キャラバン日記
■ 第7回キャラバンは餃子の町で・・・
2008年8月31日(日)
8月31日、栃木県宇都宮市のオリオン通り商店街で検診キャラバンが開催されました。今回のキャラバン日記はぱんだ会の江川さんの報告です。江川さんは千恵さんがイベントコンパニオンをしていた時の事務所の責任者で、千恵さんを妹のようにかわいがっていました。あの“結婚式”の前日に千恵さんにネイルアートを施していたのもこの方でした。
【キャラバン日記】
第7回キャラバン(栃木・宇都宮)も滞りなく終了いたしました。回を重ねて参りましたキャラバンですが、宇都宮にお申し込みされた皆さんは時間に正確な方々が多く、なんと198人の方に受診していただきました。心配していた雷雨もなく、今回は屋根のある場所だったこともあり気候的にも恵まれたキャラバンでした。気持ち的に余裕も生まれたせいか、宇都宮名物の餃子も堪能させていただきました(^O^)q 。快く場所を提供してくださった商店街の方々にも大変感謝しております。 控え室まで用意してくださったり、近くのトイレを提供してくださったり、本当にありがとうございました。
ぱんだ会メンバーも受診される方々との接し方にもだんだん慣れきた気がします。 それそれが自分のできることを分担しながらお手伝いしていました。 専門的な説明は看護師さやかさんとゆきこさんにお任せして、ふみこは検診を待つ方に実体験に基づく検診時の不安や感想を身振り手振りでご説明。自分のおっぱいを何度も両手ではさんで説明して熱が入り過ぎて「いてててて」となってる姿は爆笑でした。「千恵ちゃん、ふみこは相変わらずだよ〜」と、空に向かって報告しておきました。
やはりマンモグラフィーは、皆さん痛みが不安なようです。 でも「思ったより痛くなかった」という方が多かったような・・・。「マンモグラフィー=痛い!」という認識の方がとても多いのにも驚きました。 このキャラバンを通じて「思ったより痛くないよ」とか「みんながみんな痛いわけではないよ」ということも伝えていけたらな〜とも思いました。
千恵ちゃんは乳がんが見つかってから、本当に我慢強く乳がんと向き合って、毎日をいかに自分らしく幸せに過ごすかということを考えながら生きていました。初めて「乳がんになってしまったのでもうイベントコンパニオンのお仕事はできません」と話してくれた時も、「じゃあ内勤のお仕事お願いしようかな」という私の提案に、「明日からお願いします!」と即決。抗がん剤の影響で髪がなくなってしまった時も、「可愛いウィッグがなかなかなくて」と笑顔で話していました。その言葉が言えるようになるまでどれほどの葛藤があったかは計り知れません。再入院してからも最後までみんなのことを気遣って、笑い声の絶えない病室でした。
今でもずっと、千恵ちゃんがいないという感じがしません。そばにいて一緒にキャラバンの活動を見守っていてくれているような気がします。このキャラバンは、残された私達が寂しくないように千恵ちゃんがプレゼントしてくれたのだと思います。千恵ちゃんからのプレゼントをこのあともずっといろいろな形で残していけたらなあと思っています。
(報告:ぱんだ会 江川)
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