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e-Taxを利用した確定申告に挑戦。見事成功しました このエントリーを含むはてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

フナミタカオです。確定申告の時期になりましたが、昨年から気になっていた、e-Taxのでの確定申告に挑戦し、見事完了したのでご報告します。今年はe-Taxで申告すると、5000円税額控除もあります。
電子証明書の取得とか、ICカードリーダー&ライタの用意とか面倒なこともあるのですが、ぜひ、このエントリーを参考にして、e-Taxに挑戦していただければと思います。郵送しなくても提出できるのは、一度できてしまえば、やっぱり便利ですよ。


e-Taxとはなにか


確定申告の時期になりましたが、電車の中刷りでも、「ならばずにe-Taxで確定申告」とかいう文字を見かけたかたもいらっしゃると思います。 ではこのe-Taxですが、正式名称は「国税電子申告・納税システム」ということで、国税に関する申告・納税及び申請、届出ができるそうです。
1.申告~所得税、法人税、消費税の申告はもちろん、酒税や印紙税の申告もできます。
2.納税~インターネットバンキングやATMなどを利用して、すべての税目の納税ができます。
3.申請・届出等~青色申告の承認申請、納税地の異動届、電子納税証明書の交付請求など、税務に関する申請・届出などの提出ができます。

今回は、このようにたくさんあるe-Tax機能のなかで、僕が実際に使った機能だけを、まとめて見ますので、青色申告の話とかは出てきません。所得税の確定申告の体験談になります。

はじめるまえの覚悟

実は、去年もe-Taxに挑戦しようとしたのですが、いろいろ、面倒で、これなら、郵送でいいやということで、断念したことがあります。 今年も、やっぱり、何度か、挫折しそうになりつつも、なんとか、やり遂げた次第です。 年に1回の作業だけに、あるていどの覚悟がないと、「郵送でいいや」になっちゃうかもしれません。始める前に、覚悟していたほうがいいポイントを挙げておきます。

(1).e-Taxのサイトの、構造が入り組んでいてよみづらい
  一番の難関は実はこのマニュアルかもしれません。ヘルプらしきページはたくさんあるのですが、いろんなFAQページが乱立していたり、循環参照していたり(してないかもしれませんが、気分はそんな感じ)、ポップアップが開きまくって、分けわかんなくなったりと、「増改築を繰り返した、温泉旅館」状態で、かなり混乱させられました。全体としては国税庁のページなんだけど、「タックスアンサー」「e-Tax>よくある質問」「確定申告書等作成コーナーよくある質問」このへんをぐるぐるまわってました。

(2).住民基本台帳カードと電子証明書を取得する必要がある
  すでに、お持ちであればいいのですが、この「住民基本台帳カード」と「電子証明書」を取得するために、合計1000円の出費と、市役所や、区役所に出向いて、取得する必要があります。
僕は、平日の午後2時くらい閑散期に、横浜市の中区役所で取得しましたが、30分ほどかかりました。お仕事されていると、役所に行くのも大変ですよね。
有効期間ですが、住民基本台帳カードは10年、電子証明書は3年です。今取得すれば、確定申告に関しては、平成23年(2011年)の2月まで使えるので、平成19年度、20年度、21年度、22年度と4回分はつかえることになります。


この2点を、まず覚悟いただければ、あとは、手順に従ってやってゆけば、なんとかなるとおもいます。

e-Taxにすることで、源泉徴収書や、医療費の領収書のような添付を省略することができる書類もあるので、ペーパーレス化がはかどるのは確かです。e-Taxで申請すれば、次年度からは分厚い所得税の確定申告書一式も送られなくなるので、紙資源の節約にもなりそうです。(あとは、郵送費としての税金も)
それと、今年なら5000円の税額控除が、もれなく受けられるのがメリットですね。
詳細:e-Taxってなに?


挑戦するかどうかの判断


・住民基本台帳カードと電子証明書を取得する。(1000円)
・ICカードリードライタを用意する。(3000円弱)

この2つは、取得費用もかかるし、役所にいったりとちょっと面倒です。これらを取得する余裕の無い方は、残念ながら、e-Taxは断念です。
ただ、今年の申請ではe-Tax申請すると5000円の税額控除 「電子証明書等特別控除」があるので、上記2つのアイテムをそろえても1000円くらいは残ります。
また、両者とも、来年もつかえるので、実施するなら早いほうがお徳じゃないでしょうか。


全体の流れをみてみよう


e-Taxで確定申告するわけですが、e-Taxがやってくれることは、確定申告データの送付のみで、確定申告のデータは、「国税庁の確定申告書等作成コーナー」のフォームで作成することになります。
「国税庁の確定申告書等作成コーナー」では、確定申告書の印刷ができ、郵送することもできます。
e-Taxはこの郵送の部分を、ネット経由に変えてくれる仕組みということです。

e-Taxが、確定申告書のエントリーフォームを持っているものだと思っていたのですが、実は、確定申告書自体は従来からある「国税庁の確定申告書等作成コーナー」で作成するという点がポイントです。
そして、「国税庁の確定申告書等作成コーナー」の終わりのほうで、e-Taxを使って確定申告書のデータを税務署宛に、送付することになります。

もう一度まとめます。

確定申告をe-Taxで行うときの流れ


1.「国税庁の確定申告書等作成コーナー」で確定申告書のデータを作成する。
2.1で作成したデータを「e-Tax」を使って送付する。


はじめる前の準備


では、ここからは、具体的に、確定申告をe-Taxで行うための準備をしましょう

1.住民基本台帳カードと、電子証明書(公的個人認証サービスに基づく電子証明書)の取得
 市区町村の窓口にいって、住民基本台帳カードを交付してもらう。(写真付と、写真なしが選べるが、写真をつけると公的な身分証明書になるとのこと。でも、運転免許層とかがあるのなら、写真なしで十分だとおもいます)
 住民基本台帳カードに、電子証明書を入れてもらうのは、別の手続きになるのですが、「住民基本台帳カードに電子証明書を入れたい」と、相談すれば、窓口で説明してもらえると思います。
 僕は、横浜市中区の区役所では30分くらいで両方取得できました。
 代金は住民基本台帳カードの発行が500円、電子証明書も500円でした。

注意:追加情報!(2月28日)
横浜市中区では、住民基本台帳カードが当日発行でしたが、市川市、台東区では、住民基本台帳カードの発行に2回かかったそうです。初回は申請のみで、それから、郵送で本人確認の書類が送られてきて、その書類をもって、再度役所に行く必要があるそうです。
当ラボのメンバーが2人ほど、1日で終わらずに2回いくことになったそうです。
住民基本台帳カードについては、取得前に、役所のHP等でご確認ください。

以下横浜市の例です。どうも、「文書照会方式」と「免許証方式」があるのですが、自治体によっては「免許証方式」が無い場合があるようです。横浜市でも混雑時は即日発行できないこともあるようなので、注意です


☆文書照会方式
 申請後、本人意思を確認するための照会書(住民基本台帳カード交付通知書兼照会書)が自宅に送付されます。
 同封の回答書に署名・なつ印し、30日以内に、健康保険証など申請者の氏名等が確認できる書類とともに、申請した区役所にお持ちいただくと、住基カードが交付されます。(お渡しの際に暗証番号を設定していただきます。)

☆免許証方式
 本人が区役所窓口に、運転免許証、パスポート等官公署が発行した顔写真つきの証明書を提示すると、原則として即日、住基カードが交付されます。(お渡しの際に暗証番号を設定していただきます。)
 注1 システム上、カード発行に時間がかかるため、免許証等をお持ちいただいても、即日交付できない場合があります。あらかじめご承知ください。
 注2 お引越しシーズン等窓口が混雑している日は、住民票の異動届と同日にカード交付申請しても、即日交付できない場合があります。あらかじめご承知ください。
横浜市 市民活力推進局 住民基本台帳ネットワークシステム


2.ICカードリードライタの準備
 ICカードには、接触型と、非接触型の2種類があり、ICカードリードライタもそれにあわせて選択する必要があります。
横浜市の場合は、接触型なので、シャープのICカードリーダ RW4040 にしました

2月11日18時現在アマゾンのエレクトロニクス部門9位ということで、e-Taxの影響で、うれてるのでしょうか。
僕は、みなとみらいのデオデオで購入しましたが、値段は2980円で、アマゾンと同じでした。

公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタ普及促進協議会の解説ページによると


「非接触型ICカードリーダライタ」「共用型ICカードリーダライタ」
券面に端子が付いているICカード(コンビ型ICカード)と、付いていないICカード(非接触型ICカード)の両方に対応しています。

とあるので、ソニーのパソリも使えるのではと試してみましたが、残念ながら、使えませんでした。最近では、ノートPCに内蔵されているものも増えているのに、どうして、パソリではだめなのでしょう。(もらいものがあったので)本当、残念です。

さて、ICカードリードライタをPCにセットして、ドライバと、ソフトをインストールしましょう
http://www.nta.go.jp/e-tax/step01.html
の下のほうの
「ICカードリーダライタのドライバのインストール」
「電子証明書のソフトウェア等のインストール」
を行います。
ま、手順どおりやれば、ここはOKです。


3.e-Taxの開始届出書作成
e-Taxで送信するために、開始届けをして、「利用者識別番号」を取得します。
「利用者識別番号」は、e-Taxにログインするときの、IDとなります。送付のときにももちろん使いますが、送付後の完了通知を見るときにも、このIDでログインすることになります。
昨年までは、オンラインでは、取得できなかったのですが、ことしは、オンラインででき、すぐに「利用者識別番号」を取得できるようになりました。
(実は、僕は、去年ここで、挫折しました。IDを郵送で待つなんて、そんな気長なことできん!と思ったんですねえ。)

手順: e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナーからはじめる。

(1) 利用環境の確認
利用環境としては、Macは使えないようです。FireFoxもだめみたいですね。ここは、ハックしてもしょうがないので、素直に従いましょう。
Windows 2000,Vista,XPのIE6,IE7+Adobe Reader 7.0.1以降,
Adobe Reader 8.0.0以降だそうです。
しかし、Adobe Reader 7.0.1以降とAdobe Reader 8.0.0以降が並列でかかれるのがご愛嬌ですね。


(2)証明書のインストール
インストーラーで証明書をインストールしましょう。
この証明書がないと、開始届けのPDFが開かないようです。

(3)開始届け

pdfの、エントリフォームが現れるので、ここに入力して、送信します。
送信すると、「即時通知(開始届出書)」画面がでて、「即時通知(開始届出書)」画面で、「次へ」ボタンをクリックして、「利用者識別番号照会」画面に進む。
そこで、電子申告・納税等に係る利用者識別番号等の通知が見れるようになります。
PDFの申請書になったりするところが、すごく、唐突感があるのと、「即時通知」などという聞きなれないことばで、うんざりしかけますが、ここは、ぐっとこらえましょう。
即時通知という用語は、これからも、何度も出てくるので、今のうちに、なれておきましょう。

4.e-Taxへの初期登録
http://www.nta.go.jp/e-tax/step02.html
↑のページの真ん中あたりにある「初期登録」へのリンクから、初期登録のページを開きます。
ここで、電子証明書入りの住民基本台帳カードとICカードリーダが必要になります。
「受付結果(受信通知)の確認について」のリンクから、入って、受付結果(受信通知)を確認しましょう。

さて、ここまでで、初期設定関係は、終わりです。
ここまでの手順は、今年だけ!(おっと、個人証明は4年後に更新ですが,..)
では、いよいよ、確定申告書をつくって、 送付しましょう。

5.平成19年分 確定申告書等作成コーナーで、確定申告書を作成

https://www.keisan.nta.go.jp/h19/Ta_etax105.htm

このページがなんとも、ややこしいのですが、「初めての方もらくらく!申告書作成」のリンクから入ってゆくとよいかもしれません。
僕の場合は、「株式の配当所得」の申請だったのですが、その場合は「申告書A」からのリンクでOKでした。
提出方法選択で、 「電子申告により税務署に提出する。」をチェック。
その後、「申告書Aを入力」->「住民税等入力」->「住所・氏名等入力」(還付金のあるときは、受け取り口座の指定もここでする)->「電子申告用データの保存」 と遷移してゆきます。

「電子申告用データの保存」

さて、ここまでは、比較的わかりやすいのですが、この「電子申告用データの保存」で困りました。
普通ならここで、送信ボタンがくるはずなのですが、

↑のような、悩ましいボタンが並びます。
いったい、僕は次にどうすればいいのか?
試行錯誤の末、理解できたのですが、「確定申告書等作成コーナー」の保存データはそのままe-Taxに送ることはできず、e-Taxに送るのは、「電子申告用データの保存」で作成したデータなのです。
上記ボタンの「入力データを保存する」ボタンは「確定申告書データ保存」であって、「電子申告用データの保存」ではないのです。まとめると


確定申告書データ:「確定申告書等作成コーナー」で読み込みも可能。サーバー側にはなんら保存されない。保存はローカルPC側で行う。拡張子は.data。中身はバイナリでちょっと、読む気にはなれない


電子申告用データ:確定申告書等作成コーナーで作成可能。このデータをe-Taxに送信可能。拡張子は.xtx。こちらは、XMLなので、文字列として読める。このフォーマットにさえ書き出せれば、e-Tax申請が可能となるので、「確定申告書等作成コーナー」的なアプリを独自開発しても、よさそう。

つまり、「確定申告書等作成コーナー」のデータが、そのまま、税務署に送られるのではなくて、いったん、ローカルPCに電子申告用データ(.xtx)に書き出されて、これを、e-Taxに送付することになります。
つながっているようで、つながってないのが、なんとも、気持ち悪いのですが、データの作成と、データの送信部分をきちんと分離できているという面では、優秀だとおもいます。
ただ、その分離感がなくなれば、もっといいのだけどなあ。それはさておき、先に行きましょう。

「電子申告用データの送信」
「電子申告用データの保存」画面で[保存終了(次へ)]ボタンを押すと電子申告用データの送信が、ポップアップウインドウで開きます。

ここで、また↑こんな悩ましいラジオボタンが登場します。
e-Taxソフトってなんだ?
実は、e-Taxへは、ブラウザ経由以外にも、専用アプリでの送信が可能なんです。それがe-Taxソフトです。しかも、このソフトは、確定申告書をはじめいろんな申請書の入力もできるアプリです。ただし、UIは、ぜんぜんいけてなくて、確定申告書をつくるなら、紹介した確定申告書等作成コーナー」のほうが、良いです。入力フォームとかもXMLでばりばり定義できるような、拡張がしやすそうなつくりになっていますが、専用ソフトから、ブラウザ版に向いているという気持ちが伝わってくるくらい、やる気がないアプリなので、本当に必要な方だけ、つかわれることをオススメします。

さて、ラジオボタンに関しては、当コーナーから送信するとし、いくつかの確認事項をチェックして、次へボタンをおすと、Javaアプレットが起動し、「申告データの選択」->「証明書の選択」->送付->確認 と続きます。
即時確認があって、さらに、受付確認をe-Taxにログインして行うよう指示があるので、実行しましょう。
ここまでくれば、ほとんど、終わりですので。
e-Taxは、申請データが届いたどうかを、ログインしてみることができるのですね。
銀行の、振り込みの仕組みとかと比べると、このつぎはぎ感はなんともいえませんが、もうすこしです。


「送信票兼送付書印刷」
電子申告用のデータを保存し、保存終了ボタンをおすと、「送信票兼送付書印刷」の画面に遷移します。
源泉徴収書は、e-Taxを使うと送らなくてもよくなりますが、もし、必要な書類があれば、ここの一覧で表示されます。

「送信後の確認事項」
送信票兼送付書印刷の次が、このページ。
これで、完了です。

添付書類の送付が必要な場合は、送付しましょう。
僕は、株式の配当の申告でしたが、信託の計算書当の資料添付はいりませんでした。郵送はいっさいありませんでした。

やっとおわった

さて、このエントリーを書くために、改めて、「確定申告書等作成コーナー」を触ったりしたのですが、このつぎはぎシステムをどれだけの方が、つかえるのかなあと心配になります。 ま、1回やればなんとかなるのはたしかなのですが、その1回を実行するために、あまりにも、面倒だなあと、感じます。 でも、紙資源の節約とか、メリットも多いので、なんとか、多くのかたにつけってもらえるといいですね。

確定申告は2月18日からなのですが、実は、還付がある申告をe-Taxで行う場合は1月から受け付けていました。僕も、実際1月21日に申告したのですが、なんと、2月7日には、還付金が送金されてきました。
このスピードは、感激。
5000円の控除も戻ってきたし、還付金ももどってきたし、来年からは、もう役所にいかなくてもいいし、やったかいがありました。


あと、僕は、還付だったので、納付はしていなので、e-Taxでどうやって、納付するのかまでは、残念ながら、体験していませんが、4 電子納税手続のページで解説されています。もし、体験されてたら、ぜひコメントくださいね


いくつかの補足


修正したいとき

e-Taxのいいところをひとつ付け加えると、送付してから、修正をしたいときは、あたらしいデータをそのまま再度送ればいいという点です。
参照当初、提出した申告データに誤りがあり、訂正したいのですがどうすればいいですか。

Macでe-Taxを使う
e-Taxの開始届けは、Macでは、できなさそうなのですが、e-Taxでの、申請書の送信自体は可能のようです。 e-Taxの開始届けはWindowsを借りてやるか、文書で申請すれば、いいですね。これも1回だけでいいので。 参照:Macintosh(マッキントッシュ)をご利用の方も「確定申告書等作成コーナー」からe-Taxへ直接送信できます

e-Taxの開始届け自体もAdobeReaderにルート証明書を入れれば何とかなるようなきもするなあ..でも、其処までして、ハックしたいとも思わないので、無理しないでおきましょう。

では、みなさま、楽しいe-Taxを
やれば、かならずできますので、あきらめないでね。

参照:e-Taxで確定申告

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この一覧は、次のエントリーを参照しています: e-Taxを利用した確定申告に挑戦。見事成功しました:

» いよいよ確定申告の季節です。ふう。 送信元 Jump Into The Sky !!!
先週の東京は3度も雪が降ったばかりですが、 春だなと確実に感じるイベントが…… [詳しくはこちら]

» 作成したデータを結合・送信する 送信元 e-taxで確定申告をしよう!
確定申告書作成コーナーで作成したデータを結合し、e-taxへ送信します。これでe-taxを使った確定申告の手続きは全て完了となります。 [詳しくはこちら]

» eTaxで確定申告 送信元 マグマ大使の道具箱
給料以外の収入がある人は確定申告をして所得税を納めなければならない事になっていま [詳しくはこちら]

コメント (21)

さといも:

私も、今年はチャレンジしています。
貴方と同じようにいろいろ迷いつつ、ほぼ完成しています。
昨年、同じように途中挫折しました。「電子証明書」の取得のところでです。
今年は、なんとかいけそうです。
今、「住民税」のところで、疑問があります。e-Taxの場合、その分のページがありません。昨年、この分が市役所に届いていなくて、国民健康保険の申請が必要になりました。
多分、電子データなので省略されていると思うのですが、現段階では分かりません。

もう少し、Help等をみて確認してから送信するつもりでいます。

みなみ:

こんにちは。
今年は、随分e-taxの周知広告が目立ちましたので、さぞ使いやすいシステムなのだろうと思って始めましたが
要所要所で、まるで「申告させないぞ!」と言わんばかりの作りに辟易しながら送信を終えました。
木を見て森を見ないと言いますか、一本一本の小枝の説明ばかりを、言葉とページと手法を変えて
延々としている感があり、すっきりとした全体像がなかなか見えませんでした。
それと、仰るとおりのチグハグ感。
画面に向かって「は?バカじゃないの?」なんて独り言を、送信までに何度呟いたことか。
ある程度PCを使い慣れている人でないと、今のままでの普及はちょっと難しいかもしれませんね。
途中までは、e-taxのアンケートに「コレとアレとソレを書いてやる!」と意気込んでおりましたが
あまりの疲労感で、その気力も失せました。
あ、もしかしてあの「迷路」はアンケートを書かせないための伏線? ・・・・とか。

フナミタカオ:

コメントどうもありがとうございます。
まったく、銀行では考えられないようなつくりですよねえ。「パソコンでラクラク」というのは、絶対に嘘です。

さいともさんへ
住民税の件ですが、
https://www.keisan.nta.go.jp/h19/Ta_etax105.htm
↑のページの「所得税の確定申告書」のリンクを押して開いたページの下部にある、「確定申告書データ読込」のリンク(すみません、直でリンクはれないようなので、ややこしい説明です)から、確定申告書作成コーナーで保存した .data形式のデータを再読み込みできます。
読み込んだあと、「入力終了(次へ)」で遷移してゆくと、「住民税等入力」というページがでてきます。ここで、住民税関連の情報を入力できるのですが、僕も新規で、確定申告書を作成したときは、このページが表示されなかったような気もします。
http://byfiles.storage.live.com/y1p3S5rgLxDRjYCOAJs1c_RqeN5C608LDlNcKGNn-Ypn4WJOHBq7OYJZduMUgtfJXJPgVGwkRcWMjE
画面キャプチャ
それで、このページを入力して、再提出しました。気のせいかと思っていたのですが、もしかしたら、新規入力のときは「住民税等入力」のページがでないのかもしれません。(確認したらいいのですが、パワーがないです)

みなみさんへ
アンケートフォームなんていうのがあったのでしょうか(^^;
きっと、アンケートだけで、うんざりするようなフォームかもとおもうと、もう、みたくないですよね。年度、年度で予算消化しながら、増改築を繰り返してるんだろうなあ。プロジェクトに参加してる開発者のほうも、つぎはぎでやりにくいのでしょうね。JavaアプレットやXMLによる、フォーム定義が中途半端に使われていて本当かわいそうなシステムです。GoogleとかYahoo!がつくってくれるとどうなるんだろう?考えてみると面白そうですね。

peet:

5000円が還付されるというのでe-taxにチャレンジしました。PCの利用には自信を持っていたのですが、見事に打ち砕かれました。途中、e-taxの開始届出書作成とe-taxへの初期登録を混同して後者を飛ばしたまま進めてしまい、送信の段になって逆戻りさせられました。

あと、これは私が悪いのですが、タブブラウザのSleipnirを使って作業を進めたところ、JREはインストールしてあったのに、肝心なところでJavaアプレットが起動しませんでした。

とにかく分かりづらく、郵送よりはるかに大変な印象です。そのことをアンケートにがっつり書こうと思ったら100字までと制限されていたので思いのたけを十分に表現できませんでした(笑)。そこでブログ検索をしてここにたどり着きました。やはり皆さん同じ事を感じているのだなあとちょっとだけ安心です。

年配の人などには決して勧められないできです。絶対普及しないと思います。何とかしてもっと簡単にして欲しいですね。

フナミタカオ:

peetさん、どうもご苦労様でした(^^;
アンケート100文字とは、これも、すごいなあ。
たぶん、フィードバックもらっても、読んでる予算がないんじゃないかなあ。
仕方がないので、ブログにエントリーして、民意をつたえましょうか....

「絶対に普及しない」と言うコメント、賛成です。
でも、どうにかしたいですねえ。

山本ゆうご:

私もさっき住基カード&電子証明をもらいに行きました。

だけど市川市特有の話なのかわからないのですがその場では住基カードはもらえず、
1.今日は申し込みだけ
2.後日郵送で何かが送られてくるから
3.その指示に従って期間内にもう一回窓口にくること
とのこと。

ということで平日の二回が奪われてしまうことに。ステップ2と3のスケジュールが不明というところが、コストだけではなくリスクも高まる。

山本ゆうご:

台東区もその場ではカードはもらえずに、何かが郵送されてから再度窓口にいかなくてはならないらしい。

戸田市在住60才:

戸田市は住基カードと電子証明を一発でもらえました。
事前に住基カード用の顔写真(パスポートサイズ)を用意してそれぞれの申請用紙を提出し市役所に入ってから出るまで約30分で完了、午後1時頃で意外にすいていました。
経費は
①証明写真700円②住基カード500円
③電子証明500円④リーダーライター2980円 合計4680円 市役所へ行くのにバス代を使ったとしたらほぼ5000円なんともにくい税額控除でした。
ところで医療費の還付の申請をしましたが土曜日の朝9時から始めて送信完了したのが夜10時でした おつかれさま。

こっそり:

こちらのページを始め、あちこちの記事を頼りにようやく確定申告完了しました。

自分の時の様子をまとめてみましたので、困っている方の参考になれば幸いです♪
http://e-tax.life-k.com/

よこはま40前:

正直、e-taxは使えたら便利そうですが電子証明が平日に役所にいかないと発行できないことが大きな壁ですね。毎日朝から晩まで働かなければならない忙しい納税者にとって、役所は、日帰りで休日に北海道に行くより難しいかも。休日、うまく窓口で電子証明を受け取れるようにできるといいんですけど。5000円はせこい。

フナミタカオ:

住基カードと証明書の取得、みなさまご苦労様です。
自治体ごとに、対応が違うというのも、情報が錯綜する原因ですよね。
確定申告も、所得税に関しては、3月17日まで。
これから、e-Taxに挑戦のかたは、かなり覚悟してめげずに、すすんでくださーい。

山本ゆうご:

e-taxなんとか終わりました。

しかしめちゃくちゃ導線がわかりにくくて、二度と送信画面にいけなかってかなり時間がかかりました。でも3割くらいは、そもそもの確定申告のルールを知るのに費やした時間だけど。

ちなみに、カードリーダーはアキバのジャンク屋で100円で買ったものでできちゃいました。

うまくたどれるようにリンク集でも作ろうかとさえ思ったけど、いくつかのポイントでリファラーチェックしていて、リンク張れないんですね。

りんむう:

今、やっと終わった(のか不明)。
何故って、最後の「送信票兼送付書」が意味不明で、○印は付いているもののオンラインで送信にはチェックが付いていないって云うのは、本当に送信されているのか不安。
確認するにはeTaxソフトをインストールしなくては判らないなんて、本当にナンセンス。
それと(不満は怒濤の嵐)、最初はカードリーダーも無いし、カード登録もしていない状態だったので、通常印字の選択でデータ(膨大な量の医療費明細)をやっと作り上げたのであるが、その後、リーダーと住基カードを取得したので、eTaxに切り替えようとしたら、今まで苦労したデータは全く使えず、最初からの作り直し(以前の画面を横ちょに出して一つ一つコピペ)だった。
今では、eTaxにした事をとても後悔している。(リーダー買ってしまったし、住基カードにお金払っちまったし、一度入り込むと後戻りできないっていう、おっそろしいシステムだって云う事がよおっく判った。)

たどんごろん:

今回は5000円控除があるということでカードリーダ買ってもお得と思って取り組みましたが、その大変だったこと。今終わりました(でもちゃんとできているか今一不安)。
オンラインでらくらく・・・全~然~嘘八百!!!!!!。
e-taxの開始届出書作成とe-taxへの初期登録を混同・・・初期登録がやってないと言われてみて気づきましたが。
最後の「送信票兼送付書」・・・これで3時間くらい悩まされました。諸兄のレポートを見て安心というか特に郵送も再度の電子送信もしなくて良さそう、という結論にようやく思い至りましたが。
良かったことは息子が特定扶養控除の該当する年になっていて今年は63万円控除だったこと! 紙でやっていたら気がつかずこれだけはe-Taxにして良かったでした。

peet:

まだ口座確認はしていませんが、3/17付けで処理済とのハガキが届きました。皆さんが書かれているように、最終段階の送信票兼送付書に悩んだクチですが、多分何もしなくて良いのだろうと思ってました。online申請から20日弱で処理された形になりますね。

やはり問題は単にシステムが複雑な事だけでなく、それに対する案内方法が分かりにくいという事でしょうね。自治体の住基カード取得から含めてe-taxを初めて行う人向けの完璧なサポートページみたいなものを国税庁が主体となって立ち上げるべきでしょうね。この部分についてはあれを参照、こっちについてはこれを参照では駄目で一本のラインで最初から最後までサポートしてくれるようなページです。作業のどの段階にいるかもわかるようにして欲しい。「完了まであと約1時間」とか。

チエリー:

こんにちは。
今まで「国税庁の確定申告書作成コーナー」から青色申告の書類を作成して郵送で送っていましたが、今年はe-taxでやってみました。諦めの悪い性格が幸いしたのか、信じられないほど時間がかりました。

まず専用アプリでやったのが失敗でした。そうでないと送れないと思ったんです。後で知り合いの税理士に聞いたら「国税庁自らが『あれはワープロです』と言っていたよ」。なんでそんな中途半端なソフトを全面的にだしているのかしらね。途中で税務署にも電話して「あれで送らなくてはいけないのですか? すごく使えないんですが」と言ったら「そうなんですよね…すみません」て言われました。

次に区役所で1時間かけて住基カードと個人認証の登録をやりましたが、3年ごとに更新なのでびっくり。別に住基カード(こちらは10年ごとの更新)に組み込まなくてもいいのに、住基カードを普及したいんでしょうね。目黒区は職員がデジカメで写真を撮り、その日に発行してくれました。写真代はかかりませんでしたが、怖い顔で写っちゃいました(笑)。

また、私はICカードリーダーはひとつあれば何にでも使えると思っていました。eddy用のリーダーがあったので今年はe-taxにしようと思ったのですが、やっぱり使えず3000円で購入しました。ここまででの費用は4000円ですが、区役所や量販店に出向いた交通費などを入れると5000円ぐらいになっちゃいますね。なんか空しくなりました。

その後もつまづいてはネットで解決策を探し、国税庁のHPはクリックするたびに新規ウィンドウが開くということもあり、何度もIE7が落ち、そのたびに最初からデータを読み込み、生も根も尽き果てて申請を終了。

たまたま仕事が少なかったからできましたが、忙しかったら大変なことになっていたと思います。また、送ったデータの中身が確認できないから(私の場合は決算書類も一緒に送ったので)、正しいデータを結合できたのかすごく不安が残りました。

さらに、別な人からは「うちの経理士は5000円の控除は1回限りと言っていた」と聞いてHPをみたら、「H19年度もしくはH20年度のどちらか」と書いてあり、そう言われるとそうかも、と思いがっかり。

追い討ちをかけるように、前述の税理士からは「カードのICチップが直ぐ壊れるんだよね。僕のは2回で読み取らなくなっちゃった」ともいわれました。

別な友達からは「添付書類がないから不正を働く人も多いだろうね。監査が入り易かったりして」という一言も。不正はしていませんが、監査はいやだ…

最後にひとつだけいいことがありました。
勘違いをして引っ越す前の税務署に送ったため(汗)、税務署から電話がありましたが、「電子ですのでこちらから転送しておきますね」といわれて済みました。転出届も「確認できましたのでこちらでやっておきます」と親切。きっとe-taxで苦情が相次ぎ、サービスが良くなっているのかしら。いずれにせよ、正しいデータが送れたことがわかったので一安心になりました(ひょうたんからこま?)


フナミタカオ:

3月も終わりです。
e-Taxに参加された皆様、本当にご苦労様でした。
ほかのブログでもe-Taxのエントリーについて、読んでみたのですが、苦労話ばかりですね。
「らくらく」がキャッチフレーズに惹かれたユーザーにとっては、
・個人証明書の取得のために、役所を往復
・難解なサイトを理解するための試行錯誤
が、想像以上に負担だったのではないでしょうか?


どうも、新聞記事とかでは、どうもさらっと、流されてしまったいるのが残念。
エントリーはすでに見られないが、

asahi.comの記事で
「asahi.com:池脇千鶴さんが電子申告 確定申告スタート - 暮らし」というのがあり、「パソコンに疎い私でも、あっさりできた。皆さんも早めに申告をお願いします」と池脇千鶴さんの公式発表をそのまま記事にしていた。

ただ毎日jpの記事では
「池脇千鶴:「早めに準備」でネット納税 - 毎日jp(毎日新聞)」では、同じ池脇千鶴さんが話したであろう、
「(e-Taxは)ややこしいこともあるので早めに準備して、利用してもらえたらと思う。(税金は)上手に国民のために使って」という部分を取り上げている。

しかし、いづれにしても、「ややこしいこともあるので早めに準備して」といわれるより、「難解だけど、最後まであきらめないで、応援しています」というほうが、実感値にあってると思ってる人がほとんどじゃないでしょうか?

体験談でも
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記者もやってみました「e-Tax」で確定申告
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/fuji-320080223015/1.htm
では、大変さをさらっと流してる。
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ま、ブログのエントリーのほうを見れば、実感地がわかるのですが、国税庁の皆様、どうぞ、来年は、「ちょと、ややこしい」くらいの実感でできるような改良をお願いいたします。

communi core:

e-taxご苦労様でした。
私は、
仕事で電子申告を行っており
今回の申告で180件余りの申告を行いました。
再送信による訂正を含めると200件以上送信したでしょうか・・・
この難解なシステム、税務署の人も理解しているのでしょうか?
税務署と電話でやりとりする事も何十回
まだまだ開発中のシステムの様です。

こちらは、このあと3月決算の法人税と消費税の申告
まだまだ休めません。

フナミタカオ:

communi coreさま
ご苦労様です。
プロの方も、同じインターフェースなんですね。
しかし、200回やっても、やっぱり慣れることができないような仕組みって、ほんとう困ります。
来年はどうですかねえ。

communi core:

仕事では
市販ソフトと国税庁のe-taxを併用して使用していますが
市販ソフトが100%対応してくれません。

結局はe-taxのソフトで作成・送信するのですが
1~2件のデータではe-taxのソフトも早いのですが
20件以上のデータが入ると、なかなか反応してくれません。
認証も消費税ではデータが小さいので、すぐ完了するのが
別表の多い法人税では事前のチェックに時間がかかり待たされる事もしばしば・・・

所得税の認証も、1日に30件以上送信するとなると
認証までの作業で時間をとられます。

たしかに、個人で確定申告をされるのであればe-taxソフトより、ホームページから入力して方がいいと思います。

また、申告完了後、自分の識別番号で国税庁のホームページにアクセスすれば、自分の申告したデータがダウンロード出来ます。
ただし、ダウンロードしたデータは、e-taxソフトでしか見ることが出来ません。

そうそう、今回まだ5000円控除を受けられていない方。
わざわざカードリーダを買わずとも、税務署や申告会場にパソコンが準備してある地域があるそうですので
自宅のパソコンで申告データだけを作成し拡張子が.xtxのデータに保存。
そのデータと公的認証を受けた住基カードを持って、申告会場に行けば、カード作成の1000円だけで控除を受けられますよ。

ただし、会場の税務署員が電子申告の操作を理解してくれてるかが問題。知っている女性で、昨年、申告会場で電子申告をしようとしたら5~6人の税務署員に囲まれて大変だったので、今年はうちの事務所に来られたと言う話もありました。

私は、一応、基本情報技術者の資格もあり、e-taxデータの構造も多少は理解できていたおかげで、トラブルも少なかったのですが・・・

来年の確定申告は、どうなるでしょうね。

田辺裕次郎:

最低・最悪ですね。このシステムは・・・・手続きが判らない
ので地元の税務署に聞いたら詳しくないのでネットで質問
してください、だって! 散々余計な物交わされ使いたく
なかった住基カード取らされ、役所をあちこと回り・・・
厄介なソフトのダウンロードに手間取り一ヶ月近くかかり
ました。その結果数ヵ月後に税務署からこれとあれの書類
を送れ、ときたもんだ。つまりサンプリングで不正を暴こう
というわけ。疑われたわけでなんともシャクな話。
これだったら端から署に出頭して手続きとればよかった。
5000円なんていらん! 来年から署員すら熟知しない
eTAX 方式、果たして何人が利用したのか? まったく税金
の無駄遣いじゃ。ちょっとかじったパソコンオタクが、一寸
遊んでみただけなのさ・・・・一般庶民には縁のない話! 

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