼び名は)わたしが考えたんですけど、『ヒロリン』」、「お姫さまのように扱ってくれました」と話した。
当時、「奈々」という源氏名でホステスをしていたという女性は、中田市長の飲酒運転をたびたび目撃していたという。
女性は、会見で「(飲酒運転は)7回ぐらいはあると思う。大丈夫ですかとわたしが聞いたので。『大丈夫』とはおっしゃってたんですけど。普通に高速(道路)なんで、スピードは出てるなという程度でしたけど」と話した。
さらに女性は、市民の税金でまかなわれている公用車でデートしていたと証言した。
女性は「バーに飲みに行くときとか」、「(市長と)一緒のときもあれば、わたしだけ迎えにきていただいたときも。20回弱ぐらいということで」と話した。
これまで市長は、記事を笑って否定していた。
10日の会見で、中田市長は「あり得るはずないじゃないですかね。わたしは、飲酒運転の件は市役所内でさんざん(しないよう)言ってきているわけであって」と話していた。
また17日の会見では、「(奈々さんと会ったことは?)弁護士に任せてます」、「事実無根なんですよ。はっきり言っときます」、「この社会の腐った状態に嫌気がさします」と話した。
こうした市長側の反応に、女性は「わたしは本当にうそをついていないので、ちょっとびっくりしてますね。ひどいなって思います」、「一言、『ごめんね』っていうのがあったらよかったんですけど。何もないので、ちょっとがっかりを通り越して、残念と思います」と話した。
市長の謝罪があれば、訴えを取り下げるという女性側。
一方、25日午後、中田市長側は「訴状が届いておりませんので、お答えすることはできません」などとコメントした。
(12/25 18:37)