古いデータを整理していたらOhmyNews2006-10-03 付けの記事<マスコミの問題「なれあい」「情報操作」 朝日新聞元常務が講演>を見つけた。講演要旨を紹介する記事だが、栗原 宏文 記者が云うように「どうのようにして朝日新聞が左傾化を深めていったかなど、新聞社の内情が身内の元役員によって赤裸々に語られてい」るので(単なる朝日新聞攻撃と違って)貴重だ。今ではもう常識化しているかも知れぬが、念のため最重要ポイントを記録することとした。
【引用開始】数字は記事のまま。
3、我が国の新聞の歴史:
国民新聞を創刊した徳富蘇峰にはじまる本格紙に対抗する、大阪の市井情報を興味本位で報道する新聞として、現在の毎日・朝日が誕生。米騒動を採り上げるなどリベラルな主張で拡大。
政治的には普通選挙の拡充から、軍縮路線などリベラルで通したが、1931年ごろから、戦争をすれば販売部数が増えるので、路線を変更していった。
4、戦前戦後の朝日新聞:
戦前から首脳は共産主義思想。報道は戦局を煽る。
戦後、広岡知男社長が訪中して、すっかり中国にほれ込む。以来、他社が中国国内の支局を撤収した後も北京に残った朝日だけが、林彪の失脚を記事にせず、北朝鮮は地上の楽園と宣伝した建前、北に到着した直後から行方不明になる帰国者が多数発生していることを知りながら報道を隠す。
5、朝日の現状:
社内の地位獲得の条件は、左翼であること。幹部は組合活動経験者などで構成され、昨年起きた社内での路線問題騒動は完全に鎮圧された。
公表している販売部数の2割が水増し。広告収入は多いときの2000億円が1300億円に落ち込んでいる。記事の政治路線を変更する機運はない。
【引用終了】
なお同記事には読者のメディア・リテラシーを高める◎筆者のコメント がある。併せ、読まれたい。
2008年01月15日
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