岡山放送局

2008年12月22日 10時20分更新

真庭で琴国の十両昇進祝賀会


大相撲九州場所で幕下優勝し新十両昇進を決めた真庭市出身の琴国の昇進を祝う会が、地元、真庭市で開かれました。

真庭市の勝山文化センターで開かれた祝賀会には、地元の支援者などあわせて400人が集まりました。

はじめに、設立されたばかりの琴国の後援会で会長を務める廣岡隆三さんが「岡山県北部から初めて関取が生まれ、誇らしいです。押しの一手で上位を目指してほしい。」と挨拶し、初土俵から15年かけて十両への昇進を決めた琴国を激励しました。

そして後援会の会員が、来月の初場所に向けて製作している化粧まわしのイラストを披露すると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

会場では子どもやファンとの交流も行われ、地元の保育園の園児たちが、大きな布に思い思いの折り紙や絵をはり付けて作ったオリジナルの化粧まわしを琴国にプレゼントしていました。

琴国は「地元の応援があって十両に昇進できました。皆さんの期待に応えられるよう頑張りたい。」と述べました。

祝賀会に参加した琴国の中学時代の同級生は、「ずっと応援してきたので、十両への昇進は本当に嬉しい。これからが勝負だと思うので頑張って欲しい。」と話していました。