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越後夢工房、強力脱臭液を発売−養鶏場や堆肥工場に
【新潟】越後夢工房(新潟県長岡市、松田松夫社長、0258・37・3722)は、アンモニアの悪臭を活性炭と比べ約430倍脱臭できる液「MK―1」を発売した。アンモニアなどにより悪臭が発生する養鶏場や養豚場、堆肥(たいひ)工場などに売り込む。価格は1リットルで8000円。初年度1000万円の売り上げを見込む。
土壌改良剤や食品添加物などからなる混合液で、使用時は水で100倍に希釈して悪臭源に散布する。アンモニアや硫化水素などの悪臭に対し優れた効果を発揮し、すでに新潟県内の堆肥工場でも脱臭に成功した実績がある。
同社はニシキゴイの養殖が主力。当初は、フンから発生しコイに悪影響を与えるアンモニアを除去するために開発したが、悪臭に対しても優れた効果があることが分かり商品化した。
(掲載日 2008年12月18日)
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