2008年12月25日(木)
障害者自立支援法
味噌糞一緒ムーブメントはさらに続く。
障害者自立支援法が決まり、すぐに法改正があった。どう言うことか。
先ず、知的だろうが、身体だろうが、みんな一緒。
さらに、施設を使ったら施設使用料を払おう。と言うことだ。
自閉症の子供が18を過ぎると、働く場が必要になる。これは絶対必要なんだ。その答えは後で。
そうすると、通常の企業で働けるかと言うと、現実に自閉症で一般企業で働ける人は、それこそ特権階級で、
ほとんどの自閉症の子供たちは通所施設、作業所へ通う。
仕事とは名ばかりで、お金を稼ぐ仕事には遠く、暇をもてあそばせないように、なにか「仕事」を与える場だ。
そこで、一日作業を済ませ彼らは家へ帰る。
子供を預かって貰った家庭では、その時間家事をしたり、働きにでたりする。
その家庭にとっては、無くてはならない貴重な時間だ。
仕事と言うほどの仕事をしていない自閉症の子供たちが貰う給料は、1ヶ月6万円程だ。
それでも、家庭によってはその給料も頼りにしていたかもしれない。
ところが、通所施設を使う人は、一律定額を払う決まりになった。
上手くしたことに、利用料は1ヶ月6万円程。
これで、トントン。悪くすれば赤字だ。
通勤に掛かる電車賃を引けば赤字になるなら、その子供を行かせない方がましだ。
しかし、その子を行かせなければ、今度は親が働くことがままならない。
これでは、親子共に収入が無くなり親子心中だ。
こんな事は、障害者施設の関係者なら法が施行する前から分かっていた。
分かっていた。反対運動もした。 しかし施行された。
創価学会。 公明党は? 創価学会系親の会は? 当然賛成して今の法律が決まったのだ。
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福祉就労の作業手間賃は半年でせいぜい5,000円ぐらいじゃないでしょうか。
月、6万円というのは給料ではなく、障害基礎年金ではないでしょうか?
いずれにしろ、もらっても施設利用料として取り上げられる仕組みです。
仕事とその作業者の能力によるです。私が知っている自閉症の人は、知能が70以上ありそうでアスペルガー症候群に含まれる人と思われます。
パンやクッキーも作っていました。
皆さん。近所でパンを売っている作業所があったら、割高かもしれませんが、是非食べると言うことで、福祉に参加して下さい。
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