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対日貿易赤字、300億ドル超に

 関税庁は21日、韓国の対日貿易赤字が年初から今年11月までで308億5900万ドルとなり、前年同期(274億1300万ドル)に比べ12.6%増加したと発表した。対日貿易赤字が300億ドルを超えたのは初めて。

 同期間の輸入は571億6300万ドルで、輸出は263億400万ドルの2.2倍に達した。この結果、12月の統計が完全に含まれない段階で赤字幅は昨年の299億ドルを超えた。

 情報技術(IT)、船舶、精密機器の各分野で日本の技術に対する慢性的な依存構造が存在する中、円の対ウォン相場が同期間に100円=840ウォンから同1453ウォンへと73%も上昇した結果、貿易赤字が大きく拡大した。

 米国、中国に対する貿易黒字(それぞれ70億ドル、142億ドル)を差し引いても赤字を埋められない状況だ。

 上期の原油高騰の影響で、中東に対する貿易赤字も初めて700億ドルを超えた。1-11月の対中東貿易赤字は前年(421億4600万ドル)を70%以上上回る717億6800万ドルに達した。

 1-11月の貿易収支は全体で136億6300万ドルの赤字だった。

金正薫(キム・ジョンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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