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	大阪証券取引所　ジャスダック買収に成功
	男性刺殺で警備員の男を逮捕
	ＮＨＫカメラマンが着服で懲戒免職
	ＪＲ西車掌　女子高生に刃物
	日吉大社境内に産業廃棄物
	貨物コンテナが乗用車直撃　九死に一生の運転手語る
	田辺廃寺跡盗掘事件　嫌疑不十分で不起訴
	橋下知事上京　因縁の文部科学省へ
	国循人工心臓死亡で調査会設置へ
	パナソニック　三洋買収で金融3社と合意
	ＮＯＶＡ元社長が争う姿勢　「受講料」返還訴訟
	「裁判員制度」　偽の文書届く
	宿直手当が２万５０００円も　京都市水道局
	同志社大学　大麻学生５人に処分
	橋下知事　パラリンピック選手らと対談

最終更新日時：2008年12月19日 01:11

大阪証券取引所　ジャスダック買収に成功

大阪証券取引所の会見

大阪証券取引所は、新興企業向け市場・ジャスダックの株式の７割以上を取得して買収に成功したと発表しました。大証は、ジャスダックへのＴＯＢ・株式公開買い付けを１７日に締め切り、目標の３分の２を超す７６・１％を取得しました。これは、ジャスダック株の７割を持つ「日本証券業協会」の手放した５０・１％が中心で、買収総額はおよそ５３億３千万円となります。大証は今後、傘下のヘラクレスとジャスダックを統合して、ライブドア事件などで失った新興市場への信頼を取り戻す考えです。大証の米田道生社長は会見で「新興市場の再生・復活に向けてジャスダックと一体となって「努力していきたい」と話しました。大証は来年９月にシステム統合し、日本証券業協会などから残りの株式を取得する方針です。

( 2008/12/19 1:11: 更新)

男性刺殺で警備員の男を逮捕

事件があった雑居ビル

１８日未明、大阪府豊中市の雑居ビルで男性が胸などを刺されて死亡する事件があり、警察は被害者の知人の警備員の男を逮捕しました。１８日午前３時半ごろ、豊中市庄内西町の「サンライズビル」２階の廊下で、「男性が首から血を流して倒れている」と、このビルに入っているスナックの従業員から警察に通報がありました。男性は近くに住む電気工の野本真矢さん(３０)で、まもなく病院で死亡が確認されました。警察は直前に野本さんとビル近くの路上でもみあう姿が目撃されていた豊中市の警備員堀口龍二容疑者（５７）を殺人の疑いで逮捕しました。野本さんと堀口容疑者は一週間前にも女性関係でトラブルになっていたということです。調べに対し堀口容疑者は「被害者を殺すつもりは全くありませんでした。死んだことは私の責任だと思います」と話しています。

( 2008/12/19 1:09: 更新)

ＮＨＫカメラマンが着服で懲戒免職

職員が勤務しているＮＨＫ京都放送局

ＮＨＫ京都放送局のカメラマンが出張の際に宿泊費の不正請求を繰り返し、およそ６０万円を着服したとして懲戒免職になりました。懲戒免職となったのはＮＨＫ京都放送局の男性カメラマン（５１）です。ＮＨＫによりますと、このカメラマンは東京勤務だったおととし９月から今年４月にかけて、番組の取材で京都に出張する際にホテル代を不正請求していました。カメラマンは実家に宿泊していながら、一緒に出張した外部プロダクションのスタッフから領収書をもらってホテルに宿泊したように装っていたということです。不正請求は、宿泊費が９千円以下なら出張精算の際に領収書が不要となる外部プロダクションの規則を悪用したもので、２７回の出張で７４泊分、約６０万円にのぼります。ＮＨＫ今井善典副会長は「大切な受信料を職員が私した、皆様の信頼を裏切る言語道断の行為です」と謝罪しました。カメラマンはすでに全額返済していますが、ＮＨＫでは刑事告訴も検討しています。

( 2008/12/18 22:08 更新)

ＪＲ西車掌　女子高生に刃物　

乱暴目的でトイレに

１８日午前、ＪＲ西日本の車掌が、滋賀県内の駅で女子高生を刃物で脅してトイレに連れ込んだとして、逮捕されました。車掌は「暴行目的だった」と供述しています。逮捕されたのはＪＲ西日本の車掌・楓正嗣容疑者（２６）です。調べによりますと楓容疑者は、１８日午前７時４５分ごろ、滋賀県のＪＲ野洲駅北口で、女子高生に包丁をつきつけて公衆トイレに連れ込みました。通行人が通報したため、楓容疑者は逃走しましたが、およそ１００メートル先の路上で警察官に取り押さえられ、銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。楓容疑者は、１６日から連休をとっていました。調べに対して楓容疑者は「性的暴行を加えようと思った」と供述していて、警察では容疑を「婦女暴行傷害」に切り替えて調べる方針です。ＪＲ西日本ではおととし、特急サンダーバードの車内や、駅のトイレなどで婦女暴行事件が起きていたことから、車内巡回など対策を強化していました。ＪＲ西日本は「あってはならないことで、お客様の信頼を損ねることとなり、誠に遺憾。厳正に対処する」とコメントしています。

( 2008/12/18 19:16 更新)

日吉大社境内に産業廃棄物

産廃が埋められていた日吉大社

国の史跡に指定されている滋賀県大津市の日吉大社の境内に,産業廃棄物が大量に埋まっていたことがわかりました。古くは古事記にも登場し、織田信長の焼き討ちにも遭いながら、比叡山のふもとで悠久の歴史を刻んできた日吉大社。その由緒正しき境内に埋まっていたのは、なんと大量のブロックや鉄骨でした。これらの産業廃棄物が見つかったのは、駐車場の工事現場の盛り土でした。当時の宮司がいないため、不法投棄の経緯は全く分からないということです。実はこの駐車場、日吉大社が観光客用に５年前、スギやヒノキを伐採して整備したものですが、その行為自体が違法でした。国の史跡にもかかわらず、無許可で工事していたのです。文化庁や滋賀県は「元に戻すように」と行政指導。その原状回復工事の最中、産業廃棄物が見つかったのです。日吉大社では産業廃棄物を早急に処分したいと話しています。

( 2008/12/18 19:16 更新)

貨物コンテナが乗用車直撃　九死に一生の運転手語る

運転席が大破

１８日夕方、大阪市北区でトレーラーが衝突して横転し、対向車がコンテナの下敷きになる事故がありました。危機一髪で助かった車の運転手が恐怖の体験を語りました。
横転したトレーラー。その横には、コンテナの下敷きとなり、押しつぶされた車が。この車の中にいた会社員の男性（２６）は九死に一生を得ました。
事故は１７日午後５時前、大阪市北区にある、ＪＲ東海道線の高架橋付近で起きました。防護柵に衝突した大型トレーラーは横転、積荷のコンテナが対向車線を走っていた車を直撃したのです。車の運転席側の天井は完全に押しつぶされましたが、運転していた男性はとっさに助手席側に身をかがめ、奇跡的に軽傷で済みました。押しつぶされた車の運転手は、「本当に生きてるのが奇跡なくらいです。何かが守ってくれたのかという感じです。高架下を通り抜けた瞬間、貨物が落ちてきて、気付いたら目の前に貨物があるという状況でした。助手席の方が空いていたので、そっちから逃げました」と話しました。警察では、トレーラーの運転手から事情を聞き、事故の詳しい状況を調べています。

( 2008/12/18 19:15 更新)

田辺廃寺跡盗掘事件　嫌疑不十分で不起訴

嫌疑不十分で不起訴

大阪府柏原市にある国指定の史跡・「田辺廃寺跡」で、瓦などを盗掘したとして書類送検された元住職の男性が、嫌疑不十分で不起訴となりました。奈良市の元住職は３年前、柏原市にある国指定の史跡「田辺廃寺跡」で、瓦とれんがあわせて３６点を盗んだとして窃盗と文化財保護法違反の疑いで、２００８年１０月に書類送検されました。警察によりますと元住職がオークションにかけて欲しいと古美術商に持ち込んだ瓦が「田辺廃寺跡」で見つかった瓦と一致しましたが元住職は容疑を否認していました。大阪地検堺支部は元住職を罪に問えるか検討した結果、犯行の立証は難しいと判断、嫌疑不十分で元住職を１７日、不起訴としました。

( 2008/12/18 19:10 更新)

橋下知事上京　因縁の文部科学省へ

文科省を訪れる橋下知事

全国学力テストのデータの公表をめぐり国と対立を続けている大阪府の橋下知事が、１８日、文部科学省を訪れました。１７日の会見では「なぜ文部科学省は（学力テストのデータ開示が）過度の競争というのか、激しい怒りを覚える」と話していた橋下知事。その知事は１８日に文部科学省を訪問しました。学力テストのデータ公表を巡る話し合いの前に、まずは丁重にご挨拶です。文部科学省は市町村同士の過度な競争を避けるため、「学力テストの市町村別データを公表しない」という方針を示しています。これに対し橋下知事は「公表するかしないかは、都道府県の判断に任せるべきだ」と主張。大阪府の教育への取り組みを説明し「大阪では学力データを公表し、府民に問題意識を持ってもらって、教育に取り組んでもらうことが必要だ」と話しました。これに対し文部科学省の政務官は「過度な競争にならず、公教育の充実につながるなら公表の仕方について各教育委員会で考えて頂いてもいい」と話したものの、市町村別データを公表しないという姿勢を崩さず、議論はもの別れとなりました。橋下知事は「一律に公開・非公開というのは子供達や教育現場を考えていない。学力テストを穏便にすませようという役人の知恵が働いている本当に腹が立つ」と憤りをあらわにしました。文部科学省は学力テストの実施要領を年内にも決めますが、橋下知事の思いは盛り込まれるのでしょうか。

( 2008/12/18 19:10 更新)

国循人工心臓死亡で調査会設置へ

申入れを行なう遺族の代理人

大阪府吹田市の国立循環器病センターで臨床試験段階の補助人工心臓をつけた患者が死亡した問題で、遺族の代理人が第３者による調査会を設けるよう申し入れを行いました。申し入れを行ったのは国立循環器病センターに入院していた重い心臓病患者の男性（当時１８歳）の遺族の代理人です。男性は去年春に入院し、補助人工心臓「エバハート」を装着後に容態が急変し、ことし３月に死亡しました。エバハートは承認申請段階の補助人工心臓で、臨床試験を行うには半年ごとに本人の同意が必要です。男性が意識不明の状態に陥ったため、ことし２月母親が同意書に署名をしましたが、臨床試験が続けられることに「理解・納得はできない」と記していました。センター側は「男性の容態急変はエバハートの不具合が原因ではなく、医療事故ではない」と話していましたが、男性の遺族は「病院は信じられない」としています。遺族の代理人は「病院は容態の急変について調査中というばかりで私たちには何も説明していません、一体何を基準として事故ではない判断したのでしょうか」と話しています。厚生労働省では申し入れを受けて第３者による調査会を設置するとしています。

( 2008/12/18 19:10 更新)

パナソニック　三洋買収で金融3社と合意

一株131円でTOB（株式公開買い付け）を実施

三洋電機の買収を目指すパナソニックが、三洋側の大株主の金融機関と進めていた交渉で合意に達したことが分かりました。三洋の買収をめぐっては、パナソニックが三洋株の７割相当分を持つ「ゴールドマン・サックス」など、金融３社と交渉を進めていました。３社のうち、ゴールドマン・サックスは当初、パナソニックが示した三洋株の買収価格が低すぎるとして、拒否する姿勢を示していましたが、投資の回収を急ぐため、最終的に売却に同意しました。パナソニックは来年２月にも、すべての株主に対して一株、１３１円でのＴＯＢ・株式公開買い付けを実施する方針です。パナソニックと三洋は１９日午後、大阪で会見を開き、交渉の経緯などを説明する予定です。

( 2008/12/18 14:22 更新)

ＮＯＶＡ元社長が争う姿勢　「受講料」返還訴訟

元受講生は「なぜ謝罪がないのか」と意見陳述

経営破たんした英会話学校、ＮＯＶＡの元受講生が前払いした受講料などの返還を求めている裁判で、猿橋元社長側は、「違法な営業活動はしていない」と争う姿勢を示しました。この裁判で元受講生は、「ＮＯＶＡは負債として処理すべき前払い受講料を売り上げとして計上し、経営拡大を続けて破たんした」などとして、猿橋元社長らに約１６００万円の損害賠償を求めています。１８日の第一回口頭弁論で、京都市に住む６０歳の元受講生が、「猿橋元社長らから何の謝罪もないのはなぜか?」などと意見を述べました。これに対し、元社長側は書面で「違法な営業活動はしておらず、請求の棄却を求める」と答弁し、全面的に争う姿勢を示しました。原告の弁護団は今後、追加提訴を行い、旧経営陣の責任を追及していきたいとしています。

( 2008/12/18 14:17 更新)

「裁判員制度」　偽の文書届く

「有識者枠に特別に指名された」などと書かれていた

来年５月に始まる裁判員制度で、「有識者枠に特別に指名された」として、和歌山地方裁判所へ来るよう求める偽の通知書が郵送されていたことがわかりました。偽の通知書の差出人は、和歌山地裁の「裁判員制度係」を名乗り、今月１２日付けで、和歌山県高野町の男女２人に宛てて出されていました。その内容は、裁判員制度実施にあたり、「有識者枠」に特別指名されたとした上で、来年２月２日に裁判所へ来て、戸籍謄本や履歴書、振込口座などを提出するよう求めています。裁判員制度では、来年の候補者名簿に記載された人に、先月末すでに通知が発送されていますが、実際には有識者枠などは存在しません。和歌山地裁では、「通知の段階で書類を用意してもらったり、裁判所に来てもらったりする必要は全くない」として、不審な文書に注意を呼びかけています。

( 2008/12/18 12:30 更新)

宿直手当が２万５０００円も　京都市水道局

配水管理センターでは職員４人が宿直勤務

京都市水道局の職員の宿直手当が、緊急出動のための特別の手当を一律に支給するなどして、一晩で約２万５千円になっていたことがわかりました。問題が発覚したのは、京都市水道局の配水管理センターです。センターでは午後５時１５分から翌朝８時半まで、職員４人を宿直勤務させていますが、一回につき、平均で約２万５千円の手当を支給しています。市の宿直手当ての基本額は、一日当たり４４００円ですが、水道局では独自に加算分として給料の日額の３分の１と、「緊急出動のための待機代」として、超過勤務手当が勤務内容にかかわらず、一律で支給されていました。しかし緊急出動は昨年度で７件しかなく、水道局では、「制度上は問題ないが、今後宿直の体制について見直していきたい」としています。

( 2008/12/18 12:28 更新)

同志社大学　大麻学生５人に処分

１人を退学、４人を停学処分（同志社大学の会見）

同志社大学の学生５人が大麻を隠し持っていた事件で、同志社大学は１人を退学処分、４人を停学処分にすると発表しました。同志社大学は１８日朝、会見を開き、５人のうち、執行猶予付きの有罪判決を受けている商学部４年の西田千乃被告（２２）に退学処分、ほかの４人を停学処分にすると発表しました。５人は今年７月、京都市内のマンションで大麻草０．０１グラムを所持していた疑いが持たれていて、大麻取締法違反の疑いで先月、書類送検されています。また西田被告は今年９月に、自宅で大麻草約３グラムを隠し持っていたとして、先月、神戸地裁で有罪判決を受けています。５人はサークルの仲間で、マンションに集まり大麻を吸っていたということです。同志社大学では学生に対し、講演会やビラなどで薬物の乱用防止を呼びかけていくとしています。

( 2008/12/18 12:19 更新)

橋下知事　パラリンピック選手らと対談

障害者スポーツの理解を深めてもらおうと、大阪府の橋下知事は北京パラリンピックに出場した選手たちを府庁に招きました。１７日午後、北京パラリンピック陸上で銀メダルを獲得した山本篤選手に、橋下知事から表彰状が手渡されました。その後、パラリンピックに出場した７人の選手と、オリンピック陸上で銅メダルを獲得した朝原宣治さんも加わって記念対談が行われ、北京での思い出を振り返りました。朝原さんが「走る時というのは、無心で走りきるのが一番。なかなかそれができないのが面白い」と話すと、橋下知事は「僕は無心になんかなれたことがない。ものすごく欲深い男なんで」と返していました。また橋下知事は、「障害を持つ子どもたちに、スポーツを通して感動を与えて欲しい」と選手たちにエールを送りました。

( 2008/12/18 8:52: 更新)

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