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門真市教委:学校給食米“ただ食い” 職員ら10人を近く処分へ /大阪

 ◇「ご飯が足りず」少なくとも20回

 門真市の職員6人が03年3月~05年4月、少なくとも20回にわたり、市立小学校の給食の米飯を無料でもらい、昼食として職場で食べていたことが分かった。市は近く、この6人と米飯を分け与えていた給食調理職員4人の計10人を、懲戒を含め処分する方針。

 市教委によると、6人は市教委施設課(現教育総務課施設整備班)に所属し、市内各校を回って施設の修繕などを担当。うち1人が事前に電話連絡して市立五月田小(同市北島町)に立ち寄り、顔見知りの調理職員に頼んで6人分の米飯を容器に詰めてもらい、約2キロ離れた同市柳町の職場に持ち帰って食べていた。

 ◇投書で発覚

 今年9月に市民からの投書で発覚。6人は「自宅から持ってきたり、買ってきたご飯では足りなかった」、調理職員は「多少余っていたので、分けても構わないと思った」などと釈明したという。下浦克明教育長は「あってはならない行為で、深くおわび申し上げる」と陳謝している。【福田隆】

毎日新聞 2008年12月20日 地方版

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