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現代・起亜自、「非常事態」を宣言

 韓国1位で世界5位の自動車メーカーである現代・起亜自動車が、「非常事態」を宣言した。現代・起亜自は22日、操業時間の短縮と管理職の給与凍結などを柱とする対策を発表した。

 これは今年、同社の販売実績が予想の480万台を60万台も下回る420万台にまで落ち込む見込みとなった上に、海外向けの在庫が106万台にも達するなど、非常に困難な状況に直面しているからだ。今回海外向けの在庫まで公開したのは、現在の困難な状況がどれほどのレベルにあるかを訴えるためとみられる。在庫の106万台は通常の3.9カ月分だ。

 現代・起亜自はまず、操業時間の短縮や混類生産(一つの組立てラインで複数種の車を作ること)などを導入する。この結果、現代自の牙山工場では今週から昼夜それぞれ4時間の生産体制に転換する。また混類生産を推進し、管理職の給与も凍結する。さらに今年の昇進は最小限に抑える方針だ。

 現代・起亜自の関係者は、「非常事態を全工場に徹底させ、困難を克服するのにすべての社員と役員に協力してもらう。困難な経営環境の中でも世界市場で引き続き優位な立場を維持できるよう、力を集中させていきたい」と述べた。

 現代自動車は1970年代の石油ショックと97年末のアジア通貨危機などでは、最後の手段として大量の人員削減と事業のリストラを行っている。

キム・ヒョンジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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