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98時間の時間外労働で24歳の店員過労死、両親が提訴
全国チェーン店「日本庄司や」の石川駅店(大津市)店員、吹上(ふきあげ)元康さん(当時24)の両親は22日、「日本庄司や」の経営会社「大庄」へおよそ1億円の損害賠償を請求し、京都地裁に提訴した。
元康さんは、2007年4月に同社に入社し調理を担当していたが、2007年に急性心不全で死亡した。月平均残業時間は、およそ98時間だったという。
元康さんの残業時間は死亡までの4か月間、月80時間を超えていた。同社の給料体系に「月80時間の時間外労働が満たない場合、給与から不足分を控除する」という記載があり、両親は「残業を実態化させていた」と主張している。
大津労働基準監督署は、2008年12月9日に元康さんの死亡を労災に認定した。
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