宮田ジムの勇気!暴力団との決別 

  • 2008/12/21(日)

 今日の産経新聞・社会面に「内藤×山口」主宰の宮田ジムが、警視庁との合同で暴力団排除する記事が大々的に掲載されている。

 これは某日、宮田会長が警視庁に足を運んでいることをキャッチしていたもので、その背景を探った結果。筆者も、JBCを含めた勇気ある姿勢とこれまでの背景についての解説など取材協力させて頂いた。詳細は記事を見て頂くとして、こうした“ファンに見えない努力”はあまり評価されてこなかったが、プロボクシング業界全体の重要な問題でもあり、その大きな一歩を踏み出した宮田ジム、JBCには賛辞を送りたい。

 またJBCは今月「組織犯罪対策室」の設置を決定。これまで会場に当たり前のように存在した「肩で風を切るコワモテの集団」や「必ずテレビ中継に写る組織幹部」が激減すれば、またボクシング観戦へのイメージも変わっていく。かつてK−1などでは「VIPルーム」とは名ばかりの隔離部屋に招待することで一般のファンの目から遠ざける奇策がとられたことがあったが、その効果は間違いなくあったと記憶している。今回の記事もご覧になって健全化へのステップを考えて頂ければありがたい。(片岡亮)

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