今年の交通事故死者数が23日で5000人となったことが警察庁の調べで分かった。昨年同日に比べ591人少なく、日付別の統計が残っている70年以降で最も遅いペース。年間でも54年ぶりに5000人台にとどまった07年の5743人を下回る5100人台になる見込み。8年連続減少となることがほぼ確実な情勢で、過去最悪だった70年の1万6765人から3分の1以下となる。都道府県別で死者数が最も多いのは愛知県の262人で、以下▽埼玉県224人▽北海道222人▽東京都210人▽千葉県210人--の順。【河嶋浩司】
毎日新聞 2008年12月24日 東京夕刊