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羞恥心 紅白&ヘキサゴンSPで最終唱

 NHK紅白歌合戦の出場会見を行った(前列左から)スザンヌ、里田まい、木下優樹菜(後列左から)上地雄輔、つるの剛士、野久保直樹=東京・渋谷のNHK

 おバカ3人組ユニット・羞恥心が3日、フジ・関西系「FNS歌謡祭」に生出演し、音楽活動の休止を電撃発表した。2009年1月2日に放送される同局系「クイズ!ヘキサゴン2超クイズパレード!新春3時間スペシャル」(後7・00)でユニットの音楽活動に一区切りをつける。「♪羞恥心、羞恥心」のフレーズで“おバカ”ブームを巻き起こし、さめやらぬ人気のままに紅白初出場も決めたばかりだっただけに、衝撃の発表となった。

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 突然の衝撃発表だった。生放送中にVTRで現れたプロデューサー・カシアス島田こと島田紳助(52)が「1月2日の放送をもって、ファーストステージ、歌手・羞恥心の終了としたいと思います」と3人による音楽活動休止を明らかにした。

 この島田の言葉につるの剛士(33)は「解散ではない。個々の持ち場に戻り役者、歌、バラエティーと頑張って羞恥心としてのパワーをためたい」と“悲愴感(悲壮感)”を漂わせず前向きに語り、3人は今年4月に発売し、オリコン最高位2位を記録したデビュー曲「羞恥心」などヒット曲を歌い上げた。

 飾らない天然キャラで、「おバカ」ブームを巻き起こした。「クイズ!ヘキサゴン2」でおバカ回答を連発するつるの、野久保直樹(27)、上地雄輔(29)の3人に島田が「羞恥心」と名付けデビューすると、老若男女の心をつかみ、「泣かないで」「弱虫サンタ」(10日発売)と1年でシングル3曲をリリース、10月にはコンサートも行った。

 そして、先日には紅白初出場も決まったばかり。この日、3人は「第59回 NHK紅白歌合戦」の出場報告会見を都内の同局で行い、相変わらずのおバカっぷりで終始会場を盛り上げたが、一方ではこんな発言も。

 つるのが「毎年出られるものじゃない。締めくくりですから」と言えば、上地は「12月31日までできることを幸せに思ってる」。野久保は「今年一年の感謝を紅白で締めくくりたい」と神妙に語っていた。

 ファンも驚く電撃発表。しかし、それは次のステージへ飛躍するため、踏み出す一歩。ブンブンと右腕を振り回すダンスで“羞恥心旋風”を巻き起こした3人は、残された1カ月も、全力で駆け抜ける。

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