山形県の知事が「景気や雇用の対策に500億円規模の対策を実施する」と発言したというニュースを見かけました。細かく見ると、ちょうど山形県は知事選挙が近いらしくて今の知事が「自分が再選されたら」ということで発表したようなので、選挙目当てという感じがしないこともありませんが。
とはいえ、500億円という規模の金額がひとつの県丸々の景気対策や雇用対策になるほどの巨大な金額だということにはなるのだと思います。それで思い出されてしまうのは岩手県庁のお役人どもが岩手県競馬組合だけを救うために300億円もの巨額を出した、しかも回収の見込みなどありそうもないのに外聞だけ取り繕うために融資のふりをするという姑息なやり方で金を渡したということです。
今の経済危機はたしかに急に起こりましたから予測は難しかったと思いますが、そういうときのためにこそ岩手県庁の貯金にあたる基金というものがあったはずなのに、それをごっそり吐き出して岩手競馬という狭い業界と関係者を救済するのに使ってしまった岩手県知事の達増や岩手県庁の幹部お役人の判断のまずさ、予想のへたくそさ、その後病院問題や雇用問題が起こっても300億円には一言も触れない説明責任の無さはもっと攻撃されてもいいのではないでしょうか。
お役人が自分で弁解する可能性は限りなくゼロに近いので、年末に近づき「今年を振り返って」というような連載記事を始めているマスコミ各社にはぜひとも岩手県庁のお金の話をするときは必ず競馬の300億円を絡めて批判してもらえるといいと思うのですが。 |
県議会議員は我々県民の代表です。
あなたが好んで言うスポンサーの代表です。
県庁の幹部が勝手に決めたのではないですからね。
参考までに、競馬融資の時は達増知事じゃなく増田知事です。
正確なご指摘をいただきありがとうございます。なるべく正確に書けるようにがんばりますが、行き届かないことがあると思うのでお許しください。
Unknownさんへのレスのコピーです。
「自身が書かれた文章は、訂正しない」
美辞麗句含めていろいろ書いていますが、早い話そういうことですよね?
悪い癖でしょうか?
過去ログを見れば一目瞭然ですが、自分に都合の悪いことを指摘されると「はぐらかそう・その場しのぎの言葉で場をおさめよう」としたレスが頻繁に見られます。
どこかのお役人が頻繁に用いる「本質からかけ離れた受け答え」とかぶるんです。
お役人を批判している人間が、お役人と同じ言葉遣いをしている。滑稽に思えました。
話を変えますが、「三鉄」の記事のレスに書かれている件。
コメント欄を通じて他の閲覧者に「意見を聞いたり募ったりすることは止めてほしい」ですって?
脱力しました。そもそも、コメントが欲しいからコメント欄をオープンにしてるんでしょ?
ブログは、不特定多数の人たちが閲覧しています。
気に入らないコメントが入るのが嫌。
それなら、閲覧対象を「仲間内のみ」にすべきです。
できますよね? ブログの設定を変更するだけでいいんですから。
そもそも、コメント欄はなぜオープンにしているんですか?
基本に戻って考えましょう。以上です。
P.S この記事の最後の三行は全く同感です。岩手競馬への多額の融資は「冗談じゃない!」の一言に尽きるからです。