Q&A’04・「ガイア・アセンション」シリーズ
頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。
原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。
また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。
【目次】
(Q)フォン・ベルトについてお伺いします。
フォン・ベルトは、科学的なものでは、この現代では証明されているのでしょうか?
どんな分野でも結構ですので、この3次元の世界で、ほんの少しでも、フォン・ベルトの証明になっているものを御存知でしたら教えていただけますか?
少しでも周囲の人にアセンションのことを伝えていきたいと思っています。
今まで話をした方で興味をもたれた人はほんの一握りで、他の人は皆、小松さんのおっしゃることが、何をもって証明できるのかと言われます。
最後には自分の感性と努力でたどりつくのだと思いますが、それでも、少しでもアセンションなどにまったく興味をもてない人にでも、いつかは「気づき」が訪れるように、種まきだけでもさせて頂きたいと思っています。
今は、周りの方に、小松さんのHPを見ていただいたり、これはと思う部分をコピーして差し上げたり、直接話をしたりと、いろいろしていますが、このようなことにまったく興味を示さない方がほとんどなのは、せつなく感じます。
でも、あきらめないでアセンションを達成できると信じて、アセンションに必要だと思うことを続けていきます。
小松さまの御意見をお聞かせ下さい。宜しくお願いします。
(A)そもそも、あなたがなぜフォトン・ベルトに、それほどこだわるのかが理解できません。
「木を見て森を見ず」という感じがします。
アセンションは、人類の生き様のすべてに関わる(もっと大きく見れば、私たちが属する宇宙全体の今後のあり方に関わる)壮大なプロセスです。
その全体像と目的や意義を、曲がりなりにもつかんで初めて、アセンションを理解できることになるでしょう。
フォトン・ベルトは、巨大なジグソーパズルを構成する断片に過ぎません。
その断片について、仮に「科学的な」説明ができたところで、アセンションを正しく伝えることには繋がらないでしょう。
したがって、それを聞いた人がアセンションに対して、望ましい関心や姿勢を持つようになるとは考えられません。
アセンションのことを知らせたいと思うなら、「アセンションを知っている? 何ならインターネットで調べてみたら」という程度でいいでしょう。
もし私のホームページを紹介してくださるなら、「どこでもいいから、1ページ程度読んでみて」という具合です。
また、インターネットをやっていない人には、例えば下記の中から、その方の感性や関心に合いそうなものを1つ選んで、せいぜい全部でA4サイズ2ページ程度プリントして渡してあげれば十分でしょう。
1.「アセンション時局」の最近のページ
2.「Q&A」の最近のページ
3.(混迷の星から)「アセンションへの道」
4.(時代の分水嶺から)「地球の魂が語る―これからの地球」
5.(アセンション・オンゴーイングから)「旅立ちの時」
そして、これらについて特別の関心を示さない方は、(少なくとも現時点では)このルートに縁がない方です。
人それぞれの経路とタイミングがあります。
今がそのタイミングである人は、(論理的頭脳でなく)魂が感知します。
フォトン・ベルトは、地球の通常の計測器を超えた波動域にあるので、一般の天体観測のやり方ではキャッチできません。
既に特別の計測器が開発されて、探知されている可能性もありますが、もしそうであっても、それが公式に発表されることはないでしょう。
ちなみに、NASA(アメリカ航空宇宙局)は、フォトン・ベルトの存在を懸命に否定していますが、その動機は何でしょうか。
普通は、「神」や「霊魂」のように、その存否を説明できないなら黙っているはずですが---。
なお、「科学的」という言葉を、不用意に使わない方がいいと思います。
例えば、ギザの大ピラミッドは、探査や研究が進むにつれて、現代社会のすべての資金と技術を投入しても建設できない可能性が高いことが明らかになってきていますが、その建造方法についての「科学的な」説明は、コロの上に巨石を載せて、長大なスロープを、大勢の人夫たちがロープで引いて運び上げた、ということになるのでしょう。
(Q)父親とウマが合いません。
昔から私の父は、母に対して嫌がらせをしてきました。そして、よく出社拒否をして家族を困らせました。
貧乏させられたこともあります。
10年位前からは、母だけでなく、私や妹にまでも嫌がらせをするようになってきました。
母はもう離婚するとまで言ってましたが、6年前、とうとうガンで逝ってしまいました。
母がいなくなってからは、妹や私に対して困らせるようなことをするようになりました。
それが嫌になって、妹は2年前独り暮らしを始めました。
今では私が一人で父に対処しています。いずれは私も父を離れて家を出ようと考えています。
しかし父はそれを言うと荒れ狂います。
確かに長男は親の面倒を見る義務があるのでしょう。しかしこれでは私のほうがダウンしそうです。
それでもやはり自分を犠牲にしてまで、父の面倒を最後まで見るべきなんでしょうか・・・?
そして父のようなタイプの人は、これから先アセンションが近づくにつれ、どのようになっていくのでしょうか?
(A)アセンションについて基本的なことを、まず知っておいてください。
アセンションとの関わり方は、(そもそもその認識があるかどうかも含めて)人によって千差万別です。
そしてアセンションに関して現時点で、個人として何かが確定しているまたは保証されている人は、ほとんど皆無に近いといっていいでしょう。
また、無為に過ごしていても時が来れば「アセンション」が何かを与えてくれる、ということはありません。
この間に、地球の波動上昇や人類全体としての意識の変容、あるいは地球外からの支援や介入の影響を受けて、知らず知らず変わっていくという部分はあります(支援と介入は紙一重ですが、今のところ、人類の依頼心に「火をつけない」形の大規模な支援や介入を想像することはできません)。
これに加えて、多かれ少なかれ誰でも、肉体的な変容も進行します。その変容が、意識の変容を励起し、肉体と意識との(変容の)相互作用が進行するという部分もあります。
しかし、誰にとっても、後に何のカルマも残さず現在の肉体を持って地球と共にアセンドする「完全アセンション」を達成することは、容易な道のりではないと知っておいた方がいいでしょう。
大きく見れば、人それぞれの選択によって、(その実現を意図しながら)それぞれの道を進んでいくことになります。
それを、どの程度真剣にやるかということも選択です。
そして、自分が選択した結果を、自分で「摘み取る」ことになります。「自分の現実を自分が創る」わけです。
別の見方をすれば、今回のアセンションの過程で、または地球のアセンションの結果として、自分が達成したこと相応のものを自分が受け取ります。
一般的な話ですが、先祖から受け継いだ遺伝要素の構成によって、本来的にアセンションがたいへん困難な方がいます。
そのような方は、概してスピリチュアルな探求には関心がなく、そういう方向を選択しないようです。
これは良し悪しの問題ではなく、むしろ各人が選択した結果が実現することが、宇宙の摂理として「正しい」のです。
ただ、過渡期で起こる現象に対して、最も混乱するのがこういう方ですから、周りの者が状況に応じたサポートを心掛けることも大切になってきます。
そこで、あなたのケースですが、お父さんと一緒に暮らすことが、お互いにとってあまりプラスになっていない感じがします。
「面倒を見る」にしても様々な形があります。
同居することが唯一の姿ではないでしょう。
お互いに自立することによって、今の状態を改善することができると思います。
例えば、お父さんの再婚でさえ、あり得ないことではないでしょう。
また、年齢やからだの状態によっては、介護保険を含めて、様々な支援システムを利用できるはずです。
地元の自治体の窓口で相談することをお勧めします。
同時に、あなた自身が自立するために、何か生活の手段を見つける必要があるでしょう。
その場合、仕事にしても暮らし方にしても、自分の好みや既成観念にとらわれずに柔軟な姿勢で臨むようにすれば、比較的短期間で実現できると思います。
(Q)「時間の進みが速くなっている」《このページの(04/01)》にあるように、私も時間の進み方の速さを、ここ2、3年くらい感じていますが、気になったのは「空間の歪み」です。
これはガラスに映っているものでも言えるのでしょうか?
といいますのも、九州の実家で2週間強ゆっくりと過ごし(堤や山が目の前にある田舎)、ニューヨークのアパートに戻ってきて、(夜、ブラインドを下ろさない状態で)窓に映る自分や部屋の姿が以前と違っているので、アレ?と思ったのです。
単に、外の気温が極寒であることが原因で、「空間の歪み」とは無縁であると思うのですが、気になりました。
窓は薄いガラスの二重窓のような構造のようです。ですので以前から乱視の見え方のように、すこしズレがある二重の映り方にはなっていました。
しかし、同じ形のままちょっとズレて重なった映り方だったのですが、今はそのズレも大きく、しかも映っている部屋の状態がわん曲しているのです。
ドアや額縁が以前のような四角や長方形ではなく、砂時計のような絞られた形とでも言いますか、歪んでいるのです。
実家からアパートに戻ったその日に、夜になって窓を見て最初に感じた違和感でした。
「アレ?窓に映るドアとか押し入れとか、こんなに曲がって映っていたかな?」と思ったのです(その時は空間の歪みのことは知らず)。
極寒の気温のせいか私の記憶違いかだろう(昔の映り方を忘れた)とは思っていたのですが……。
私はタイミングを見つけて瞑想するくらいで、皆さんのように食事やその他の心がけ、田舎に住居を移す、といったことまで到達していないので、そんな私が歪みなどを発見できるはずもないと思うのですが……。
(A)その現象は、今のところ、あなたの特殊な感覚または能力に依存する、その場所(あなたの部屋、あなたのアパートまたはニューヨーク)に特有の現象だろうと思います。
あなたがしばらく帰省していた、九州の田舎の場の波動との違いが際立っていたので、「見える(感知できる)」ようになったのでしょう。
闇がなければ光が見えないように、比較対照する両者の違いが大きいほど、明白に見えるようになるものです(したがって、ニューヨークの歪みに慣れてくるにつれて、再び見え方が「正常に」なるかもしれません)。
いろんな角度から、それを検証することをお勧めします。
例えば次のように。
1.日によって、時間によって見え方に違いがあるでしょうか。
例えば天候(気圧や気温)の違い、薄暮時や深夜など時間帯の違い。また日没時から暗くなるまで、連続的に眺めてみるのもいいでしょう。さらに、部屋の状態(空調や室温の違い)による影響はあるでしょうか。
2.あなたの気分など、からだや精神の状態で違いがあるでしょうか。
3.あなたの知人や友人に来てもらって、あなたの見え方との違いを比べてみてどうでしょうか。
4.(もし可能なら)同じアパートの、類似の間取りの部屋で、あなたが見たとき、あなたの部屋との違いがあるでしょうか。
5.ニューヨークの公共施設、レストラン、ホテルまたは友人の部屋などでの見え方はどうでしょうか。階高による違いはあるでしょうか。
6.ニューヨークの郊外または田舎の州などへ行った時、レストランやホテルなどでの見え方はどうでしょうか。
一般論として、空間の歪みについてニューヨークは東京以上でしょう。
それが歪みとして認識されないのは、今のところ、「こうであるはずだ」「こうでなければならない」という集合意識が現実を支えているからです。
私たちが、依って立つ強固な土台と考えている今の現実は、実際には、地球と人類の意識によって支えられている(波動でできた)トコロテンのような軟弱な構造物です。僅かの力でブレが起こり、温度が上がれば溶けてしまいます。
いま、底流としての大きい動きは、アセンションの進展に伴なう、地球の波動上昇と人類の集合意識の変容です。
いずれ、それが「臨界」に達して、これまでの現実の「融解」が始まり、未体験の新たな現実が出現する時が来るでしょう。
そのとき混乱しないために、できるだけ多くの人が、それは好ましい方向への進化の一部だという認識を持つ必要があります。
(Q)しばらくすれば消えると思いたいのですが、ここ数日、厄介な思いにとらわれてしまい参っています。
偶然の(必然の?)なりゆきで、3人の方と私の計4人で小旅行しました。
3人に対して初対面にもかかわらず、妙に懐かしさを感じました。3人共ものすごいエネルギーでした。
その日は、いろいろと不思議な事がありました。
その中の1人に私は触りたくなり、腕をすりすりしたりしていましたが、その人が嫌がっても追いかけて触っていました(私にしたら、親愛の情を込めた冗談のつもりでしたが・・・)。
最後にその人が私に、「あなたの中のしつこい人がこわい」と言いました。
その言葉をずーっと考えていたら、何かへびっぽいものを連想してしまい、ひーっと怖くなりました。
その後2,3日たって、夢を見ました。
駅のような場所で、大勢の人が並んでいて、その人々を係員のような人が選別しているのです。
私の番の時、「あんたは爬虫類星人」と言ったのです!(特に差別される事はなかったのですが)
以来、その言葉が気になってしまい、瞑想してもそういう者を通しているような気になって、おちおち瞑想もしていられません。
単に気にし過ぎでしょうか、それとも私は「爬虫類星人」なんでしょうか?
もしそうだとしても、中には善良な「爬虫類星人」もいますよね?(と思いたい)
(A)夢の中には、自分が持っている思念(こだわりや焦点を当てている事柄)が創るものがあります。したがって、夢の中味を鵜呑みにしないことが大切です。
あなたの夢の場合、「爬虫類(星)人」という言葉を、いつあなたが拾い上げたかが1つのポイントになります(例えば、「ガイア・アセンション」シリーズの中にも、デーヴィッド・アイクの著書『大いなる秘密』の関連でその言葉があります)。
あなたは既にそれを知っていて、「しつこい」=「ヘビ」=「爬虫類(人)」という連想によって、夢が創られたかもしれません。
確かなことは、あなたは真正の「爬虫類人」ではないということです。
いわゆる爬虫類人(レプティリアン)が、数万年前にアルファ・ケンタウリ(ケンタウルス座α星)からやって来て、遺伝子実験を含めて地球人との交雑を繰り返したということはあります。
彼らは、その交雑実験が成功すれば、滅びかけている母星を捨てて地球を新たな拠点にしたかったようですが、生まれてきた「子孫」の寿命が期待に反する結果となったので、やがて地球を去っています。
しかし、この出来事によって地球人は、多かれ少なかれレプティリアンのDNAと気質を受け継ぐことになったのです(グレイやアヌンナキ[プレアデス]そしてアヌが創った奴隷族などに関しても同じことが言えます)。
そして、人類の長い歴史の中で、人類自身の中での広範な「交雑」の結果、現代人は「単一種族」になっています。
けれども、各個人が受け継いでいる遺伝要素の比率では、人種によりまた個人により広範なバリエーションがあり、それが性格形成にも影響していて無視できる差異ではありませんが、それを追求することに大きい意義があるとは思えません。
あなたとしては、自分のことで気になる部分があるとすれば、それが消えて望ましいものが身につくことを意図しながら、前向きに生きていけばいいと思います。
(Q1)最近変な現象を感じましたので報告致します。
2004年1月になってから、時間の進みが速くなったのに気づきました。僅か数日が何週間にも感じました。
始めは仕事が忙しいせいと思っていましたが、そうではない事に気づきました。
また、空間の歪みが1月から見える様になりました。実際には光の歪みが見えるのですが、科学的にどうという説明は出来ません。私自身霊感があるのでそういうのが見えるのかと思っていますが...。
特に歪みが大きいのは東京地区の様です。
それと、最近都会の波動に合わなくて困っています。霊的に見ても都会は雑音が多いのに、更に追い打ちで空間の波動に合わない。仕方なく意識的に地球の波動に合わせています。
やはりフォトン・ベルトの影響が出始めていると思われます。私はこれらを感じるまで疑心暗鬼でしたが、間違いないと思います。
(A1)この1、2年、あなたのように「時間の進みが速くなった」と感じる方が、たいへん増えてきています。
人によって表現の仕方は様々ですが、例えば、「あっという間に1週間が過ぎ、またたく間に1ヶ月が終わる」という感じです。
これは実際に起こっていることで、時間というものを、地球の公転周期(太陽年)や国際原子時計の秒の刻みによって規定される不動のものだという「論理的思考」にとらわれない人なら、誰でも感じるはずのものです。
【参考】アセンション・オンゴーイング[第5回]「アセンションの新展開」《時間の圧縮とその効果》
また、「東京で空間の歪みが大きい」と感じることも、地球の「身になって」みれば理解できます。
土壌が地球の皮膚です。人間と同じように皮膚呼吸があります。
皮膚の広大な部分を、コンクリートやアスファルトで塞がれ、加えて重量建築物によって圧迫される状態を考えてみてください。
それが空間(波動)の歪みになっているはずです。
人類の多くは、それを文明の進化の帰結だと考えているようですが、見方を変えれば巨大な「文明の負の遺産」です。
地球の立場としては、何とかして、その状態(野放図な集中)を改善したいと考えずにはいられないでしょう。
(Q2)上の記述に「皮膚呼吸」と有りますが、人間は皮膚呼吸はしていないらしいです。
私も、テレビのある特集を見るまでは、人間が皮膚呼吸をしているものだと思っていましたが・・・。
小松様が一般的な意味合いで、人間が皮膚呼吸している(所謂、皮膚からの排泄など)と言われて、使われているのかもしれませんが。
(A2)ご指摘ありがとうございます。
皮膚呼吸というのは、からだの恒常性維持機能(ホメオスタシス)のことを、わかりやすく言っています。
具体的には、分泌・排泄機能(汗[尿素・塩素]、臭い成分、皮脂など)、体温調節機能(2〜5百万ある小汗腺[エクリン腺]からの水分の分泌)、表皮のターンオーバー(最後は剥離、脱落してアカになる)などです。
狭い意味の皮膚呼吸も、肺呼吸の約180分の1あり、広範のやけどをした時などに問題が出ると言われています。
人体の最大の臓器である皮膚の機能としては、この他に、知覚機能、保護機能、防御機能(抗体産生、メラニンによる紫外線防御、電位形成による液体の浸透防御)、ビタミンD形成機能などもあります。
(Q)小松さんのHPを読んでとても感動しました。私の探していたことが、見つかって嬉しく思っています。
いろんなことを教えて頂いて、ありがとうございます。
ところで、ガイア・アセンション3(アセンション・オンゴーイング11)の「何を食べればいいのだろう(私の選択)」を読みました。
(報道によると)発ガン性が指摘されている「アクリルアミド」が、ほうじ茶にも含まれているとのことですが、どこら辺に含まれているのでしょうか?
私は、朝は緑茶を飲み、昼食後、夕食後にほうじ茶を飲んでいました。「アクリルアミド」がほうじ茶にも含まれているとすればそれに替わるカフェインのないお茶は何が安全でしょうか?
(A)報道されているアクリルアミドの含有量で発ガンに至るには、通常飲む何倍もの量を継続的に飲む「必要」があるようです。
アクリルアミドは、炭水化物を含む原料を高温で処理した場合に生成することがあるので、そうした素材を家庭で調理する場合についても同じことが言えます。
そこで安全策としては、フライなど高温で処理する食品を、なるべく敬遠する方がいいでしょう。アクリルアミドだけでなく、時間経過による油の変質の問題もあります。
私の場合、自宅でフライや天ぷらを調理することはありません(脂肪は、主に魚介類や卵そして乳製品から摂ります)。排煙や廃油の処理の問題もありますが。
また、ほうじ茶に限らず、加工食品は、製造方法(メーカー)によって微量成分の含有量に大幅な違いがあります。したがって、銘柄を固定せず、時々変えてみるなどの工夫も良いでしょう。
嗜好飲料については、私の場合、朝昼は紅茶・コーヒー・緑茶などを飲みますが、夜は甜茶や麦茶にしています。これは、カフェインを避けることが主な目的です。
一般論として、調味料も含めて、すべての食べ物を素材から調理することは現実的でないし、素材そのものにしても、生産過程まで遡って調べることは不可能に近いでしょう。
したがって、経済性や労力など一定の枠の中で工夫しながら、総合的なバランスを追求するようにすることが大切だと思います。
その上で、実際に食べる段階では、からだにいいと思って感謝して食べることが基本です。
(Q)私は子供のころから、UFOが恐ろしいくせに、時々UFOを目撃します。
去年は3度目撃し、そのうち2度は、飛行機を膨らませたような形の、一見飛行機と間違うようUFOで、かなり低空に浮かんでいました。(飛んでいなくて、止まっていました。)
過去に見たものは、もっと上空にいて、小さなものでしたが、残りの1度も、夜でしたが、赤い十円玉大の丸いもので、やはり低空をすごい速さで飛んで消えました。
なにしろ怖がりなので、全然うれしくはないのですが、不思議とネガティブな波動ではないようです。
もし、ご存知の情報がありましたら、教えていただけますでしょうか?
UFOを見る人は世の中にいくらでもいるのでしょうが、どうもUFO関連のサイトは私にはご縁がないようです。
(A)今のところ、ポジティブな宇宙の同盟は、地上の人類の可視域に大々的に姿を現すタイミングを得ていないようです。
したがって、宇宙の同胞たちの乗り物を一般の人が目撃するケースは、かなり限定されていると考えた方がいいでしょう。
「UFO目撃」は、特定の人が普通の人の可視域を超えた領域で「見た」ケース、何か別のものを見間違えたケース、または現実と幻想を混同しているケースが多いようです。
しかし中には、「彼ら」との間に、何かの縁がある場合もあります。
例えば、特別の約束によって地球に転生してきているが、本人がまだその使命に気付いていないために、それに気付かせようとして「見せて」いるケースです。
この場合は、同じタイプの乗り物を、繰り返して見る(見せられる)ことがあるでしょう。同時に、何か強い印象を受けるはずです。
一般に、宇宙への関心などによって、空をよく見る人は、あなたと同程度の「物語」を持っていることは珍しくありません。
お話の内容から判断すると、あまり特別なことと考えない方がいいと思います。
(Q)最近妙な神秘的体験をして、いま悩んでます。
宇宙と神の次元に自分が行った気がして、一緒にいた人がジーザスに見えたんです。
でもその人はまだよくわからない人で、多分ただの人間なんですけど、出会って間もないのにこの人と結婚するとかすごい感じて、これから信じていいものか悩んでます。
まだで会ったばかりなので、会う機会を重ねれば人格もわかると思いますが。
多分神の次元は、今この世界に同時に存在していて、波動を変えれば神の世界にたどり着けるのでしょうか。そう思ったんですが。
この人フランス人で、めがねとって結わえた髪をはずしたら、ほんとジーザスそっくり。
でもなんかせっかちで、うそがうまいんだけど、でも世界情勢とかをやたら熱く語ってきてて、またすごくいろんな分野に詳しくて・・・小松さんと同じことも言ってました、アメリカがよくないようなこと。
今回の戦争は日本が金を出した、とか、日本が経済がいいのはアメリカの言いなりだからだとか、アメリカの大企業の頭脳はインドとかパキスタンからアメリカが賢い人をピックアップしたとか。
あとは日本ののりはモロッコ産だとか言ってましたけど・・・。
日本の大企業も実はアメリカが動かしているとか、言ってました。
(A)イエス・キリストは、我々と同じ人間です。
つまり、みんな「神」の分神です。
いわゆる神様に祭り上げたのは、俗界の人間の仕業です。
彼が、高度に進化した魂であったことは事実ですが。
一般に、夢の中などの神秘的な体験で会った相手を、(自分のイメージにある)神様になぞらえることはよくあります。
あなたのケースも、この事例の1つだと思います。
イエスの(生前の)本当の姿は、どこにも残っていないわけですね。
また、その相手が話した内容から判断しても、イエスである可能性はほとんどありません。
とはいっても、その体験をネガティブなものと考える必要はありません。
「夢の現実」での貴重な体験の1つと考えればいいでしょう。
(魂のレベルで)あなたに縁のある方である可能性もあります。
もし何度か「再現」するようなら、だんだん実像がわかってくるかもしれません。
あなたから積極的に問い掛けてみてください。
そして、そのとき自分が受ける感覚(印象)を大切にしてください。
(Q)地球温暖化のことを、アセンションが近づいているからで温暖化ガスのせいではないように書いておられますが、地球温暖化の問題が人々に地球環境に配慮した生き方をするように求めていています。
温暖化ガスだけのせいかはわかりませんが、主要因であると思いますしそれが人類の覚醒を促すのならば、その理解でいいのではないでしょうか。
(A)いわゆる温室効果は、地球温暖化のいわば副要因で、地球のアセンションの進展がトレンドの主軸です。
いま地球に生きるものにとって、これを認識することが何よりも大切で、この認識から「自然に則した生き方」が生まれてくる展開が望ましいのです。
温暖化防止への取り組みが生まれてきたことは、近代文明の歴史では画期的なことです。
しかし、現在の温暖化の速度が温室効果だけでは説明できないことに狼狽しながらも、条約から実質的に脱退したり、排出権取引などの姑息な手段に逃げ道を見付けようとする動きが見られます。
「覚醒」どころか、「強者の論理」に引きずられて、空中分解に近いのではないでしょうか。
事の全貌をきちんと認識しないかぎり、世界全体として(経済成長を至高とする)文明の転換に取り組もうとするところまでは、なかなか行かないでしょう。
(Q)私は現在情報系の大学の学生で、コンピュータ・サイエンスを(私のアセンションを1番とすれば)第2の関心事としております。
しかし、今後2007年以降、小松様の情報では、地球では電気が通わなくなり、磁気的エネルギーへの転換を迫られるとあるものですから、これは正直、 ショックでありました(とはいえ、その時が来るまで、その勉強は続けるつもりです)。
ここで質問なのですが、アセンション以後、人類の主要エネルギーが磁気的な物に移行した以後は、いわゆる「コンピューティング」と呼ばれる物は続くのでしょうか?
非常に便利で強力な物ですから(何より、今やあらゆる研究で欠かせないツールです)、ハードウェアの動作原理を電子的な物から磁気的な物へと変えて、 この人類の文明の利器が継続して使えるといいなと考えております。
また、もしそうなるとしたら、新時代の「コンピューティング」は現在と比べてどのような変化があるでしょうか? 量子コンピュータのような究極的な進化ですか?
今まで私が学んだ現代コンピューティングの知識は、継続して使えるのでしょうか…。
また、2007年以降の電気が使えなくなる・不安定になる現象は、具体的にはまずどういう部分から始まると小松様は推測されますでしょうか。
電子機器の不具合からですか? 電力供給の相次ぐ不良ですか? 電動機械類がパワー不足になって使えなくなる事からですか? それとも、これらが同時に少しずつ始まるのでしょうか…。
細かしい事ばかり質問してすみませんが、アセンションに向けて、「いよいよ(現実的・目に見える変化レベルが)来たか」と気付けるための基準としたいのです。
(A)アセンション後の地球へ持ち込むのは、基本的に自分のからだ(遺伝要素)と「知恵」だけです。
具体的な知識や技術を持ち込むことは考えなくていいでしょう。
情報のやりとりはテレパーシーがベースになるでしょうから、現在の延長でものを考えることは、あまり意味のあることではありません。
また基盤技術は、現在の地球のように真っ先に殺戮手段(武器)への応用研究に血道を上げるということなくなれば、宇宙ですでに実証されたものが広範に技術移転され、それを地球向けにリファインしていく作業が当面のテーマになるでしょう。
しかし、コンピュータ・サイエンスを、いま学ぶことは無駄ではありません。
この地球の3次元世界は、自然科学、社会科学また人文科学のどの分野でも、学びのための教材に満ち溢れた特別の領域です。
電気問題の影響でコンピュータが不調になれば、それすらも格好の研究対象になるでしょう。そして、それを掘り下げているうちに「知恵」が身に付くでしょう。
要は、テーマが何であっても、それは本質ではないということです。
電気の問題の現れ方については、下記を参考にしてください。
Q&A'03f(03/10)「電気問題」への対応
[参考:同(03/10)「電気の問題」を心配する前に]
(Q)時々小松様のHPを拝見していますドイツM市に住むAと申します。数年前にも一度メールを差し上げました。
わたしの知り合いが主催する宇宙の勉強会で、毎週『知識の本』という本の読み合わせをしています。
内容がとても深いので、ご紹介したいと思います。
全文は600ページに亘るとても厚い本です。
http://www.dkb-mevlana.org.tr/index.html
もしよろしければ、小松さまからの感想を頂きたく思います。
(A)お尋ねの件、そのホームページの“THE KNOWLEDGE BOOK”のセクションに抜粋してある各ページが、主宰者が最も読んで欲しい部分だろうと思うので、そこを主体に眺めてみました。
普通は、ハイレベルの「通信」というものは、達意の文で語られているものですが、こちらは、その正反対のようですね。
確かに、言葉はたくさん並んでいます。まさに美辞麗句のオンパレードという感じです。
例えば、[NEW]という表示がある2ページ、“IT IS A NOTICE TO THE ENTIRE WORLD PLANET(9-12-2003)”と“IT
IS CLEAR INFORMATION TO THE WORLD PLAN :FORMATION-LIFE-REINCARNATION(6-7-2002)”です。
そこには、“the Divine Justice Mechanism”、“the Universal Program”、“the Accelerated
Evolution Program”、“Universal Operational Ordinance”、“the Universal Focal
Points” 等々の「荘厳な」言葉が出てきます。
ところが、まともに意味が伝わる個所が、ほとんどないのです。
あなたがおっしゃる「内容がとても深い」は、「さっぱりわからない」という意味だと理解しました。
“THE KNOWLEDGE BOOK”の全体は、様々なルートからの「通信」の「ごちゃまぜ」という感じで、その中には、ほぼ意味が理解できる比較的マトモな部分がないわけではありません(したがって、トルコ語から英語への訳文の問題はありません)。
しかしそれらが、「1光年は9兆4608億キロメートルだから、我々があなた方に語りかけている焦点は、10億33万8千光年の距離にある(dpage017)」とか「アトランティスは20億年前の水中文明(Page437)」などという話と「同居」しているわけです。
本の(写真にある)重厚な装丁と美辞麗句、これに加えて「この本は、各読者がそれぞれの光意識に応じて存在している、次元の扉を開く秘密の鍵である」とか、「伝道スタッフに値する者は、その者の本質の指令によって本能的に、《知識の本》の全磁場によって確立された焦点に心が傾く」などと言われると、「この本を勉強して皆に広めると、きっといいことがある」と思う人が出てくるでしょう。
けれども、あなたが私の感想を求めてきたのは、心のどこかに、「こんなことを続けていていいのかしら」という思いがあったからではないでしょうか。
結局すべては、(これからも)あなたの選択であり学びです。
上記の私の感想を、あなたがこれまで吸収してきたことに照らして、あなた自身で判断することをお勧めします。
ご参考までに、一般的にチャネリング情報について注意するべきこととして、次があります。
チャネリングとは、(テレビやラジオのチューナーのように)宇宙空間を流れてくる(普通の音声ではない)有意の波動(つまり情報)を、ある種の素質を持つ人の意識がキャッチすることです。
その多くは宇宙の非物質存在が発したもので、特定のチャネラーに向けられたものと、チャネラーがたまたま拾い上げるものとがあります。
それぞれの波動には、最高次元から低次元まで、無限に近い階梯があります。
チャネラーがアクセスすることができる最大の階梯は、「チューナーの性能」つまりその時点のチャネラーの(波動の)レベルによって決まります。
そこで問題は、大部分のチャネラーは、単に情報を受け取ることができただけで有頂天になってしまい、その瞬間から識別力がどこかへ行ってしまうことです。
その結果、「識別のフィルター」をかけていない情報を、何の迷いもなく、右から左へ流してしまうことが多々あります。ほとんどの場合、高次元からの「ありがたいお告げ」だと単純に信じて---。
そして世間には、こうしたものを求める人が、五万といるのです。
しかし実際には、高次元からの情報を受けることができる資質と、情報の意義をきちんと識別できる能力を、共に兼ね備えたチャネラーは例外的にしかいないのが実情です。
識別力のないチャネラーは、本人が気付かないまま、利用されている可能性があります。
いま地球の現実を正視すれば、大局が「ヤミ」によって支配され操作されているという状況があり、断末魔の悪あがきのように、ますますエスカレートする傾向すらあることは否定できません。
このなかで、「ヤミも何も、すべて区別しないで、愛によって抱擁するのがいい。そうすれば、いつか、平和な世界が実現する」と説くことほど、「ヤミ」にとって都合がいいことはありません。
もし、これを文字通り信じれば、人々は現実を直視することをやめ、「ヤミ」を識別し「ヤミ」と決別して、この世界を転換させようとする努力をやめてしまうでしょう。
その延長として例えば、米英のイラク侵攻前の、あの世界的な反戦の盛り上がりは起こらなかったでしょう。その結果、米英軍はもっと荒っぽい作戦を敢行し、はるかに多数のイラク市民の犠牲者が出て、歴史の帰趨も少なからず違ったものになっていたでしょう。
残念ながら私たちの世界の現実は、「甘言」によって包むことができるほど簡単な構造にはなっていません。
現実をきちんと認識した上で、世界を変えていく筋道を構想し、その実現を意図することが本筋です。
(Q)お忙しいところ、お返事いただき有難うございました。
そして、わたしの気持ちを私以上によく理解してくださることに、思わず笑ってしまいました。
小松さまのおっしゃるとおり、「わけのわからない」内容なのです。
それでも、わたしの気持ちの中にそれに惹かれるものがあるというのは、そこから学ぶことがあるということだと感じています。
チャネリングについてのコメントも参考にさせていただきたいと思います。
きっと小松さまのことですから、私がその読み合わせ会でチャネリング状態になることがあることをお見通しなのだと思いますが、とても私にとってはプラスになるものが身体を抜けていく感じがしています。
私自身は、頭で考えるよりも、感じることを大切にしているので、自分の感性を信じつつ、でも真実を見極める目をくもらさないようにしていきたいと思います。
(A)“THE KNOWLEDGE BOOK”の中に、31箇条にわたって本の宣伝文句を書き連ねた部分があります(Page796)。
この一事だけでも、全体のシステムの「怪しさ」を自ら暴露しているといえるでしょう。
もし中味が本物なら、1行の宣伝も要らないはずです。
なぜなら、中味が持つ光そのものが、何にも勝る宣伝材料だからです。
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