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【経済】

JRビル高さ中部一 名古屋駅に計画

2008年12月23日 朝刊

名古屋駅前にできる高層ビルのイメージ図=JR東海提供、点線部分は本社作成

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 JR東海は22日、松坂屋名古屋駅店などが入る「名古屋ターミナルビル」(名古屋市中村区名駅一)を解体し、地上50階建て以上の超高層ビルに建て替えると正式発表した。高さは最大260メートルの計画で、同じ名古屋駅前のミッドランドスクエア(247メートル)を抜いて中部一の高さになる可能性が高い。

 建設費は約1500億円。2011年度に着工し、17年度までの全面開業を目指す。JR東海は近く、松坂屋などのテナントに建て替え計画を説明し、再入居などについて協議を進める。

 一方、隣接する旧名古屋中央郵便局の敷地をJR東海と一体開発する方針だった日本郵政グループも同日、最大で高さ210メートルの超高層ビル(40階建て)を12年度を目標に建設すると公表した。

 JR東海の新ビルとともに、名駅前に新たな超高層ビル2棟が相次いで建設されることになる。

 JR東海の新ビルが260メートルになれば、近畿日本鉄道が大阪市内で計画中の阿部野橋ターミナルビル(約300メートル)、横浜ランドマークタワー(296メートル)に次ぐ国内3番目の高さになる見通し。

 

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