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【岐阜】医師運転のドクターカー待機 県立多治見病院で年末年始2008年12月25日 多治見市の県立多治見病院は二十七−一月五日の年末年始、医師が運転して直接現場に向かうドクターカーを市消防本部に待機させ、救急の通報で迅速に対応できる態勢をとる。 三十一−一月二日は、間渕則文・救命救急センター長、そのほかの日は山田富雄医師が市消防本部に待機する。これまでは救急車に同乗する態勢だったが、医師の処置が必要でない場合も出動してしまい、重症患者の通報が重なった場合に対応ができない懸念があった。 今回はドクターカーが基準に従って出動するため、医師がより重篤な患者の元へ駆けつけることができる。市全域と可児市の南部、重症度によっては中津川市までや愛知県瀬戸市をカバーする。 同病院によると、年末年始は、もちをのどに詰まらせる患者や脳血管疾患で倒れる患者が増えるため、素早い対処が必要になる。間渕、山田両医師は「ドクターカーは年中無休。安心して年を越せるまちを目指します」と意気込みを語った。 (志村彰太)
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