水戸地検土浦支部は19日、飲酒運転して当て逃げ事故を起こしたとして、茨城県竜ケ崎市小通幸谷町、元警視庁総務部施設課管理官、日高幸二・元警視(50)=懲戒免職=を道交法違反罪(酒酔い運転、当て逃げ)で在宅起訴した。
水戸地検の糸山隆次席検事は「警察官として国民に交通法規の順守を求める立場にあったことなど、事件の重大性を考慮して起訴すべきだと判断した」と説明した。
起訴状などによると、日高被告は11月17日、同県稲敷市内のキャンプ場で酒を飲み、同日午後7時25分ごろ、同市内の県道で酒に酔って車を運転。さらに県道交差点を右折しようとした車を追い越そうとして、相手の車の運転席ドア付近に自分の車の左側のバンパー付近をぶつけ、逃走した。【清野崇宏】
〔都内版〕
毎日新聞 2008年12月20日 地方版