「月山山形」候補 モンテディオ改称検討

 サッカー、Jリーグ2部(J2)のモンテディオ山形を運営する山形県スポーツ振興21世紀協会がチーム名変更を検討している問題で、具体的なチーム名に、山形県のシンボル的な山として知られる月山を前面に出した「月山山形」が候補に挙がっていることが12日、分かった。協会はチーム名の改称をはじめとした「フルモデルチェンジ構想」を18日の臨時理事会に諮り、構想を前向きに進めるかどうかを検討する。

 「月山山形」は、「スポーツを通じた地域のデザイン」をテーマに、共同プロジェクトを進めている東北芸術工科大情報デザイン学科の中山ダイスケ教授が中心になって検討してきた。実際に採用されれば、Jリーグでは初の漢字だけのチーム名になる。

 構想は、J1昇格を果たしたとはいえ観客動員が伸び悩んでいることから、県民の関心を引きつけ、イメージアップを図るのが目的。名称変更以外にも、ロゴやチームカラーなどの一新を図りたい考えだ。

 21世紀協会は12日、「全国に山形県をアピールし、より多くの県民に支えられるための手段としてモデルチェンジを構想している。サポーターの皆さんとの合意が必要で、理事会などの承認はもちろん、関係者が一枚岩にならなければいけない」との海保宣生理事長名のコメントを発表した。
2008年12月13日土曜日

山形

スポーツ



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