2008年12月24日(水)
特別支援教育法
そんな時代の流れの中で、突然特別支援教育法が決まり施行された。
初めは気にも掛けなかったが、せっかく昭和43年頃から始まった特殊学級。
その蓄積から、やはり同じ知恵遅れでもダウン症などの子供と自閉症の子供は明らかに違う、別の対処が必要だ、という流れが、
特別支援学級のくくりで、一気に味噌糞一緒になってしまった。
道理で、LD親の会が、知らない間にアスペ・エルデ親の会になり、今度は発達障害親の会か?
公明党が与党に入ると不思議なことが起きるもんだ。
私は、自閉症の子供たちが、また40年前の流れに押し戻され、他の知恵遅れの子供たちと比べられ、持て余されるのが目に浮かぶ。
自閉症の子供の事を心配していたら、どうも事態はそれに止まらないらしい。
盲学校だろうが聾学校だろうが、養護学校だろうが、すべて特別支援学校と名前を変え、何がなんだか分からなくなった。
本当に特殊な身体障害の子供たちは、寮に入って勉強していたのが、
その寮も廃止になったらしい。
今まで40年の蓄積と歴史を踏まえ、よりきめ細かい対処が図られる。
つまり、身体障害でも知能に問題が無ければ、普通学級に通学できるようにする。
知能に問題のある子供と、身体障害の子供を同じ養護学校ではなく、学力に合わせて、別の機会を与える。
そういう事ではなく、アスペもエルデもADHDも身体障害もみんな障害者だからみんな一緒。
みんな特別支援教室で話は解決。問題は現場の教師がやれ。
と言うことか。
障害児を抱える親にとって、恐ろしい時代がやってきたんだな。
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