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１２月熊本市議会閉会 (2008年12月22日
17:48 現在) 熊本市議会は１２月議会最終日のきょう、自民党が出した男女共同参画推進条例案の修正動議をめぐって紛糾しました。 男女共同参画推進条例案は、熊本市議会が継続審査していたもので男女がお互いの人権を尊重して共同参画の社会を目指すため性別での差別を受けることがないよう能力を発揮する機会が確保されるなどの基本理念が盛り込まれています。 本会議に先立ち開かれた議会運営委員会では、自民党が素案にあった「性別による固定的な役割分担の意識」についての条文を削除するなど大幅な修正案を本会議で緊急動議として出すとしたため委員会が一時中断するなど紛糾しました。 このあとの本会議では、緊急動議で自民党の議員が「原案のままでは男女共同とうたっているにもかかわらず逆差別になってしまう可能性がある」と修正案を出しました。 この修正案に反対する議員が女性に対する偏見や差別意識、役割分担を意識を容認するような慣行がいまだにある現状で条文の修正は、真の男女共同参画とは言いがたいと反論しましたが採決の結果修正案は可決されました。 このほか今議会に提案されていた総額１億７７００万円の一般会計補正予算案や家庭ごみ有料化に向けた条例改正案などが可決されました。 |
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