岡山放送局

2008年12月21日 13時50分更新

「いのしし舞」練習進む


災難を救う守護神としていのししを祭っている和気町の和気神社で「いのしし頭」をかぶって舞う神楽が新年の祭りで初めて奉納されることになり、練習が進められています。

和気町の和気神社は、神社の守護神として「狛犬」の代わりにいのししの像を奉っていて、新年の大祭では初めて「いのしし舞」と名づけられた神楽が奉納されることになりました。

神楽を舞うのは、地元で趣味で日本舞踊など踊りをたしなんでいるという早瀬清春さんです。
新年を前に行われている練習では早瀬さんが木製の「いのしし頭」をかぶって地元の和太鼓グループの演奏に合わせてオリジナルの「いのしし舞」を披露しました。

「いのしし頭」は重さがおよそ2キロほどあり、顔をすっぽりと覆うように出来ているためかぶると大変、重いということですが、早瀬さんは軽快なステップで練習に励んでいました。
この「いのしし舞」は和気神社で来年1月1日の午前0時から行われる新年の祭りの席で披露されるということです。