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刺殺された少年の遺作 キングギドラが作品化へ

鈴木健太さんが残した歌の作品化に意欲を示す「キングギドラ」のリーダー、Kダブ シャインこと各務貢太
鈴木健太さんが残した歌の作品化に意欲を示す「キングギドラ」のリーダー、Kダブ シャインこと各務貢太
Photo By 共同

 千葉市で2007年、少年に刺殺された高校3年鈴木健太さん=当時(17)=が犯罪撲滅を願って作った遺作のラップソングを、健太さんがあこがれていたヒップホップグループ「キングギドラ」のリーダー、Kダブ シャインこと各務貢太が作品化する考えを持っていることが24日、分かった。

 各務は共同通信の取材に「協力してくれる人を見つけ、良い形で表に出せるようにしたい」と意欲を示し、健太さんの家族も「多くの人に聴いてほしい。ぜひお願いしたい」と歓迎している。

 健太さんの歌を聴いた各務は「粗削りだが、プロになれる才能と感受性がある。生きていればもっと上達しただろうし、いろいろなメッセージを発信できたと思う」と残念がり、「未来への不安から『自分も立ち上がろう』と作詞したのだろう。ヒップホップは本来、こういう少年たちの受け皿としてあるべきだ。暴力でものごとを解決するなと伝えたい」と語った。

 各務は02年に、他のミュージシャンとともに児童虐待防止をテーマにしたチャリティーCDを制作するなど、社会派で知られている。

[ 2008年12月24日 21:00 ]

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