岡山放送局

2008年12月23日 2時17分更新

長男に熱湯かけ父親逮捕


岡山市で、26歳の父親が、入浴中の1歳の長男の背中に熱湯をかけてやけどを負わせたとして、傷害の疑いで22日、逮捕されました。
逮捕されたのは岡山市神下の土木作業員、鳥越利猛容疑者(26)です。

警察によりますと鳥越容疑者は21日午後7時ごろ、岡山市神下の会社の社員寮の共同浴場で、子ども2人と入浴していた際、1歳の長男の背中にシャワーで熱湯をかけて全治3か月のやけどを負わせたとして傷害の疑いが持たれています。

警察では21日、岡山市消防局から「背中などに熱湯がかかりやけどを負った子どもを病院に搬送した」という連絡を受けて、鳥越容疑者や妻などから話を聞いた結果、熱湯をかけた疑いが強まったとして、22日逮捕しました。

警察は子どものやけどの症状が重かったことなどから、鳥越容疑者が子どもに比較的長い時間、熱湯をかけていた可能性が高いと見ています。

調べに対し鳥越容疑者は「誤って熱湯をかけた」と容疑を否認しているということです。

警察は当時の状況などについてさらに調べを進めています。