資料室


唯物論研究協会 編集

『思想と現代』 白石書店刊 総目次

vol. 1  vol. 2  vol. 3  vol. 4  vol. 5  vol. 6  vol. 7  vol. 8  vol. 9  vol.10 

vol.11  vol.12  vol.13  vol.14  vol.15  vol.16  vol.17  vol.18  vol.19  vol.20 

vol.21  vol.22  vol.23  vol.24  vol.25  vol.26  vol.27  vol.28  vol.29  vol.30 

vol.31  vol.32  vol.33  vol.34  vol.35  vol.36  vol.37 



創刊号 1985年5月20日

特集  人間の解体?
《創刊記念座談会》
思想と現代 斉藤 茂男
本多 勝一
芝田 進午
人間の「解体」の危機とその克服 中易 一郎
人間の見えない文化 佐藤 和夫
現在の風景 中河 豊
文化時評
映像文化の世界 島田 豊
研究ノート
人間・社会・生物 ― ウィルソン『生物社会学』をめぐって 鈴木 茂
ニュー・カレント
歴史のなかの諸マルクス主義 大津 真作

性とヒューマニズムの勝利にむけて ― 真下信一先生を追悼する 吉田 千秋

戦後四十年と「日本文化」論の消長 河村 望
哲学の戦後精神 ― 真下信一論 ― 鈴木 正

書評
吉田 傑俊 著 『戦後思想論』 渋谷 治美
村瀬 裕也 著 『戴震の哲学 ― 唯物論と道徳的価値』 岩崎 允胤
吉野 正治 著 『あたらしいゆたかさ  ― 現代生活様式の転換』 角田 修一
第2号のお知らせ
編集後記


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第2号 1985年7月31日

特集 戦後四〇年と知識人
戦後"啓蒙主義"の危機と再生の問題 吉田 傑俊
大衆社会論を越えて ― 知識人と大衆の弁証法 ― 矢澤 修次郎
社会問題の領域とコモン・センス論 ― 戦後における古在由重氏の仕事 ― 小川 晴久
<ポスト・モダン>と唯物論 浦地 実
《座談会》 戦後思想と<ポスト・モダン> 小茂田 宏
新原 道信
桃井 健
村田 常一
浦地 実

ぶっく・えんど
「欲望」の現在 古茂田 宏
研究ノート
ナショナリズム再考 ― 福沢諭吉と大川周明 ― 湯川 和夫
ニュー・カレント
<権威主義的ポピュリズム>をめぐって 加藤 哲郎

書評
仲本 章夫 著 『理性の復権』 海林 誠爾
新時代工房製作 『喫茶店のソクラテス』 中村 行秀

第3号(次号)からの誌名変更について
編集後記


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第3号 1985年10月5日

特集 問題としての理性
デカルトと近代理性 河野 勝彦
フランス啓蒙思想における理性と感性 永治 日出雄
カント、ヘーゲルと近代的理性 太田 直道
啓蒙的理性の可能性、もしくはコミュニケイション合理性 赤井 正二
チョムスキーの「合理主義」 下川 浩
レヴィ=ストロースの超知性主義 渋谷 治美
近代日本における理性の態様 山田 洸
真下信一における理性 福田 静夫
《対談》 理性では古いのては? 伸本 章夫
松井 正樹

ぶっく・えんど
「性」を読む 市川 達人
文化時評
スポーツと遊び 中村 行秀
研究ノート
レーニンのフィヒテ評価について 奥谷 浩一
書評
浜野 登 著 『意識とはなにか ― フロイト−ユング批判』 種村 完司
鯵坂 真 著 『現代思想の潮流』 高田 求
佐伯 胖 著 『「わかる」ということの意味』 竹内 章郎

投稿 創刊記念座談会「思想と現代」を読んで 牧野 広義

誌名の問題について
編集後記


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第4号 1986年2月28日

特集 民衆と文化のへゲモニー
《対談》 政治と笑い 井上 ひさし
島田 豊
生活と文化 真田 是
現代文化と民衆 吉田 千秋
「平凡であること」の価値 ― 赤川次郎と日本型大衆文化の成熟 ― 中西 新太郎
文学の制度と近代化の過程 ペーター・ビユルガー
照井 日出喜 訳

研究ノート
レベルと科学 川口 啓明
文化時評
プロセスにかかわらない生活様式 中村 行秀
書評
トーピッチュ 著
生松 敬三 訳
『イデオロギーと科学の間 ― 社会哲学(上)』 横田 栄一

戦後思想の一つの遺産 ― 務台理作の哲学をめぐって ― 古田 光
三木・戸坂をおもう ― 獄死四〇年を記念して ― 鈴木 正
「新岩波講座・哲学」の論調と現代における哲学の任務 堆井 敏正

"注文生産の思想"を排す・再編 芝田 進午


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第5号 1986年5月15日

特集 現代科学と人間の変貌
《座談会》 自然・科学・人間 柴谷 篤弘
北村 実
藤井 陽一郎
科学と人間についての考案 高田 求
核兵器廃絶の課題と科学者の責任 増田 善信
価値とエントロビー ― 「資源物理学」批判 ― 舘野 淳
技術とイデオロギー 山本 剛
現代科学と実在論の行方 ― 強い実在論か弱い実在論か ― 武田 一博

文化時評
食を考える ― 食事・食餌・飾餌 ― 中村 行秀
二ュー・カレント
エスニシティと日本社会 吉崎 祥司

書評
舟橋 喜恵 著 『ヒュームと人間の科学』 新村 聡


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第6号 1986年7月31日

特集 教育の現在
ああ、PTA 浅野 富美枝
中学校現場の多忙化と管理強化 塩貝 光生
体罰容認意識批判 神田 光啓
自主性教育勝利の中でのいじめ 久田 健吉
予備校の現場から 佐藤 進
手しごと・労働・技術教育 依田 有弘

教育における平等と能力の問題をめぐって 吉崎 祥司
国民のための大学教育 ― 現代青年の思想史的位相にふれて ― 堀 孝彦
第三世界の教育運動と思想 ― パウロ・フレイレの識字教育をめぐって ― 柿沼 秀堆

<座談会>
「臨教審」をめぐる思想の問題 田中 喜実子
道家 達将
山科 三郎

ニュー・カレント
イギリスにおける文化・芸術研究の理論をめぐって 吉田 正岳
研究ノート
三段階論と科学革命論 梅林 誠爾

戦後啓蒙思想の論理と真理 ― 丸山真男の思想をめぐって ― 小池 直人

書評
山本 広太郎 著 『差異とマルクス』 真田 哲也
横田 栄一 著 『市民的公共性の理念』 豊泉 周治


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第7号 1986年10月25日

特集 やわらかい保守主義、かたい保守主義戦
<座談会>
保守精神をみつめる 山田 宗睦
古田 光
吉田 傑俊
銘木 正
日本の保守思想の系譜 河村 望
「日本的なもの」への視角 岩崎 信彦
新保守主義の二つの顔 古茂田 宏
現代日本イデオロギー論 岩井 忠熊
科学論における相対主義をどのように批判すべきなのか 尾田 弘

文化時評
最近のソ連映画雑感 岩尾 龍太郎

和辻哲郎ノート 太田 哲男

ブック・エンド
体罰,教師懲戒の解明 加藤 恒男
書評
小田 実 著 『われわれの哲学』 野村 博史
歴史学研究会 編 『天皇と天皇制を考える』 桃井 健
高畠 通敏 著 『地方の王国』 江上 由美

こだま
編集後記


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第8号 1987年2月28日

大特集 性 ― 欲望と制度
《対談》 男と女の性的状況 中山 千夏 VS.
佐藤 和夫
エッセー <性・快楽・唯物論>
「快楽」のうさんくささ,および,哀れなオナンのこと 秋間 実
性 ― 支配から承認へ 石川 伊織
どの世代もいい性を 小松 みゆき
セックスのためのセックス 細川 真佐人
性について語れと悩まされて 松井 正樹
『万葉集』の性と現代 義江 明子
架空おしゃべり3♀対1♂「選ぶ」 米原 万里

<男たちへのラブレター> ― シェン・テとシュイ・タのはざまで ― 谷川 道子
アメリカの「夢」 ― 雑婚と性 荒 このみ
性をめぐる法と道徳と自己決定権 星野 澄子
性の政治学 ― T・イリーチのバナキュラー・ジェンダー論 ― 杉田 聡
フロイトにおける性 ― 夢分析を通してみる小児性欲動の存在 ― 坂野 登

文化時評
1+1=1(『ノスタルジア』考) 岩尾 龍太郎
ぷっく・えんど
子ども・発達・教育を見直す 池谷 壽夫

現代における共同生活の欲求について ― 「いじめ」から「やさしさ」へ ― 幸津 国生

書評
東京唯物論研究会 編 『戦後思想の再検討』 「人間と文化篇」「政治と社会篇」 吉田 千秋
岩崎 允胤
鯵坂 真 編著
『西洋哲学史概説』 中河 豊


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第9号 1987年5月31日

特集 いのち に ふれる ― バイオエシックスの周辺
《対談》 バイオエシックス ― 全体的な人間科学への問題提起 中川 米造
福田 静夫
<バイオエシックスの現在>
文学から考える 及川 和男
生命の尊重からその人の可能性への挑戦に 川島 みどり
日本式生命倫理 鈴木 利廣
重い障害をもつ子どもたちのこと 高谷 清
いすからの声 宮川 照子

生命と倫理 ― 人間とその生の尊厳および民主主義的共同性の観点から ― 岩崎 允胤
死の定義をめぐる哲学と倫理 森岡 正博
ビオスの中のソキエタス 竹内 章郎
生命と人間の倫理的課題 川口 啓明
「生物災害」予防の課題 ― 予研の研究者各位への公開質問状 ― 芝田 進午

粟田賢三君をしのぶ 古在 由重
粟田賢三先生を悼む 芝田 進午

<文化時評>
<ゾーン>を歩み抜いたおじさんたち ― 『ストーカー』考 ― 岩尾 龍太郎
<読書ノート>
『文明論之概略』覚え書 ― 「『文明論之概略』を読む」を読んで ― ゆかわ やすお
<もう一つの思想家像>
山本宣治の生涯と学問論,知識人論 佐々木 敏二

<書評>
高島 善哉 著 『時代に挑む社会科学』 川上 英雄
平野 喜一郎 著 『現代思想と経済学』 志田 昇
河野 勝彦 著 『デカルトと近代理性』 石川 光一

こだま
編集後記


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第10号 1987年7月20日

特集 揺らぎのなかのメディア  ― 連帯と分断・管理の狭間で
<対談> メディアを哲学する 稲葉 三千男
矢澤 修次郎
メディア・情報・人間 尾関 周二
情報化社会におけるコミュニケーション主体の変容 伊藤 守
中井 正一の「電送される言葉」 浅野 富美技
イギリスにおけるメディア論の展開 佐藤 毅

ニュー・カレント
オーストラリアの実在論者たち 武田 一博
ぶっく・えんど
「コミュニケーション論」の現在 庄司 信
もう一つの思想家像
宮沢賢治と唯物論 高田 求
書評
岩佐 茂
尾関 周二
島崎 隆    著
高田 純
種村 完司
『哲学のリアリティ カント・ヘーゲル・マルクス』 神尾 孝
岩淵 慶一 著 『初期マルクスの批判哲学』 渡辺 憲正

「女性の時代」に問われているもの 中野 麻美

こだま
編集後記


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第11号 1987年9月25日

特集 <公>と<私>の変容 ― 新たな結節点を求めて ―
<対談> "公私" 関係と主体の形成 宮本 憲一
吉田 千秋
公共性の現実的基礎と社会の共同資産 ― 現代における「公」と「私」をめぐって ― 池上 惇
欲望のモラル ― <私> について ― 津田 雅夫
近代日本思想史上における公と私 山田 洸
「私生活」の世界,「私」の生活世界 豊泉 周治
遮断としての市民的公共性 横田 栄一

文化時評
ミクロコスモスヘの祈り (『サクリファイス』雑感) 岩尾 龍太郎
二ュー・カレント
ニューサイエンスとその周辺 稲生 勝
読書ノート
ニーチェ的ユートピアの夢 ― ドゥルーズーガタリ 『アンチ・オイディプス』論 河野 勝彦
もう一つの思想家像
鎌田柳泓 ― 哲学と心理学との間 ― 村瀬 裕也
書評
高取 憲一郎 著 『心理学のルネサンス』 中川 作一
上利 博規
志田 昇   著
吉田 正岳
『美学理論の展望』 小森 陽一
石井 伸夫 著 『社会意識の構造』 高田 純
大沼 正則 著 『科学史を考える』 慈道 裕治

マルクスにおける労働と人間 ― 「自由の国」の理解をめぐって ― 有尾 善繁

こだま
編集後記


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第12号 1987年12月25日

特集 アジアのなかの日本
<鼎談>
アジアのなかの日本を考える 小谷 汪之
吉田 傑俊
石井 伸男
遠いアジア ― 内的検証の試み ― 小菅 奎申
今、日本が真に目を開くべき相手は ― 自立のための新国際主義宣言 ― 小川 晴久
「脱亜論」と「南海先生」 ― 『三酔人経論問答』一〇〇年に寄せて ― 土方 和雄
日中十五年戦争と戦争責任 君島 和彦
解放の神学の視点から見たアジアの中の日本 山田 経三
「国際化」時代の外国人労働者 前田 博厚
エッセー わたしとアジア
香港で落ちた「ウロコ」 有田 芳生
日本の勤労者はどんな顔をしてアジアの人々と付合うことになるのか 荒又 重雄
南インドで感じたこと ― アジアにおける文化の問題 ― 田中 収
過去を変えることはできない 向江 強

文化時評
霧が晴れる日 ― 恐慌論ブームを読む ― 志田 昇
海外論文翻訳
ヘーゲルヘのマルクスの負債 ジャック・ドント
石川 光一 訳
もう一つの思想家像
和辻哲郎研究の回顧 ― 自己反省をこめて 小牧 治
書評
清 真人 著 『言葉さえ見つけることができれば』 赤井 正二
芝田 進午 著 『核時代T』『核時代U』 秋間 実
前号批評
特集「<公>と<私>の変容」を評す 石川 達人


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第13号 1988年5月15日

特集 宗教の覚醒 ― 現在の宗教ブームをどうみるか
<座談会>
宗教ブームをどう読むか? 信楽 峻麿
飯峯 明
鯵坂 真
司会/河野 勝彦
新興宗教と現代の宗教意識 田平 暢志
気枯れ社会の霊術宗教 ― 宗教的実感主義の台頭とその背景 ― 西山 茂
現実に対する宗教の積極的関与の教義的可能性について 亀山 純生
キリスト教に将来はあるか ― 戦争責任の告白と平和責任の実行 ― 橋本 左内
宗教の科学的研究の課題について 山口 和孝

文化時評
霧が晴れる日 (2) ― 階級の見える大衆社会の誕生 ― 志田 昇
読書ノート
現代を読み解くトレーニング ― 藤田 勇 編 『権威主義的秩序と国家』 ― 佐藤 春吉
もう一つの思想家像
大杉栄私記 清 真人

ベンヤミンと貧しさの経験 吉村 正岳

書評
鈴木 正 著 『思想史の横顔』 石井 伸男
アーレント 著
ベイナー 編
『カント政治哲学の講義』 森下 直貴
有井 行夫 著 『マルクスの社会システム理論』 角田 修一
前号批評
特集「アジアのなかの日本」を読む 新浪 惇介

こだま
編集後記


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第14号 1988年7月10日

特集 人間と自然の共生
<座談会>
人間と自然の共生をめざして 芝田 進午
本谷 勲
廣井 敏男
自然と人間の自然 ― その近代的概念についての一考察 ― 椎名 重明
自然尊厳公理からエコトピアヘ 入江 重吉
エコロジー危機としての共同性の疎外 杉田 聡
人間・その未来の選択 林 智
原子力発電について 中島 篤之助

文化時評
霧が晴れる日(3) ― 「新人類」と「イギリス労働者階級」 ― 志田 昇

最澄とその思想 岩崎 允胤

海外論文翻訳
ベトナムにおける哲学研究 ファム・ニュー・クオン
藤井 正 訳
書評
渓内 謙 著 『現代社会主義を考える』 竹森 正孝
吉田 傑俊 編著 『現代日本の思想』 福山 隆夫
グールド 著 『個体発生と系統発生』 稲生 勝
もう一つの思想家像
森有正と感性の問題 ― 意志と思想へのセンス ― 伊藤 宏一
前号批評
宗教・ブームを斬る 碓井 敏正

編集後記


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第15号 1988年9月25日

特集 天皇制を問い直す
<座談会>
かなんことはかなんと言おう 寿岳 章子
中村 行秀
司会 吉田 千秋
天皇制イデオロギーと日本文化論 鯵坂 真
現代天皇制の形成 ― 吉田茂の天皇論を素材にして ― 渡辺 治
「国際国家」論と天皇制イデオロギー 山口 正之
天皇制 ― わたしの視点
天皇と憲法 猪飼 隆明
和辻哲郎と津田左右吉の天皇制論 太田 哲男
アイヌ民族と天皇制 小川 隆吉
旧天皇制イデオロギーの解体過程 功刀 俊洋
精神の深いところでのつくりかえを土台に 鈴木 秀一
君主制の日本的形態 ― 加藤周一の場合 鈴木 正史
象徴天皇制と思想の節操 高田 求
イギリス君主制と天皇制 玉井 茂
血の純化による絶対化 ― 祭政統合と天皇権 難波 喜造
被爆者にとっての天皇 舟橋 喜恵
天皇制と日本文化論 ― 西田哲学をめぐって 古田 光
文化時評
霧の中の現代天皇制 ― 皇室イメージの記号論 ― 志田 昇
書評
石井・清・後藤・小茂田 著 『モダニズムとポストモダニズム』 河原 甑
ゼレニー 著
島崎・早坂 監訳
『弁証法の現代的位相』 牧野 広義
前号批評
人間と自然の共生を読んで 田中 一

『思想と現代』総目次 (創刊号〜第14号)

唯物論研究協会(全国唯研)第11回(1988年度)総会・研究大会のお知らせ

編集後記


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第16号 1988年12月25日

特集 フランス革命二〇〇年  ― その光と影
<座談会>
フランス革命二〇〇年 ― その光と影 江口 朴郎
湯川 和夫
司会・古茂田 宏
マルクスのフランス革命論によせて 渡辺 憲正
大革命下の啓蒙思想 ― 『両インド史』のレーナル師の場合 ― 大津 真作
進歩についての断章 ― アジアの近代化をめぐって ― 小林 武
ノート/現代平等論にとってのフランス革命 安藤 悠
ぶっく・えんど
フランス革命を知るために 今野 佳代子
* 人間および市民の諸権利の宣言(原典対訳)

生涯をかけた天皇制イデオロギー復活阻止の闘い ― 宗教学者佐木秋夫氏を偲ぶ ― 山口 和孝

市民社会での諸個人の現実的生活過程 宮田 和保

文化時評
世紀末考 太田 直通
<もう一つの思想家像>
龍馬の論理 ― 主体的実務家像 ― 重本 直利
<書評>
加藤 哲郎 著 『ジャパメリカの時代に』 河村 望
ポワイエ 著 
山田 鋭夫 ほか訳
『世紀末資本主義』 中島 康予
芝田 進午 編 『生命を守る方法』 佐野 正博
ビーダーマン 著
尼寺 義弘 訳
『フォイエルバッハ』 亀山 純生
<前号批評>
天皇主義ムードの高まりに抗して 種村 完司

声明・天皇主義キャンペーン中止を要求する

編集後記


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第17号 1989年3月25日

特集 いま、大学とは 学問とは
<座談会>
いま、大学とは 学問とは 小原 秀雄
浜林 正夫
司会・矢澤 修次郎
現代日本社会と大学・学問論 ― 保守派の学問論をめぐって ― 矢澤 修次郎
アカデミズムとジャーナリズム ― その本質と可能性 ― 唯井 敏正
知の構築への出航 川口 啓明
現代における教養とはなにか 松井 正樹
学問と政治 ― 権力との関係を中心として ― 北村 実
社会主義戦略と知識人の役割 ― ラクラウの民主主義論によせて ― 石井 潔

シリーズ 現代科学からの人間像
自然科学の人間像 ― 霊長類生態学の立場から ― 水原 洋城
文化時評
ドン・キホーテ症候群 太田 直道
もう一つの思想家像
寺田寅彦の科学思想 藤井 陽一郎
ぶっく・えんど
いまどきのフェミニズム ― 上野千鶴子の大冒険 ― 細谷 真
書評
池谷・後藤 他著 『競争の教育から共同の教育へ』 山科 三郎
島崎 隆 著 『対話の哲学』 横田 栄一
加茂 利男 著 『都市の政治学』 古城 利明
佐藤・伊坂・竹内 著 『生命の倫理を問う』 島田 豊
前号批評
現代とフランス革命 ― 視角の交錯 ― 石川 光一

「質問と対話のコーナー」設定のお知らせ

編集後記


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第18号 1989年6月25日

特集 現代社会と「西欧マルクス主義」
<座談会>
現在の民衆と知識人 佐藤 和夫
島田 豊
司会・吉田 傑俊
物象化概念と現代社会 ― ルカーチとフランクフルト学派 ― 福山 隆夫
自然の追憶としての美的経験 ― アドルノにおけるルカーチの物象化論批判と経験的主観の擁護 ― 上利 博規
「時代の診断」とそれへの応答 ― ハーパーマスとオッフェ ― 庄司 信
唯物論を讃えて ― マルクスの正嫡としてのアルチュセール ― 鈴木 裕
イギリス労働者文化論少考 中西 新太郎

ぶっく・えんど
「西欧マルクス主義」の系譜 吉田 正岳
海外論文翻訳
実践的唯物論の科学的含意を論ず 易 傑雄
卞 崇道
志田 昇 訳

存在の論理と対話の精神 ― 覚え書・江口朴郎教授の学風について ― ゆかわ・やすお

<もう一つの思想家像>
花田清輝と近代の超克 石井 伸男
<文化時評>
バロック音楽に思う 太田 直道
<書評>
岩佐 茂 著 『人間の生と唯物史観』 池谷 壽夫
平山 知子 著 『現代離婚事情』 伊藤 宏一
福吉 勝男 著 『自由の要求と実践哲学』 長島 隆
前号批評
国民のアカデミズム構築への真摯な模索 両角 英郎

「質問と対話のコーナー」設定のお知らせ
編集後記


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第19号 1989年9月25日

特集 象徴天皇制の現在を問う
<座談会>
生活史のなかの天皇制と思想の課題 網野 善彦
古田 光
司会・河野 勝彦
象徴天皇制の思想的意義 古田 光
世界システムのなかの象徴天皇制 加藤 哲郎
天皇制批判の主体形成と民主主義 吉崎 祥司
象徴天皇制と女性 ― 私観・天皇制 ― 鈴木 しづ子
天皇観の思想構造 田平 暢志
象徴天皇制とわたし
天皇制に関連して 田中 一
朝鮮人にとっての天皇制 許 萬元
天皇制研究と私 犬丸 義一
象徴と統合への疑念 細野 武男
象徴の含意 鈴木 正

シリーズ 現代科学からの人間像
コンピュータ科学における人間観 野口 宏
<文化時評>
山の断想 太田 直道
<書評>
竹村 英輔 著 『現代史におけるグラムシ』 鈴木 富久
成定・佐野・塚原 編著 『制度としての科学』 梅林 誠爾
芝田 進午 著 『人生と思想』 市川 佳宏
竹内 芳郎 著 『ポスト=モダンと天皇教の現在』 亀山 純生
竹中 恵美子 著 『戦後女子労働史論』 荒又 重雄
<前号批評>
「西欧マルクス主義」の紹介と検討 奥谷 浩一

唯物論研究協会(全国唯研)第12回(1989年度)総会・研究大会のお知らせ
「質問と対話のコーナー」設定のお知らせ

編集後記


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第20号 1989年12月30日

特集 <文明批判> としての家族・子ども・老人
<座談会>
<文明批判> としての家族・子ども・老人 山田 太一
浅野 富美枝
司会・津田 雅夫
批判の原点としての「親密圏」 佐藤 和夫
現代文明と家族コミュニケーション 広瀬 龍夫
人生,老境,そして死 ― 高齢者問題と哲学 ― 仲本 章夫
性別役割分業意識を超えた家庭を 村越 洋子
現代の子どもの「受苦」から新たな共同へ ― 「登校拒否」問題から見えてくるもの ― 中山 一樹

ぶっく・えんど
「人間らしく生きる」ことと現代社会 武田 一博
<シリーズ 現代科学からの人間像>
分子生物学・生命・人間 宗川 吉汪
<文化時評>
科学・SF・「SF宗教小説」 高田 求
もう一つの思想家像
「腰を沈める」思想家 中井正一 吉田 千秋
書評
浅野 富美枝 著 『女性論の森へ ― 女性・家族・民主主義 ― 』 杉田 聡
亀山 純生 著 『人間と価値』 渋谷 治美
岩崎
フィードラー
ベーニッシュ 編
『弁証法と現代』 有尾 善繁
岩崎 允胤 編 『文化の現在』 伊藤 宏一
尾関 周二 著 『言語的コミュニケーションと労働の弁証法 ― 現代社会と人間理解のために ― 』 河野 勝彦
<読書ノート>
アラン・ブルーム 『アメリカン・マインドの終焉』 清 真人
<前号批評>
君主制論議私注 ― 思想と "ecriture" との間柄 鈴木 正史

『思想と現代』総目次(創刊号〜第19号)

編集後記


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第21号 1990年3月30日

特集 <コミュニケーション>を哲学する
往復書簡による対話 <コミュニケーション>を通じて現代を語る 島崎 隆
尾関 周二
特集論文 コミュニケーション論と哲学的伝統 高田 純
ハーバーマスの理論形成過程におけるコミュニケーション論の位置 佐藤 春吉
意味の限界 ― コミュニケーション論的独我論をめぐって 古茂田 宏
象徴交換と日本的コミュニケーション 岩崎 信彦
障害児・コミュニケーション・教育 森 博俊

運動の中の思想(新連載) 働き過ぎとジャパン・モデル ― 日立武蔵残業拒否解雇事件にかかわって 後藤 道夫
トポス(新連載) 東欧社会主義諸国における危機の構造 ― 政治経済改革の現局面からの考察 平子 友長
ぶっく・えんど ペレストロイカの思想を読む 竹森 正孝
文化時評 世界史に激動ありて…… 高田 求
現代科学からの人間像 「社会生物学」における「人間」の問題 稲生 勝
書評
吉田 傑俊 著 『現代思想論』 唯井 敏正
刊行委員会編 『加藤正著作集第一巻』 石井 伸男
井上 向美 著 『言語論理教育入門 ― 国語科における思考 ― 』 鶴見 勉
M・クーリー 著 『人間復興のテクノロジー』 広井 敏男

一般研究論文(投稿) ポストモダンの認識論批判 渡部 正元
読書ノート 「豊かさ」をめぐる経済学と哲学との対話 豊泉 周治
前号批評 理論と自己一身上の問題、または、公と私 ― <文明批判>としての家族・こども・老人について 竹内 章郎

編集後記


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第22号 1990年7月20日

特集 フェミニズムと唯物論
<対談>  フェミニズムとマテリアリズム 上野 千鶴子
古茂田 宏
特集論文 フェミニズムと哲学 細谷 実
エコロジー=フェミニズムと近代の超剋 杉田 聡
システム論で解く女性抑圧 織田 元子
妻・母・娘 ― そして女性 古代ギリシャにおける女性観についてのノート 大島 保彦
フォイエルバッハの唯物論と女性原理 亀山 純生
ぶっく・えんど <フェミニズム>を読む 浅野 富美子
現代科学からの人間像 神経生物学からの人間・意識観 渡植 貞一郎
文化時評 生物学・日本語文法・図書館児童室 高田 求
運動の中の思想 「大学サバイバル」と大学の自治、教授会の自治 ― 中京女子大学不当解雇撤回闘争に関わって 加藤 恒男
一般研究論文
(投稿)
「地球環境問題」の把握のために ― 環境と農林業をめぐる諸問題より 高山 進
トポス 「紀子」ブームあるいは「象徴と権力」について 石井 潔
「外国人労働者」問題の思想的・文化的意味 伊藤 宏一

追悼・古在由重先生 秋間 実
名古屋大学時代の古在先生 ― 古在先生を偲ぶ ― 福田 静夫

書評
中村 行秀 著 『哲学入門 生活のなかのフィロソフィー』 松井 正樹
小原 秀雄 著 『教育は人間をつくれるか』 高取 憲一郎
渡辺 憲正 著 『近代批判とマルクス』 岩淵 慶一
唯物論研究協会編 『象徴天皇制 ― その思想的考察』 福田 静夫
小川 晴久 著 『三浦梅園の世界』 吉田 傑俊
西田 周作 著 『自然弁証法と生物科学・生物技術』 渋沢 栄
山科 三郎 著 『21世紀を生きる日本人とは』 中西 新太郎

前号批評 哲学的コミュニケイション論の論点 ― 激動のさなかで 赤井 正二

編集後記


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第23号 1990年9月30日

大特集 社会主義の危機と哲学 ― 崩壊と再生 ―
インタビュー 社会主義の危機と哲学 田口 富久治
矢澤 修次郎
特集論文 民主主義の再生と哲学 島田 豊
生産力と生産関係 ― 唯物史観の公式の盲点 平子 友長
東欧革命とマルクス主義 中野 徹三
歴史の根源への感性と視座 ― 東欧革命と西欧マルクス主義 吉田 正岳
社会主義倫理は蘇生できるか 種村 完司
「実践的無神論」について 津田 雅夫
エッセイ 「社会主義の危機」から考える
人間の自立・分権・社会の総合性とその調整を中心に 池上 惇
知識人と政治 石井 伸男
科学的社会主義とその哲学のために 岩崎 允胤
目的としての人間 岩淵 慶一
社会主義の危機の哲学的諸相 加藤 哲郎
社会主義とはどんな社会か 河村 望
文化・文明ストックの引照基準 後藤 道夫
「一人でいる」ことと社会主義 佐藤 和夫
スターリン主義の克服と哲学の課題 佐藤 春吉
予研移転反対運動の渦中で考える 芝田 進午
制御可能性について 関 曠野
党派性と不条理 ― 研究者の社会的責任に関説して 藤井 一行
トポス ハイテク企業に生きる天皇主義団体 ― 大嘗祭を前にして 志田 昇
問い直される東ドイツのスポーツ 関 春南

書評
加藤 哲郎 著 『東欧革命と社会主義 』 吉田 千秋
渡辺 治 著 『「豊かな社会」日本の構造 』 木下 武男
佐藤 和夫 他著 『ベルリン一九八九 』 干場 薫
新世紀伴走舎制作 『拘泥講座 』 伊勢 俊彦

運動の中の思想 自動車と道徳の問題 ― 雑誌『くるま社会を考える』を出し続けて 一つの中間報告 杉田 聡
文化時評 翻訳という文化 高田 求
前号批評 フェミニズムをマルクシズムはどう受け取めるのか> 福山 隆夫

唯物論研究協会(全国唯研)第十三回(一九九○年度)総会・研究大会のお知らせ

編集後記


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第24号 1991年1月20日

特集 環境の未来 ― オルタナティヴを求めて ―
座談会 環境の未来 ― 生態学と哲学の対話 本谷 勲
秋間 実
(司会)河野 勝彦
特集論文 マルクス・エンゲルスにおける「環境」問題 福田 静夫
高度消費社会のエコロジズム 市原 あかね
「自然との共生」における自然イメージとエコロジー的主体の問題 市川 達人
社会主義国と地球環境破壊 ― 東欧諸国を中心に 和田 武
小特集 古在由重 ― 人と思想
「この人を見よ」 ― 古在先生回想 古田 光
古在由重と祖国愛の問題 鈴木 正
<自由に思考すること>と唯物論 ― 古在哲学の一特質 伊藤 宏一
ニューカレント 「東独」の哲学者たちはいま何を考えているのか 島崎 隆
現代科学からの人間像 共生と自己組織性 細野 太樹
一般研究論文 「コミュニケーション欲求」をめぐって 太田 信二
  戦闘的唯物論者大久保忠利先生の死を悼む 下川 浩
トポス 夫婦別姓を考える 中野 麻美

書評
河村 望 著 『資本論における社会と人間 』 中西 新太郎
森 宏一 著 『ロシア思想史 』 仲本 章夫
水田 珠枝 著 『男性VS女性 ― 歴史に残る名言集 』 浅野 富美枝
倉塚 平 著 『ユートピアと性 』 佐藤 和夫

読書ノート 日本の特殊性は資本主義原理の過剰貫徹によるものか? ― 『「豊かな社会」日本の構造』にふれて 田中 敬一
前号批評 東欧の革命と哲学の課題 米永 政彦

編集後記


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第25号 1991年4月5日

特集国家の微積分 ― 中東・バルト・EC
座談会 <国家・民族・個人>再考…新たな共同を目指して… 加藤 哲郎
小谷 汪之
津田 雅夫(司会)
特集論文 国家・民族・個人 そして共同性へ 吉崎 祥司
日本変革への思想的契機 ― 世界史的転換期における国家・民族・個人 尹 健次
覇権、国連、民族、個人 ― 中東危機が教えたもの 大西 広
統合ヨーロッパの内なる「島」と「群島」 ― イタリア・サルデーニャの移民が選択した共同への回路 新原 道信
特別論文 世界史像の再構成へむけて 浜林 正夫
運動の中の思想 予研の新宿移転反対運動の思想的意義 芝田 進午
トポス 子どもの権利の守り手は? 子どもの権利に関する条約の訴え 長野 芳明
現代科学からの人間像 心理学からの人間像 ― 実験心理学からのアプローチ 坂野 登

書評
待たれていた書物 ―
岩崎・鯵坂 編
『現代哲学概論 』 稲葉 守
吉田 傑俊 著 『現代民主主義の思想 』 平田 一郎
佐藤 和夫 著 『くらしのなかの民主主義 』 水野 邦彦
上野 千鶴子 著 『家父長制と資本制 』 浅野 富美枝

一般研究論文 技術としてのヒューマニズム ― 三木清に関する覚え書き 小池 直人
読書ノート ファリアス『ハイデッガーとナチズム』を読む 藤谷 秀
前号批評 環境問題が提起する理論的諸問題をめぐって 佐野 正博

編集後記


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第26号 1991年7月10日

特集<教養>の黄昏 ― 大学が、かわる
座談会 教養の黄昏? ― 大学教育の内と外 寺ア 昌男
鹿野 政直
林 淳一
中西 新太郎(司会)
特集論文 現代の教養と人間・自然観 ― <教養>の哲学史的回顧にふれつつ 尾関 周二
日常からの思索 ― 「考現学」から「生活学」へ 中河 豊
一般教育における自然科学 小森田 精子
教養のオルタナティヴ ― 知の主体化の運動形態 清 眞人
特別論文 二○世紀社会主義の歴史的位相 ― 最近のソ連における理論状況の一端についての覚書 竹森 正孝
研究ノート セクシュアリティにおける女性の主体性形成の歴史 早川 紀代
トポス メガ事業の危機と展望 明石 博行
一般研究論文 社会主義と生産力 ― 史的唯物論の問題性 篠原 三郎
現代科学からの人間像 環境社会学からの人間像 ― 環境被害における不平等 戸田 清

書評
服部 健二 著 『歴史における自然の論理 』 津田 雅夫
タリス 著 『アンチ・ソシュール 』 武田 一博
レーヴィット 著 『ナチズムと私の生活 』 高田 求
有江 大介 著 『労働と正義 』 池田 成一

前号批評 国家を越える理論的苦闘 吉田 千秋

編集後記


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第27号 1991年10月7日

特集  <社会主義>の水脈 ― 18世紀から21世紀へ
対談 社会主義思想の現在とその可能性 ダグラス・ラミス
後藤 道夫
特集論文 これからの社会主義 佐藤 和夫
フランスにおける社会主義思想の成立 関 曠野
アメリカ社会主義の社会学 矢澤 修次郎
市場原理と社会主義 ― 社会主義の新しい可能性を求めて 碓井 敏正
矛盾と生きる ― プルードンの社会主義 斉藤 悦則
理念としての社会主義の重層構造 ― 良知力論ノート 上野 卓郎
運動の中の思想 長良川河口堰問題 ― 閉鎖的行政体質と研究者の署名運動 高山 進
研究ノート 家父長制はどのような意味において独立変数なのかハイジ・ハートマンと上野千鶴子を読む。 細谷 実
ニュー・カレント 「新しい社会運動」と社会科学および哲学の展開 ハンス=オットー・レーサー
岩手大学現代思想研究グループ訳

書評
カルブスィツキー 著 『反映論と構造主義 』 島崎 隆
三島 憲一 著 『戦後ドイツ 』 石井 正人
訓覇 法子 著 『スウェーデン人はいま幸せか 』 福田 静夫
池上 惇 著 『文化経済学のすすめ 』 伊藤 宏一
鈴木 正 著 『思想者のシルエット 』 古茂田 宏
短評
有井 行夫 著 『株式会社の正当性と所有理論 』
小林 修一
福山 隆夫 編
『社会のイメージ 』
泉 邦彦 他著 『今日の地球環境 ― 科学者からの警告 』
池内 了 著 『宇宙からみた自然 』
加藤 邦興
慈道 裕治
山崎 正勝 編著
『新版 自然科学概論 』
小谷 義治
置塩 信雄
池上 惇 編
『マルクス・ケインズ・シュンペーター ― 経済学の現代的課題 』
重本 直利 著 『意識と情報における管理 』
島崎 隆 著 『思想のシビルミニマム 』
星乃 治彦 著 『東ドイツの興亡 』
永井 務
福山 隆夫
長島 隆 編
『物象化と近代主体 』
クーノ・フィッシャー 著
玉井 茂
宮本 十蔵 訳
『精神現象学 』
谷口 孝男 著 『人間社会の哲学 フォイエルバッハとマルクス 』

前号批評 教養、その継承と批判 山本 広太郎

編集後記


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第28号 1992年1月31日

特集 岐路に立つ哲学 ― 学院(スコラ)と広場(アゴラ)の狭間で
対談 哲学における<方言>と<共通語> 沢田 允茂
島崎 隆
特集論文 学校哲学からの脱出 中村 行秀
哲学への要求 伊藤 セツ
長き不在 小原 秀雄
今、マルクス主義哲学の課題を考える 向井 俊彦
ぶっく・えんど 生活に根ざした哲学へのいざない 島崎 隆
現代科学からの人間像 宇宙の構造と人間 池内 了
トポス 「開戦50年を考える市民の集い」について 吉田 裕
他者の発見=征服と「文明」の野蛮 ― コロンブス、アメリカ到達500年 伊藤 宏一
古典探訪 人間認識起源論序論 エチエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック
古茂田 宏 訳/解題
文化時評 一九九一年一○月三日、そして四日 中河 豊
一般研究論文 ジル・ドゥルーズの唯物論 ― 彼のスピノザ論を中心に 河津 邦喜

書評
ベラー・他 著 『心の習慣 』 仲島 陽一
バダンテール 著 『母性という神話 』 山口 京子
ヘーゲル論理学研究会 編 『ヘーゲル大論理学 概念論の研究 』 岩佐 茂
短評
リチャード・セネット 著
北山 克彦
高階 悟 訳
『公共性の喪失 』
シュヴァルベルク 著
石井 正人 訳
『子供たちは泣いたか ― ナチズムと医学
杉田 聡 著 『人にとってクルマとは何か 』
J・ブラシケ 編著
酒井 昌美 監訳
『ドイツにおける周辺資本主義論争 』
ヘーゲル 著
加藤 尚武 他訳
『懐疑主義と哲学の関係 』
小出 昭一郎 著 人と思想『ハイゼンベルク 』
坂本 忠芳 著 『対話の教育への誘い 』
鯵坂 真
上田 浩
黒田 治夫
釘貫 和則
山川 学 著
『現代日本文化論の研究 ― 天皇制イデオロギーと新京都学派
種村 完司
尾関 周二
河野 勝彦
亀山 純生
太田 直道 著
『「豊かな日本」の病理 ― 生活と文化のフィロソフィー
海部 宣男 著 『宇宙のキーワード 』
渡辺 治 著 『企業支配と国家 』
「古在由重 人・行動・思想」編集委員会 『古在由重 人・行動・思想 』
荒川 泓 著 『4℃の謎 ― 水の本質を探る

前号批評 社会主義の危機からの再生を求めて 奥谷 浩一

編集後記


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第29号 1992年5月10日

特集 大地(ガイア)と都市 ― 共生の可能性を求めて ―
対談 自然と人間、そして人間と人間 ― 環境問題の背景にある哲学的課題 内山 節
市川 達人
特集論文 環境問題への哲学的アプローチ 岩淵 剛
都市の生態危機と都市計画 岩見 良太郎
都市の環境と「地域共同管理」主体 小木曽 洋司
環境問題と生物の多様性 本谷 勲
資料 国連ブラジル会議に向けた政府レポートと市民レポート
ぶっく・えんど 「地球サミット」に向けて 水谷 洋一
研究ノート 文化の多元性と科学・技術 稲生 勝
トポス 「地球サミット」は環境問題の根本的な解決に向かう契機となるか 川口 啓明

書評
島崎 隆 著 『思想のシビルミニマム 』 橋本 信
種村 完司
尾関 周二
河野 勝彦
亀山 純生
太田 直道 著
『「豊かな日本」の病理 ― 生活と文化のフィロソフィ 水野 邦彦
山本 二三丸 著 『社会主義は崩壊したか 』 瀬戸 明
リチャード・J・バーンスタイン 著
丸山 高司
木岡 伸夫
品川 哲彦
水谷 雅彦 訳
『科学・解釈学・実践 』TU 庄司 信
R・セネット 著
北山 克彦
高階 悟 訳
『公共性の喪失 』 豊泉 周治
短評
加藤 哲郎 著 『コミンテルンの世界像 ― 世界政党の政治学的研究
カント研究会
平田 俊博
渋谷 治美 編
『実践哲学とその射程 』
松井 やより 著 『アジアに生きる子どもたち 』
小川 晴久
佐藤 和夫
吉田 傑俊 編著
『転形期の思想 』
平野 喜一郎 著 『現代社会の経済学 』
岩佐 茂
島崎 隆
高田 純 編
『ヘーゲル用語事典 』
瀬戸 明 著 『現代に甦るマルクス思想 』
東海高等教育研究所 編 『大学再生の条件 』
小野 耕二 著 『EC統合とドイツ統一 』

文化時評 映像とイデオロギー 中河 豊
ニューカレント 1つの民族、2つの人種 照井 日出喜
一般研究論文 復讐の経済学 永井 俊哉
前号批評 現実の課題にこたえる唯物論の発展をめざして 前田 庸介

編集後記


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第30号 1992年6月25日

特集 身体を劈く ― 自我・世界・他者
鼎談 身体・言葉・世界 ― 哲学の身体化のために 中村 雄二郎
竹内 敏晴
古茂田 宏
特集論文 <からだ>と教育実践 吉田 和子
身体の私的所有と共同性について 竹内 章郎
エトスの生成と身体 ― ゲーレンの制度論をめぐって 森下 直貴
身体論ノート ― 自然主義の評価をめぐって 津田 雅夫
身体・学校と身体教育の課題 池谷 壽夫
古典探訪 頭蓋学 フランツ=ヨーゼフ=ガル
加藤 恒男 訳/解題

書評
なだ いなだ 著 『民族という名の宗教 』 吉田 千秋
ユ・イ・セミョーノフ 著
新堀 友行
金子 不二夫 訳
『人間社会の起源 』 稲生 勝
永井 務
福山 隆夫
長島 隆 編著
『物象化と近代主体 』 高田 純
林 智
西村 忠行
本谷 勲
西川 栄一 著
『サステイナブル・ディベロップメント 』 川口 啓明
山田 鋭夫 著 『レギュラシオン・アプローチ 』 柳沢 遊
彦坂 諦 『男性神話 』 小池 直人
短評
本間 照光 著 『保険の社会学 』
中川 鶴太郎 著 『ラヴォアジェ 』
鯵坂 真 著 『哲学入門 』
大西 広 著 『資本主義以前の「社会主義」と資本主義以後の社会主義 』
岩崎 允胤 著 『日本思想史序説 』
牧野 広義 著 『弁証法的矛盾の論理構造 』
田口 富久治
山川 暁夫
加藤 哲郎
稲子 恒夫
有田 芳生 著
『短い20世紀の総括 』

読書ノート やはりマルクス主義からの離脱か ― 『社会主義と現代世界』 橋本 剛
ヘーゲルを現代に生かす事典 ― 『ヘーゲル用語辞典』/『ヘーゲル辞典』 牧野 広義
現代科学からの人間像 システムサイバネティクスの人間観 佐藤 敬三
前号批評 いま、エコロジーをめぐる議論で必要なこと 武田 一博

編集後記


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第31号 1992年9月30日

特集 いま、民族を、問う ― その虚像と実像
鼎談 共同の夢と現実 ― 民族・社会主義をめぐって ― なだ いなだ
佐藤 和夫
中西 新太郎
特集論文 エスニシティとしての民族 吉崎 祥司
マルクス主義民族理論の検討 ― マルクス、エンゲルス、オットー、バウアーと民族問題 岩瀬 充自
近代日本における「民族」観念の形成 ― 国民・臣民・民族 ― 安田 浩
従軍慰安婦に見る民族と性 宗 連玉
古典探訪 ラオンタンと「善良な未開人」 仲島 陽一
文化時評 歴史の深みから 中河 豊
ニュー・カレント 現代中国の<実践的唯物論・主体性論>論争 山口 勇
特別寄稿 現代において「存在論の基礎づけ」は何を意味するのか 〜 日本哲学会・大会に参加して 島崎 隆
書評
ユージン・ラン 著
兼松 誠一 訳
『モダニズム・瓦礫と星座 』 吉田 正岳
伊藤 セツ
掛川 典子
内藤 和美 著
『女性学 』 浅野 富美枝
短評
ハイナ・ミュラー 著
照井 日出喜 訳
『人類の孤独 ― ドイツについて 』
尾関 周二 著 『遊びと生活の哲学 』
石塚 正英 編 『ヘーゲル左派 ― 思想・運動・歴史 』
藤谷 秀
上利 博規
石井 潔 著
『哲学のトポス 』
アドルノ 著
笠原 賢介 訳
『本来性という隠語 』
唯物論研究協会 編 『社会主義を哲学する ― 崩壊から見えてきたもの 』
仲本 章夫 著 『哲学入門 』
大村 和泉
宮川 彰 編
『メガ(MEGA)の継続のために マルクスの現代的探求 』
山田 定一
鈴木 敏正 編
『地域づくりと自己教育運動 』
池内 了 著 『現代宇宙論を読む 』
湯浅 清二 著 『生命一五〇億年の旅 』
トロツキー 著
藤井 一行
志田 昇 訳
『社会主義と市場経済 』
長田 謙一 著 『斉藤佳三 ― ドイツ表現主建築・夢の交錯 』

読書ノート 科学と社会 梅林 誠爾
現代科学の人間像 数学と人間 牧野 哲
前号批評 経験と身体 ― 唯物論を生き直す 清 眞人

編集後記


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第32号 1993年1月25日

特集 人間解放とキリスト教 ― よりよい対話と共同のために
インタビュー 現代における変革の課題とキリスト教 川端 純四郎
両角 英郎聞き手編集部
特集論文 「平和の神学」綱要・草稿 ― キリスト教の社会的実践の神学的基礎 橋本 左内
キリスト教・社会主義・唯物論 ― 明治期日本の位相 吉田 光
キリスト教と女性 今野 佳代子
宗教と疎外 渋谷 治美
文化時評 ヒューマン・タッチ 中河 豊
運動の中の思想 <青森からのレポート> 核燃料サイクル施設反対運動 安藤 房治
トポス PKO協力法案とカンボジアPKOへの自衛隊の派遣 近藤 真

書評
大江 泰一郎 著 『ロシア・社会主義・法文化 』 佐藤 尚史
尼寺 義弘 著 『ヘーゲル推理論とマルクス価値形態論 』 山本 広太郎
村瀬 裕也 著 『教養とヒューマニズム 』 加藤 恒男
短評
神谷 昭典 著 『日本近代医学の相尅 ― 総力戦体制下の医学と医療 ― 』
池尻 正二 著 『理論の勉強と自然保護問題 』
志摩 陽伍 著 『生活綴方再入門 』
加藤 哲郎 著 『社会と国家 』
大津川 計 著 『人間と文化 』
大藪 龍介 著 『国家と民主主義 ポスト・マルクスの政治理論 』

読書ノート 社会主義を哲学する 福田 静夫
研究ノート キリスト教中心主義の超克を求めて ― 名古屋大学一八世紀自由思想コレクションをめぐって 寺田 元一
投稿論文 現存社会主義の擁護は誤りか ― キューバ社会主義への連帯の呼びかけ 河合 恒生
片山敏彦への思い出と感謝 岩崎 允胤
前号批評 ユートピアの凌辱 照井 日出喜

編集後記


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第33号 1993年4月30日

特集 コンピュータ ― その文化的・思想的意味を問う
鼎談 変貌する認知科学とコンピュータ文化 佐伯 胖
野口 宏
尾関 周二
特集論文 コンピュータと情報過程の層序 田中 一
情報管理社会と「もうひとつの主体」 ― 「情報における管理」の文明論的意味 重本 直利
コンピュータと知覚の問題 ― 情報処理心理学と生態学的知覚論 中島 英司
人工知能問題と意識論の深化 尾関 周二
ぶっく・えんど コンピュータ・情報社会を読む 斉藤 吉広
文化時評 自己批判の時代 斉藤 悦則
運動の中の思想 大気汚染問題ビデオ作製運動に参加して 岩佐 茂
トポス 貝沢正さんのこと ― 近代アイヌ史像探求のために 小川 正人

書評
ジーナ・コラータ 著
飯沼 和三 監訳
『胎児医療の限界にいどむ医師たち 』 玉井 真理子
岩佐 茂
小林 一穂
渡辺 憲正 編著
『<ドイツ・イデオロギー>の射程 』 加藤 恒男
短評
和田 春樹
小森田 秋夫
近藤 邦康 編 /TD>
『<社会主義>それぞれの苦悩と模索 』
野口 宏
貫 隆夫
須藤 春雄 編著
『現代情報ネットワーク 』
関曠野  著 『世紀転位の思想 』
マーガレット・M・ローズ  著
長田 謙一
池田 成一
長野 俊一
長田 裕子 訳
『失われた美学 ― マルクスとアヴァンギャルド 』
尾関
久保田
高橋
千野 編著
『国際化時代に生きる日本人 』
佐藤 和夫  著 『性のユマニスム 』
佐伯 胖
汐見 稔幸
佐藤 学 編
『学校の再生をめざして 』全三巻
岩崎 允胤  著 『現代の哲学と政治 』
芝田 進午 編 『戦争と平和の理念 』
貫井 正之  著 『秀吉が勝てなかった朝鮮武将 』
東京唯物論研究会 編 『マルクス主義思想どこからどこへ 』

読書ノート 『弁証法的矛盾の論理構造』をめぐって 仲本 章夫
森宏一先生を偲ぶ 中村 行秀
投稿論文 極限とヘーゲルの「運動」 ― ヘーゲルの「運動」の解釈に終止符を打つために 竹之下 芳也
M・ポラーニ、その身体主導型認識の現代的意義 廣川 泰弘
前号批評 キリスト教の現世的可能性への問いかけ 渡辺 憲正」

編集後記


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第34号 1993年6月30日

特集 日本の政治文化 ― よどみとゆらぎ
座談会 企業社会の変革と政治文化 小磯 彰夫
志田 昇
伊藤 宏一
特集論文 機熟と機略の政治と思想 ― 『三酔人経綸問答』の傾向的なよみ方 鈴木 正
日本における保守思想の伝統と現在 田中 暢志
現代日本の政治過程をいかにとらえるか ― 渡辺治氏の所論と新しい政治経済学 神谷 章生
現代青年の意識の二重構造 井上 文人
シニカルな時代をいかに生きるか ― 現代における政治と倫理 石井 潔
現代科学からの人間像 医学・医療からみた人間像 黒須 三恵
トポス 象徴天皇制の現在 土方 和雄
ニューカレント 日本モデルに対し「固有の道」を探求するドイツIGメタル(金属産業労働組合) 真田 哲也
文化時評 「劣情」の落しどころ 斉藤 悦則
読書ノート 海老坂 武 著『思想の冬の時代に』 戦後民主主義総決算 河津 邦喜

書評
川田 稔 著 『柳田国男 ― 「固有信仰」の世界 』 津田 雅夫
唯物論研究会 編 『運動の中の思想 』 岩瀬 充自
尾関 周二 著 『遊びと生活の哲学 』 清 眞人
本谷 勲 著 『地球環境問題読本 』 川田 啓明
槌田 敦 著 『環境保護運動はどこが間違っているのか? 』
短評
鈴木 正
斉藤 達次郎
田中 収
山田 英彦 著
『情況のなかの思想 』
古在 由重 著
鈴木 正 編
『哲学者の語り口 』
A・スウィンジウッド 著
矢澤 修次郎
井上 孝夫 訳
『現代資本制社会はマルクスを超えたか 』
教育科学研究会 編 『現代社会と教育 』(3)「学校」
早川 紀代 著 『戦時下の女たち ― 日本・ドイツ・イギリス ― 』
有尾 善繁 著 『物質概念と弁証法 』
M・バルテルミ・マドール 著
横山 輝雄
寺田 元一 訳
『ラマルクと進化論 』
池谷 壽夫 著 『セクシュアリティと性教育 』
吉田 傑俊 著 『知識人の近代日本 』

前号批評 コンピュータの現状と可能性 稲生 勝

編集後記


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第35号 1993年10月10日

特集 いま日本人であること ― ライフスタイルの変革を求めて
インタビュー アジアと日本 松井 やより
川口 啓明(聞き手編集部)
特集論文 「帝国主義」と「市民主義」の垣根 後藤 道夫
理性の腐食 杉田 聡
ライフスタイルをどうとらえるか 袖井 孝子
現代日本のライフ・スタイル批判 林 弥富
「送葬の自由」運動に見る現代の生 薦田 哲
現代の論点 「脳死」論の一つの帰結 竹内 章郎
ニューカレント あれかこれか ― あれもこれも ―  近近のマジックミラーに映る諸文化 シュテフイ・リヒター
橋本 直人 訳
文化時評 議を言うな 斉藤 悦則
投稿論文 フーコーにおける権力の弁証法 永井 俊哉

書評
東京唯物論研究協会 編 『マルクス主義思想どこからどこへ 』 碓井 敏正
短評
高田 求 著 『哲学再入門 ― 今この時代に哲学を生かすために ― 』
島崎 隆 著 『ヘーゲル弁証法と近代認識 』
海部 宣男 著 『宇宙史の中の人間 』
石井 正人 著 『中世牧歌の楽園とアジュール ― ラテン的要素とゲルマン的要素の対立と統合過程
津田 雅夫 著 『マルクスの宗教批判 』
犬丸 義一 著 『第一次共産党史の研究 増補 日本共産党の創立 』
藤岡 惇 著 『サンベルト米国南部 』
早川 弘道 著 『東欧革命の肖像 』
杉田 聡 著 『野蛮なクルマ社会 』
下川 浩 著 『現代日本語構文法 』
松井 正樹 編著 『現代文明とフィロソフィー 』
吉原 直樹 著 『都市の思想 ― 空間論の再構成にむけて
竹内 章郎 著 『「弱者」の哲学 』

前号批評 日本の政治文化の刷新の可能性 形野 清貴

編集後記


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第36号 1994年1月25日

特集 生活者の文化 ― 民衆文化の伝統と現代
インタビュー 現代日本と生活の芸術化 池上 惇
特集論文 根底に向かってのある小さな試み ― モリス・ワークショップの経験から 久保 覚
生活者の文化のために 伊藤 宏一
座談会 現代文化のポリティクス 早川 弘道
山口 泉
中西 新太郎
読書ノート 文学に寄りかかりすぎたドイツ人論 秋間 実
山科三郎氏の『自由時間の哲学』によせて 伊藤 セツ
運動の中の思想 フロンガス回収の運動 石井 史
追悼エッセー ペトロヴィチの死とマルクス主義の現在 岩淵 慶一
世界哲学会報告 転換点から「寛容へ」 ― 第一九回世界哲学会議の残したもの 加藤 恒男

書評
津田 雅夫 著 『マルクスの宗教批判 』 亀山 純生
赤塚 昭三 著 『フランス近代の反宗教思想 』によせて 石川 光一
仲本 章夫 編著 『認識・知識・意識 』 高山 進
島崎 隆 著 『ヘーゲル弁証法と近代認識 』 小池 直人
短評
浅野 富美枝 著 『つれづれ女性論 』
仲本 章夫 著 『論理と認識の世界 』
吉田 豊 著 『高校生活のデザイン 』
安田 浩
渡辺 治 他著
シリーズ日本近現代史3『現代社会への転形 』
乾 孝 著 『社会主義者の心理学 』
山口 和孝 著 『新教育課程と道徳教育 』
大阪経済法科大学哲学研究室
北京大学哲学系 共編
『現代社会と唯物弁証法 』
鈴木 正 著 『書評拾集 日本近現代思想の諸相 』

前号批評 「経済大国」市民のライフスタイル 豊泉 周治

編集後記


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第37号 1994年4月15日

特集 環境保全型社会とは ― その可能性を問う
座談会 環境と社会を問う 西川 潤
綿貫 礼子
牧野 広義
特集論文 環境変化の新段階と「持続可能な社会」への変革 和田 武
エコ・フェミ社会主義に向かって
 自然と共生する新たな社会システムへの転換
武田 一博
環境保全型社会の倫理と法システム 山村 恒年
環境経済学の可能性 佐久間 美明
環境問題と自然観 稲生 勝
文化時評 批判の現代的構成 竹内 真澄
現代の論点 現代における平和と武力 種村 完司
古典探訪 コモン・センス学派論駁 ジョウジフ・プリーストリ
訳/解題 水野 邦彦
学会報告 日中価値論シンポジウムに参加して 牧野 広義
史的唯物論と価値問題
 ― 「価値論シンポジウム」一九九三年九月、北京にて
岩崎 允胤

書評
森村 敏己 著 『名誉と快楽 ― エルヴェシウスの功利主義 』 仲島 陽一
芝田 進午 編 『バイオ裁判 バイオ時代の人権と予研裁判 』 川口 啓明
久保 陽一 著 『初期ヘーゲル哲学研究 合一哲学の成立と展開 』 太田 信二
ヴェロニカ・ビーチ 著 『現代フェミニズムと労働 』 中野 麻美
短評
伊藤 セツ 著 『両性の新しい秩序の世紀へ 』
清 眞人 著 『空想哲学スクール 』
岸本 晴雄
津田 雅夫 著
『現代人間論への視座 』

前号批評 生活者の文化 中河 豊

編集後記

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