スポーツ
三橋淳が初優勝 イザワテニス最終日
男子シングルスで初優勝を飾り、喜びを爆発させる三橋淳(撮影・長嶺麻子) |
テニスの第20回イザワ・クリスマス・オープン(神戸新聞社後援)最終日は21日、神戸市のワールド記念ホールで行われ、男子シングルス決勝は三橋淳(北日本物産)が権伍喜(クオン・オヒ、ミキプルーン)を6-3、6-2で破って初優勝を果たした。
女子シングルス決勝は米村知子(APF)が瀬間友里加(ピーチ・ジョン)を7-6(タイブレーク7-1)、6-3で下し、2年ぶり2度目の優勝となった。
■充実の米村知、姉妹で3連覇
女子シングルスは米村知が2年ぶりの栄冠を手にした。昨年は妹の明子が優勝しており、姉妹での3連覇となった。
決勝は、左利きの瀬間友が放つスピン系のサーブなどへの対応が焦点だったが、持ち前のスピードや強打を生かしてポイントを重ねた。
今年は全米オープンの予選で1勝し、10月には世界ランキングを179位まで上げるなど「90点の年だった」という。来年に向け、米村知は「四大大会の本戦に出場したい」と目標を掲げた。
■19歳成長株、勢いで圧倒 三橋
男子シングルスは成長株の19歳、三橋が初めて決勝に進んだ勢いをそのままにスピードとパワーで圧倒。「今年最後の試合を納得した形で終えたい」という言葉通り、高い集中力で快勝した。
6月末から9月までベネズエラ、イラン、エジプトを転戦し「アジア人が自分1人しかいない状況で、どれだけやれるか」を試した。言葉や文化が違い、コートも整備されているとはいえない状況の中、テヘラン(イラン)のフューチャーズ大会で優勝するなど結果を残し「平常心を持てた」と自信をつけた。
今大会、過去4度の優勝を誇る岩渕との準決勝では、第1、第2セットともタイブレークを7-2で奪取。勝負どころを逃さない精神面の強さを発揮し「海外での厳しい経験を生かせた」と成長を実感した。四大大会への出場を目指し、現在360位台の世界ランキングを310位台まで上げるのが当面の目標だ。
(12/22 09:48)
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