富士重工 年内でWRCから撤退
富士重工業は16日、年内で自動車の世界ラリー選手権(WRC)の活動から撤退すると発表した。関連経費は年間数十億円かかっており、景気悪化を受けて自動車販売台数が不振、経営資源の効率化を目指す。スズキも来年からWRC活動の休止を決めており、これで国内自動車メーカーのWRC参戦はなくなる。森郁夫社長は都内での記者会見で「状況が許すならば続けたかった。F1に比べては投資額は大きくないが、われわれにとってはかなり大きな投資なので(撤退を)決断した」と語った。
[ 2008年12月17日 ]
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