欽ちゃん超豪華招へい「えりちゃん呼ぶよ」 (2/2ページ)

　話題の“あの娘”にリベンジを託した。ニッポン放送主催のチャリティー試合「欽ちゃん・松坂大輔のドンとやるの！」。今年１月１９日の前回対戦では黒星を喫し、通算成績は１勝１敗となった。欽ちゃんは決着をつけるべく、意外な助っ人に出場を呼びかけた。

　「助っ人を呼ぶよ。吉田えりちゃん、電話待ってるからね！　ナックルボールをみんなの前で披露したらどう？」。滑らかな口調がどんどんヒートアップしていった。高校２年生のえりちゃんは１メートル５５、５０キロと小柄な体ながら、下手投げが繰り出すナックルが武器。来年４月開幕の関西独立リーグ、神戸９クルーズ入団が決まり、日本初の女性プロ野球選手となった。

　欽ちゃんには女子選手を育てた実績がある。そう、茨城ＧＧに所属する片岡安祐美内野手（２２）だ。アイドル的な人気を誇る一方、昨年５月にはプロの投手からヒットを放った。えりちゃんのＯＫが出れば“あゆえり”のダブル出場が濃厚だ。

　迎え撃つ「サムライ」は、横浜高野球部で松坂の１年先輩の上地が２度目の参戦を果たす。すでに欽ちゃんのもとには、前回の対戦で決勝弾を放った上地から宣戦布告の電話が掛かってきたという。「上地君と松坂君のスケジュールを合わせるのが大変だったのよ。僕のスケジュールだけ（主催者から）聞かれなかったよ」とぼやき節も。

　まさに、負けられない戦い。欽ちゃんはえりちゃんのほか、新日本石油ＥＮＥＯＳからレッドソックスに入団する田沢純一投手（２２）、引退した清原和博氏（４１）と桑田真澄氏（４０）ら“招へいリスト”を明かした。

　「１人でも手を挙げてくれたらいいな。名前を出した人には何度でも電話しますよ」と自らオファーすることを宣言した。“乙女パワー”プラスアルファで怪物軍団を悩殺、いや粉砕だ。