佐久総合病院(佐久市臼田)は19日、夏川周介院長らが病院で会見し、分離移転再構築の早期実現を求める署名活動の中間集計を発表した。
同病院は先月26日から、病院を運営するJA長野厚生連も今月8日から署名活動している。
中間集計は同病院が18日まで実施した分で、署名総数は2万5618世帯、5万9104人(成人5万5739人)。うち佐久市内分は1万7571世帯、4万1411人(成人3万8842人)。
夏川院長は「予想以上の民意をいただいた。JA全体の分を加えれば相当数になる」と話した。
厚生連が同市中込に取得した移転用地は工業専用地域のため、用途変更が必要になるが、市は認めていない。【藤澤正和】
毎日新聞 2008年12月20日 地方版