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動じない…川嶋に元王者の貫禄

 調印式を終え、ポーズをとる川嶋(左)とミハレス=東京都内のホテル

 挑戦者・川嶋(大橋)が“王者”の風格で王座返り咲きを目指す。2日、東京・水道橋の東京ドームホテルでボクシングダブル世界戦・WBC世界Sフライ級タイトルマッチ12回戦(1月3日、有明コロシアム)の調印式、計量が行われ、川嶋が王者陣営から執ようなまでのクレームをつけられた。計量では、リミットぴったりにもかかわらずクレームをつけられ全裸で体重計に乗る屈辱を受けた。必死に神経戦を仕掛けてくる王者陣営に対し、川嶋は軽く一しゅう。堂々の振る舞いで元世界王者の貫録を見せた。なお計量はタイトル戦出場4選手すべてがパスした。

 王者陣営がまず最初にケチをつけたのがグローブだった。調印式の席で日本製8オンスグローブが王者に手渡されると、ナチョ・ウイサルマネジャーがいきなり抗議。事前に日本製グローブの使用を承認済みのはずだったが、メキシコ製への変更を主張した。関係者を交えて約10分間の話し合いの末、ようやく日本製の使用で落ち着いた。

 先制攻撃を仕掛けた王者陣営はすかさず計量でもクレームをつけた。52・1キロのリミットいっぱいで体重計に乗った川嶋に対し、わずかにオーバーしていると抗議。ウイサムマネジャーの執ようなまでのクレームに川嶋が折れ、パンツを脱いで全裸となった。プロキャリア37戦目にして初めての屈辱だった。

 一連のクレームに対して川嶋は「うるさかったですね」と思わず苦笑いして続けた。「あれで熱くなったら相手の思うつぼ。僕は熱くなったら力んでしまうから。いかに冷静に戦うかが問題。力を抜いたパンチで倒したい」。ゴング前に王者をのみ込んだ32歳のベテランが、新春の有明で王座に返り咲く。


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