県観光連盟のホームページ(HP)で食と観光をテーマにした漫画「ながさき食堂」を連載しているのざわのりこさん(35)が、次回作取材のため平戸市を訪れ、平戸観光ウェルカムガイドの説明を受けながら、田平天主堂(国重要文化財)や宝亀教会(県文化財)を見学、ヒラメ料理、伝統菓子「カスドース」などを味わった。
のざわさんは栃木県出身。2004年に茨城県取手市から夫(39)の古里である長崎市に転居した。「ながさき食堂」は今年6月から開始。長崎市や西海市、壱岐市、島原市を舞台に主人公が観光名所を巡りながら郷土料理などを紹介する内容で、平戸市を取り上げた回は来年2月にホームページ上で掲載される予定。
のざわさんは「平戸の歴史の深さを知った上で、主人公が驚いた様子を楽しく描き、喜んでもらえたらうれしい」と話した。
=2008/12/19付 西日本新聞朝刊=