小島 茂(学歴ネット主宰者)
ブログ「学歴汚染」の前号で、イオンド大学IONDの誹謗中傷サイト「学歴論争掲示板」が、イオンド大学創立者で総長を名乗る黒須英治=中杉弘の「中杉弘のブログ」と酷似しており、中杉弘がさまざまな偽名を使って書いている可能性が極めて高いと述べた。 「学歴論争掲示板」はスタート時から現在に至るまで、文体が同じで、一人の人物が書き続けてきたことは間違いない。「学歴論争掲示板」を立ち上げたのは、当時、法務課長の肩書きを持つ丹羽豊で、スタート時は、以下のように、丹羽豊が書いている。 No:1 、小島茂氏の虚偽宣伝ブログ「学歴汚染」、投稿者:イオンド大学 法務課長 丹羽豊、投稿日:2007/07/03(Tue) 17:38:55 投稿文:静岡県立大学教授の小島茂氏のブログ「学歴汚染」の真偽について確かめたく存じます。皆様のご意見をお寄せ願います。 No:2、小島茂教授による捏造文書??? 、投稿者:イオンド大学 法務課長 丹羽豊、投稿日:2007/07/03(Tue) 17:43:57 投稿文:小島茂氏は、下記の手紙がウッジ大学からイオンド大学に送達されたと言うが、イオンド大学には届いておりません。ウッジ大学の誰が、いつ、いかなる手段で送達したのでしょうか? それとも、小島茂教授による<まったくの捏造文書なのでしょうか? >●In relation to the latest circumstances revealed in received letters, including Polish Embassy in Tokyo and >many American Universities and Philippine partners, University of Lodz is compelled to terminate forthwith >hitherto agreement. I consider that misunderstanding occurred in our hitherto relations. >(ウッジ学長からイオンドの清水学長宛、2007.5.28) その後、丹羽豊の名前は消えるが、代わって、法務課、広報課、広報課 杉山、広報課長 柴山勝成、広報課 関本、法務課長 加藤正道、投稿者などさまざまな名前が登場する。しかし丹羽豊と文体は同じである。つまり、丹羽豊がさまざまな偽名を使用して書き続けたことになる。 しかるに、最初に述べたように、実際は、「学歴論争掲示板」は黒須英治=中杉弘が運営し、書いていたことがわかっている。つまり、中杉弘が丹羽豊の名前を使い丹羽豊になりすまして、「学歴論争掲示板」を立ち上げ、最初は丹羽豊の名前で書きつづり、途中からさまざまな偽名を使って1年半ほど書き続けたことになる。 黒須英治=中杉弘が丹羽豊の名前を使い丹羽豊になりすましていたことの証拠は、「学歴論争掲示板」No:67 ・2008/01/09 でイオンド自身が公開している朝日新聞松永記者の取材テープにも隠されている。 No:67、朝日新聞の「捏造記事」を笑う、投稿者:広報課 町田、投稿日:2008/01/09(Wed) 14:32:56 投稿文:昨年の11月21日、朝日新聞 名古屋本社 社会グループ記者の松永佳伸氏から広報課宛にEメールで「取材したい旨」の連絡がありました。しかし、小島茂教授によって担がれた産経新聞社の池田証志記者は言うに及ばず、朝日新聞社などの左翼系のマスコミは産経新聞社以上に信用がならないため、法務課が朝日新聞・松永記者の取材意図をEメール(11月22日付)で次のように確認しました。『貴台(朝日新聞・松永記者)の取材方針をお知らせ頂きたく存じます。あるいは下記番号からご選択の上、その番号をご回答頂きましても結構でございます。』 (中略) このように、Eメール(12月22日付)によって取材拒否を通知したにもかかわらず、12月26日になって突然、朝日新聞・松永記者から法務課に電話があり、「取材拒否のメールは出張していたために見ていませんでした。既にそちらイオンド大学の近くに来ていますので、イオンド大学側の主張を載せた好意的な記事にしますから、是非とも取材に応じて下さい。」と強引に押しかけて来たため、無碍に断れず、仕方なく、広報課の当方が録音テープをまわしながら、代表理事と法務課長が松永佳伸記者の取材に応じたのでした。約1時間の取材は、なごやかに終わりました。 (中略) その後、年末年始の休みが終わろうとする今年1月6日になって、同日付の朝日新聞34面に「売られる博士号」なる「捏造記事」が掲載されました。それを読んで、「やられた! 騙された!!」という悔しさと怒りがこみ上げてきた次第です。何が捏造かと言えば、先ずDM(学位商法・ニセ博士・売る)とか、そういう朝日新聞の作為的な記事の枠組みの中で、イオンド大学の名称を出されたこと自体が心外であり、松永佳伸記者の取材時の説明(イオンド大学側の主張を載せる)とは全然違っています。 ■イオンド大学側をだまし、ウソをつきながら取材をしている自分の顔が写真に撮られないようにうつむく、(株)朝日新聞社/名古屋本社/社会グループ/記者・松永佳伸氏 http://www.iond-univ.org/matsunaga1.JPG ■(株)朝日新聞社の松永記者による取材は、イオンド大学側の説明を聞いて、うなずき、その主張を正しく記事にするかの ようなフリをしています。 取材時の録音テープ (43分間) ■(株)朝日新聞社への「抗議通知(1)」http://www.iond-univ.org/kougi-asahi.html 「Bandoalpha のざっ記~イオンドなどの学位商法問題」は、テープの中で黒須英治のような人物が説明していると記している。このテープの中で、最初、松永記者と高橋齋が話していたところへ、丹羽豊が入ってきて、「丹羽です」と自己紹介している。そして取材の後にも自分は丹羽豊であると再度述べている。しかし、この人物は丹羽豊ではなく丹羽豊を騙る黒須英治=中杉弘だった。 テープの中で、丹羽豊はサミット大学の博士号を持っていると語っている。しかるに、イオンド幹部でサミット大学の博士号をもっているのは黒須英治のみである。 さらにテープの中で、丹羽豊を名乗る人物は、法務課長であるにもかかわらず、取締役社長の高橋齋や学長の清水徹より威張り、取材の場を仕切っている。清水徹学長を清水君とクンでけにしている。 課長なら、社長の顔を立て、社長に話をさせるべきであるし、学長に対しても、清水先生や清水学長と呼ぶはずである。しかしそうしておらず、社長と学長が小さくなっているのは、丹羽豊を名乗る人物がかれらより地位の高い威張った人物だからである。そして、そうした人物は、イオンドには、創立者で総長の黒須英治=中杉弘以外にはいない。 おそらく、朝日新聞の松永記者は黒須英治=中杉弘の顔を知らず、丹羽豊だと信じてしまったのだろう。このことについて支援メンバーに知らせたところ、以下の返事が届いた。 ●学位商法への切れ目のない”流れるような詭弁”と話の内容の中杉弘ブログとの共通性(看護士を医学博士に、年寄りを顕彰等)や先生の指摘部分からして、イオンド側でインタビューを取り仕切っていたのは黒須英治に間違いないところでしょう。 とくに松永記者は「飛び込み」でのインタビューだったようですから、イオンド側に準備打合せの時間は無かったでしょうし、脳でも移植しない限りああまで書いてることと同じ事が口からスラスラ出るのは他人では無理でしょう。 黒須はイオンドの事務所に”出社”してブログ等書き物をするのが日課とかブログに書いてましたから、松永記者の訪問を見て、丹羽の名を騙って出てきたというところでしょうか(黙ってはいられないクチでしょうから)。 それにしても黒須は顔が割れてる(ブログ等に自分の写真出してる)わけですから、丹羽の偽名で新聞記者に接するとは随分と大胆な。バレれば肝心の信用を落としてしまうでしょうに。新聞社と新聞記者を愚弄していますね。松永記者は当件ご存知なのでしょうか? 上記で、広報課の町田を名乗る人物が、「やられた! 騙された!!」という悔しさと怒りがこみ上げてきた次第です」とくやしみの感情を吐露しているが、この文章は直接取材に応じたものでなければ書けない。つまり、広報課町田=黒須英治=中杉弘ということになるが、こうしたセリフは、むしろ、新聞記事が出た後、イオンドから激しく個人攻撃された松永記者が吐くべきだろう。
小島 茂(学歴ネット主宰者)
ブログ「学歴汚染」(2008-12-14)で指摘したように、イオンド大学IOND Universityの誹謗中傷サイト「学歴論争掲示板」とイオンド大学IOND University創立者で総長を名乗る黒須英治=中杉弘の「中杉弘のブログ」は、その内容が虚妄と虚偽と欺瞞に満ちあふれている点、他者を侮辱、誹謗中傷、名誉毀損している点、文章に品がなく粗暴である点において酷似している。さらに書かれた内容にも類似点や共通点が多い。裏を返せば、「学歴論争掲示板」は広報課、法務課やもろもろの偽名を使って黒須英治=中杉弘が書いている可能性が高い。 以下はその具体的証拠の一例。黒須英治=中杉弘が信頼し頼っている人物の一人に永田町の陰陽師の異名をもつ富士谷紹憲氏がいる。 ●2001年6月に池田大作が朝鮮人だと國民新聞に「暴露」した富士谷紹憲氏は日本平和神軍という宗教団体と関わりのあるイオンド大学の修士号を持ちそこの教授としてHPに載っている。 http://www.iond-univ.org/professor/professor2.html 「学歴論争掲示板」には、富士谷紹憲氏について以下の記述がある。 (1)イオンド大学の代表理事(*高橋齋)は、早大卒後、防衛省陸自の幹部候補生学校・富士学校・通信学校で学んだ自衛隊の情報将校(二尉)であったし、さらに米軍情報部CICやCIAと、日本の防衛省を結ぶ、同じく情報将校(元空将)であった金子正生理事の存在に加え、GHQにおいてマッカーサーの通訳をし、米空軍と自衛隊で通訳をしていた中野幾雄国際課長もいる。これに加え、イギリスの情報機関MI6の日本代表エージェントであるという、通称、永田町のフィクサーこと、富士谷紹憲教授及び、田中角栄元首相の「日本列島改造論」の草稿を書き、田中元首相の参謀を務めた千葉大学名誉教授にしてイオンド大学筆頭教授の清水馨八郎教授もいる。 http://mblog.excite.co.jp/user/degreemill/entry/detail/?id=6877242 (2)国内外における、イオンド大学の裁判用資金としては、数億円を準備してあり、さらに、イオンド大学教授の富士谷紹憲先生からの「義援金」が寄せられているため、資金的には、何の支障もありません。(「学歴論争掲示板2008/08/01) 中杉弘のブログにも富士谷紹憲氏について以下の記述があり、「学歴論争掲示板」と書き手が同一人物であることを窺わせる。 (1)外国から移民を1千万人受け入れる提案をしている中川秀直(1944年生まれ)広島県東広島市本籍・自由民主党(町村派) 党役職・知的財産戦略調査会最高顧問 ・ 衆院・第一議員会館505号室 はとんでもない議員です。永田町の陰陽師・富士谷紹憲先生によれば、彼の血筋は半島の血が濃くだから日本人離れした行動をとるのだそうです。彼は労働力が不足する日本の未来の対策として、外国人の日本への移民受け入れを推進するため「外国人材交流推進議員連盟」の会長として移民の大幅に受け入れに積極的に行おうというのです。日本の総人口の10%(約1000万人)を移民が占める『多民族共生国家』を50年がかりで作ると宣言しています。 (2)最近猛烈(?)に勉強したおかげで、世界のユダヤ人と称する白人のほとんどはユダヤ教徒ハザール人であることがやっと理解できました。ブッシュもクリントンもそのおばさんもキッシンンジァーもルーズベルトもチャーチルもスターリンもヒトラーもビンラデンも皆なユダヤ教徒ハザール人の末裔だったのです。これは永田町の陰陽師 富士谷紹憲先生、宇野正美先生、リチャード、コシミズ大先生とベンジャミン、フルフォード博士さんから学び理解しました。そして日本はアメリカの属国であり、おもな政治家はほとんどが朝鮮系の人々で(小泉・安部・森・竹下・金丸・土井・管・小沢・辻本・・・・)それも相当の数が済州島出身者らしいと勉強させてもらいました。 もう一つの具体的証拠をあげる。 「学歴論争掲示板」には中杉弘の新著の宣伝が書かれている。書き手は別人になっているが、類似の宣伝文句が「中杉弘のブログ」にも書かれており、実際は、中杉弘=黒須英治の自作自演で、本人が別人の名前を使って自分の本の宣伝をしていると見るべきだろう。 No:160 、イオンド大学ハワイ校の『勝訴』! おめでとうございます!!! 、投稿者:教授 川添裕希、投稿日:2008/10/20(Mon) 18:29:00 中杉総長の『中杉弘のブログ』の中に、『イオンド大学の勝訴!』(2008年10月20日付)と題する関連記事があります。そして、『勝訴』という慶事の他に、別の慶事もあります。それは、総長の最新刊『成吉思汗=源義経だった、これだけの理由』(日新報道)が、10月25日に出版されることです。日本人の歴史認識を一変させ、日本人の「大和魂」を覚醒させることでしょう。最寄の書店にて、お買い求め頂きたく存じます。 No:167 、本日発売! 『ジンギスカン=源義経だった これだけの理由』、投稿者:やまだ よしゆき、投稿日:2008/11/13(Thu) 13:11:30 投稿文:本日より、日新報道社から全国一斉に発売中です。 全国の有名書店にてお買い求め下さい。書店になき場合には、書店の受付にて 『コード: ISBN 978-4-8174-0671-2 』 を告げてからご注文下さい。 No:169 、イオンド大学は、「未来型大学」、投稿者:やまだ よしゆき、投稿日:2008/11/17(Mon) 16:12:05 投稿文:本学教授の中杉先生は、今度出版された『ジンギスカンは義経だった これだけの理由』(日新報道)という本の中で、自らをIOND UNIVERSITY教授と堂々と書かれています。このように、IOND Universityの関係者であることを誇りに思い、積極的に堂々とPRする考え方が大事なのでしょう。
小島 茂(学歴ネット主宰者)
ブログ「学歴汚染」で、キリスト教系のハワイ聖パウロ大学のニセ博士号を権威づけに利用しつつ医事法違反で逮捕された整体師の事件や非認可博士号を権威づけに使用して性的虐待をした牧師の婦女暴行事件を取り上げたが、売られる神学博士号と刑事事件はこのブログがスタートした時期にも起きていた。以下、読者からの情報提供である。 ●多くの女性信者をレイプしたり、性的いたずらをした京都の牧師もやっぱりニセ博士号を使っていたんですね。小島先生のブログが始まったのは、2005年5月からでしたが、この事件はその前月からだったようです。 北海道のマジシャン牧師も非認可博士号を使って自分を権威づけて布教活動をし、信者を獲得しつつ性的虐待をしていました。中身がなく自分に自信がない人が、そういうことをしているのでしょう。 ●京都府八幡市の宗教法人「聖神中央教会」代表の永田保容疑者(61)=本名・金保=が逮捕された婦女暴行事件で、永田容疑者が有する「神学博士号」の取得経緯に不審な点が多いことが九日、元信者らの話で分かった。米国内には十万円ほどで博士号を購入できるビジネスが存在しているといい、関係者からは「購入した疑いもある」との声があがっている。 暴行被害者や家族らでつくる「被害者の会」でもこうした事実を把握しており、永田容疑者が通っていたとされる韓国の学校へ問い合わせるなどして、牧師資格とともに取得経緯の調査を進めている。 教団のホームページでは、永田容疑者を「パウロ永田保神学博士」と紹介。昭和五十七年三月に韓国に留学して神学大学に入学、六十一年二月に大韓イエス教長老会総会神学校(ラボート神学校)を卒業したとしている。 しかし元信者によると、永田容疑者は卒業した神学大学の名前を信者らに明かしたことはないという。 ほかの教会関係者は、永田容疑者について「聖書の読解に必要なヘブライ語やギリシャ語の知識がまったくなかった」と話し、単語の一つひとつに何かを暗示しているとされる聖書の「ヨハネ黙示録」の説明も、ただ、聖書の記述を読み上げるだけだったと指摘している。 また、「博士号」の書類を見たことがあるという関係者によると、発行元は無名の教団だったという。 (平成十七年四月九日 産經新聞 インターネットより転載。) 有名無名とは関係なく、そして文科省の認可とは関係なく、海外の教団や大学(非認定校)との連携を盾に、学位を発行している教団は少なくない。
小島 茂(学歴ネット主宰者)
イオンド大学IONDの「完全勝訴」と捏造記事と虚偽宣伝をし続けていた「学歴論争掲示板」も、イオンドハワイの敗訴が明るみになるに従って寡黙になり、最近一ヶ月は事実上休眠状態になっている。以下の意気揚々とした記述も、今となっては、逆に、自らの恥さらしになってしまった。 ●No:159、☆☆☆☆☆ ハワイ校の 『勝訴』 !!!☆☆☆☆☆ 、投稿者:広報課長 柴山勝成、投稿日:2008/10/18(Sat) 17:35:57 (3)100%の「完全勝訴」を目指すハワイ校 ハワイ州巡回裁判所(地方裁判所)での90%の「勝訴判決」を得たハワイ校は、100%の「完全勝訴」を目指しており、顧問弁護士の交代・『判決の一部に異議あり』とする控訴・原告ブラントン氏への損害賠償請求などを検討しています ●No:160 、イオンド大学ハワイ校の『勝訴』! おめでとうございます!!! 、投稿日:2008/10/20(Mon) 18:29:00 理由なくして民事提訴され、被告の立場にされていた、米国の非営利教育法人イオンド大学ハワイ校側が『勝訴』したとのこと、誠に、おめでとうございます。また、イオンド大学の一関係者として、本当に、うれしく思います。 申し遅れましたが、わたしは、大変、名誉あるイオンド大学の教授にしてもらっている川添(通称:ドクター・ヒロキ・カワゾエ)と申します。わたしは、かつて、慶応大学 大学院 文学研究科 修士課程にて、日本古典文学の研究にいそしみましたが、それ以上に、名誉あるイオンド大学の教授として、さらには、名誉文学博士として、日々、充実した生活を送らせて頂いており、心から、イオンド大学の学長様以下、教職員の皆様方に深く感謝をしている次第です。 そんな中で一人、ブログで他者を罵る文章を書き綴っているのが、催眠術を指南しているというイオンド大学IOND設立者で博士・教授を名乗る黒須英治=中杉弘である。その内容が虚妄と虚偽と欺瞞に満ちあふれている点、他者を侮辱、誹謗中傷、名誉毀損している点、文章に品がなく粗野である点において、イオンドの「学歴論争掲示板」と本質的に変わるところはなく、こうした点に関して、以下、具体例を取り上げ、例証していく。 ●彼は当方の弁護士KAWAMURA氏にたいしても「イオンドは悪いやつらですから弁護費用をもらえないだろう」と嘘をいいつづけていたそうです。今回その証拠をにぎりました。またブラントン弁護士は小島教授の情報には嘘がおおく激怒して3通の抗議文を小島におくっています。この証拠も現在入手しています。 ブログ「学歴汚染」で以前述べたように、当方が、カワムラ弁護士にメールしたのは一度のみである。また、「イオンドは悪いやつらですから弁護費用をもらえないだろうと嘘をいいつづけていた」ことはなく、以下の英文にあるように、「イオンドから正当な支払いが最後にはなされることを期待し、必ずそうなると確信しています」と述べただけである。 ●I hope and am sure you will be able to get your proper payment from IOND eventually. 「ブラントン弁護士は小島教授の情報には嘘がおおく激怒して3通の抗議文を小島におくっています。」というのも黒須=中杉の全くの捏造話である。「この証拠も現在入手しています」というのも捏造話で、そうした抗議文は存在しない。 ●本来裁判などまったく不要なのに小島の嘘にのせられたブラントンはついに裁判まできてしまいました。イオンド大学はこのおかげで訴訟費用750万以上となり、これは小島に請求することになるでしょう。 ハワイでニセの教育機関だったイオンドはもともと裁判で裁かれることが絶対に必要であった。昨年6月、当方は、ハワイ州消費者保護局に対し、ハワイ州がなぜディプロマミルとみなされ州法違反を続けているイオンドに法人登記を認可しているのか問い合わせをおこなった。当方の問い合わせに対し、担当のブラントン弁護士はイオンドがディプロマミルで州法違反を犯しているかどうかの真偽について丹念に捜査をおこなった。その結果、イオンドがディプロマミルでありかつ違法行為をおこなっている確固たる証拠をつかみ、父権訴訟に基づいて、訴訟提起に踏み切ったのである。 なお、「イオンド大学はこのおかげで訴訟費用750万以上となり、これは小島に請求することになるでしょう。」に関しては、イオンドは制裁金に加えて、終局判決文 (final judgment) では、今後、ブラントン弁護士の捜査費用等も請求されることになるだろう。もちろん、敗訴したイオンドには黒須が主張する訴訟費用750万を含めすべての費用を自分で払う以外の選択筋はない。 ●10月17日に出た判決はブラントンが起こした9個条の動議のうち6個条が棄却(認められない)3科条のみが問題になりました。その内容は3年ごとの更新がなされていなかった、代表者がハワイにいなかった、カタログ等の表記に一部、誤解を与えるものがあった、というまったく形式的なもので日本ならば裁判になるようなオーバーなものではなく話し合いで終わるものです。これだけ大騒ぎさせた静岡県立大学小島茂教授とはほんとうに哀れむべき人間なのです。左翼小島の末路も思いやられます。判決の日ブラントン弁護士は髪を振り乱して机をたたき「小島の野郎にはめられた!」とののしったそうです。 http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55159675.html 判決の日、裁判長は、原告ハワイ州政府=ブラントン弁護士の勝利と言い渡したのである。勝利者がなぜ「はめられた!」とののしる必要があるのか? そんなことをする必要は全くないし、「判決の日ブラントン弁護士は髪を振り乱して机をたたき「小島の野郎にはめられた!」とののしった」ことは全くなかった。つまり、これもイオンドの全くの捏造話である。 なお、当方は日教組とも共産党ともマルクス主義とも無縁であり、左翼とはほど遠いことはこのブログでも繰り返し述べている。それを、批判者=左翼とワンパターンでしか物事を考えられないイオンドは捏造し執拗に空しい攻撃しかけている。 ●静岡県立大学小島茂教授は懲りもせずまた嘘のメールマガジンを発行しイオンドに対する嘘を撒き散らしています。彼が彼のブログに書いていることを見れば明白です。彼の主張は「イオンドはハワイ州法を犯しているので罰金は8000万円とられ場合によっては刑事事件となる」と書いています。 これも虚偽宣伝にすぎず、当方は「真実を伝えるメールマガジン「学歴ネット」を発行し、イオンドに対する真実を読者に伝えている。ブログ「学歴汚染」を見れば明白である」というのが正しい。また、「イオンドはハワイ州法を犯しているので罰金は8000万円とられ場合によっては刑事事件となる」とはどこにも書いてない。どちらも黒須英治の捏造話に過ぎない。 ●これは恐ろしい名誉毀損で、そもそも彼は、日本でイオンドは犯罪をしていると虚偽の妄想をし、事実の検証なく(ここが彼がニセ学者の証明)イオンドの理念をまったく理解せず、学位・称号の発行が犯罪だと深く思い込み、それをハワイ州のOCPに通報したのです。ハワイ州の委託弁護士であるブラントンはこれを真に受け大変だ大変だとイオンドの調査に入ったのです。イオンドはなにも違反はなく調べれば調べるほど潔白なので、その時点で調査をあきらめるべきなのに、さらに新事実として小島は様々なものを送りつけ、ブラントンを煽ったのです。 イオンドは調べれば調べるほどクロであったことはハワイ州政府の捜査で明らかにされた。ブラントン弁護士はこれは大変だとイオンドを起訴したのである。そして、判決でも州法違反が認められ、イオンドは敗訴し、制裁金を科され、ハワイからの事実上の撤退を余儀なくされたのである。 ●小島はそれだけではなく、週刊誌・TVにも通報し、さらに文化省にたれこみ、朝日新聞・毎日・サンケイなどにも、自己の公立大学教授という立場をふるに利用し、イオンド攻撃を始めたのです。 最初にイオンドが恫喝まがいの攻撃を仕掛けてきたのであって、それに対して当方は正当防衛に基づく反撃をしたに過ぎない。ブログ「学歴汚染」での追求、ウッジ大学からの絶縁宣言、ハワイ州政府による起訴、マスコミ報道、ハワイ裁判での敗訴等を見れば、結局、イオンドがやぶ蛇を突いて自ら墓穴を掘ってしまったという因果応報の構図が浮かび上がってくる。 ●静岡県立大学に小島茂という馬鹿教授がいるがこいつは変態で左翼で差別主義者なのだ。だいたい左翼と差別はかみあわないのに高齢者松下村塾のような画期的なあたらしい学校を差別するのだ。よほど自分が偉いとおもっているらしい。一度も自分で足を運ばないくせにDM(デグリーミル)だとかニセ学位だとかニセ大学だとか毎日ブログで悪口を書きまくり多くの人の名誉を汚し苦しめているのが分からず一人悦にいっている。 イオンドは思想信条に無関係にイオンドを批判する人を皆左翼と呼ぶらしいが、そもそも当方は左翼ではない。ディプロマミルから日本を守るという点においても保守思考の持ち主であり、無政府主義者=アナーキスト=左翼からすれば、教育から政府の関与を排除して無政府状態を推進しようとしているイオンドこそ右翼を装った左翼といえよう。 また、イオンドは高齢者松下村塾という塾なら大学を名乗らずに塾と言っていればよかった。たんなる株式会社なのに、大学を語り、社会的に通用しない学位を実質販売するから、DM(デグリーミル)だとかニセ学位だとかニセ大学だのと叩かれて問題になったのである。 ●人は評価が大事ということが分かっていない。学者を標榜するなら高齢者松下村塾がいかなる教育をやっているか中身こそ大事で、それにはなにも触れず二セ学位ニセ大学と吼えずけるのだ。あげくのはては高齢者松下村塾は防衛省と関係あるとか言い出す始末だ。正気の沙汰とは思えぬトンデモ学歴差別主義者、自称左翼、自称学者なのだ。 真正なる大学とディプロマミル=ニセ大学を峻別することは学歴差別でも何でもなく、倫理的にも公益性の点でも正統な行為である。また当方は自称保守であり自称左翼ということはありえない。 ●小島よ、良く聞け!学問の自由とはあらゆる学問を尊敬するということであり明治以来官学でつくられた官学の学問のみが学問ではないということだ。ということは官学的思考にどっぷりつかった小島には学問の自由などかけらもないということでありこんなニセ学者におそわる学生こそ哀れである。小島よ恥を知れ! イオンドが主張する学問は大学では学問とは認められていない。以下、ブログ「学歴汚染」に記述した内容を再掲載する。 ●社会経験の単位化はイオンドの一つの特徴。もう一つは学問の中身。既存のアカデミズムとは違う。手相占いでも星占いでも足裏診断でもイオンドでは学問。それが学問の自由。 (注:こうしたことは学問とは言わず学界では、非学問や似非科学に分類されている。そもそも憲法にいう学問の自由とは非学問や似非科学をやる自由をいうのではなく、国家を論じるに当たって国家権力の圧力から自由にやれるという意味であって、イオンドの主張は我田引水の曲解に過ぎない。まっとうな大学人は恥ずかしくてこうした発言はできないし、したら大学人であることを疑われる)span> http://degreemill.exblog.jp/6957130/ ●イオンドは小島に面会するために、なんども連絡をとりましたが、絶対会おうとせず電話にも出ないのです。文章を送ってもなんの返事もなく、”塀の外から石を投げる”ようなことをやってきたのです。 電話にも出ているし、文章を送ったことに対して返事もあったのはイオンドとの以下のやり取りからも明白である。 前略 小島 茂さま 初夏の候、益々ご清栄のことと お慶び申し上げます。さて、私議。 「弾劾通知」は、既に受領されていることかと存じます。つきましては、 6月8日(金)午後5時に、本学が貴台を提訴することが決まりましたの で、貴台の現住所をお知らせ願います。6月11日(月)午前11時までに、 それをお知らせ頂かない場合、貴台の連絡先は、自動的に静岡県立 大学として処理されることになります。宜しくお願い申し上げます。草々 イオンド大学 東京本部 法務課長 丹羽豊 To: crct@iond-univ.org Cc: kusanaginet@hotmail.com Sent: Friday, June 15, 2007 8:23 AM Subject: Re: 逆提訴 以下、了解。以下の人物を逆提訴ないし提訴するので、住所をメールで送付されたし。小島 1.丹羽豊 2.高橋斎 差出人 : crct crct@iond-univ.org 送信日時 : 2007年6月15日 3:33:36 宛先 : 小島 茂 kusanaginet@hotmail.com 件名 : Re: 逆提訴 唐突なメール内容であり、小島 茂氏がまじめな対応をしたものとは考えられません。 そこで、本学としても、死後霊界府 地獄町 血の道通り1-1-1気付にして欲しいとしか、ご返事できませんが、小島 茂氏の意図 は理解できました。 なお、H先生ほか、数人の個人が、本学とは別に、小島 茂氏を訴えたいと申しており、本学としても、小島 茂氏をかばうべきか、否か、検討中につき、小島 茂氏自身が自らの首を絞める言動をされることのなきよう、ご忠告申し上げます。本学としては極力、本学関係者個人にも小島 茂氏にも、双方にとって時間と経費と労力の無駄な浪費にすぎない行為を慎むべきことを説明させて頂いております。今後のご健闘をお祈り申し上げます。----------------------以上 イオンド大学 東京本部 法務課長 丹羽豊 ●イオンド大学の法務係長に対して、中野幾雄先生のことを『イオンド大学のスーパー・スターだ。』と述べたそうですが、中野幾雄先生としては、『もう、いい加減にしてくれ ! 』という、怒るに怒れない、笑うに笑えない、実に妙な立場にあります。 http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55161951.html ●静岡県立大学の小島教授の正体は攻撃型劣等感の塊であると断言できます。子供のとき親から過大な期待をかけられた小島君は少しは学力が高まりましたが、ついに自己の能力の限界を感じ、それでも親はそれ以上の過大な期待をかけてくるのですが、限界となった能力は劣等感に変化しました。 ●小島君はさかんに我々の高齢者松下村塾をニセ大学とかインチキ学位とかなんの価値もない学位とかいって盛んに妨害しており、自分のことは棚にあげて僕の南無妙法蓮華経信仰まで批判し一方通行で絶対に議論の場にでようとしません。これは彼の批判行動の原理が自らの劣等感から来ていることを証明しています。小島君これ以上自らのコンプレックス解消のために多くの人の名誉を傷づつけることをやめなさい。そして病院に行くことです。コンプレックスは脳を破壊するからです。 「子供のとき親から過大な期待をかけられた」とか「限界となった能力は劣等感に変化しました。」とか事実無根でまったく要領を得ない。要するにこれは黒須英治自身の子供時代のことを告白しているのだろう。以下の一文は、黒須英治のコンプレックスがどれだけ強いか、どこに劣等感があるか、明確に教えてくれる。 ●英治氏は対外的に「中杉弘博士」と名乗る事があります。SUL(Summit University of Louisiana)から博士号を取得していますが、これは「5~60万円くらいで貰った」と答えています。(*SUL=サミット大学はディプロマミル) ●英治氏の著書には経歴に「工学院応用化学科卒」と書いてあります。この事について、「工学院とは大学か?高校か?」という質問がありました。英治氏は、最初、明確に答えるのを避け、「言いたくない」「私は中卒だ」等と言っていましたが、最終的に「工学院専門学校」である事を明らかにしました。 ●英治氏は、創価学会にいた事があります。35歳まで10年間いたようです。「インチキだから辞めた」と答えています。英治氏の奥さんは、まだ創価学会に残っているいるようです。 http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55030506.html http://sdseminar.exblog.jp/3082718/
小島 茂(学歴ネット主宰者)
読者より、文部科学省認可のキリスト教大学内で非認可の大学院学位を発行する機関について疑問と情報が寄せられた。 ●ブログをよく読ませていただいています。キリスト教界の非認可ニセ学位問題の深刻さを憂いています。無理やり献金させられ、ニセ学位をもらわされた方々も気の毒です。 ところで、東京基督教大学の中の一機関の共立基督教研究所は、牧師の生涯学習機関でもあるのですが、そこを実質的に修士課程として使っているようです。例えば次のような例があります。 ●バイブル・アンド・アートミニストリーズ M代表 共立基督教研究所修士課程修了 富士見聖書教会協力牧師、聖学院大学、自由学園明日館公開講座講師 http://homepage2.nifty.com/bible-and-art/index.html http://www.seig.ac.jp/sg/contents.cgi?num=ART-S02 http://www.kokaikoza.com/k_univ/univ_jiyu.htm 共立基督教研究所は、東京基督教大学(文部科学省認可)の中の一機関で、アジア神学大学院(アジア神学協議会)と連携している機関です。東京基督教大学には大学院がないため、修士号、博士号を出せないのですが、東京基督教大学の学長以下、多くの教授が、アジア神学大学院にも関わり、非認可の修士、博士号を出しています。 文部科学省認可の大学内において、半ば堂々と非認可大学の大学院学位を発行する組織があるということになります。大学の公式HPには、そうした学位を取得できるという記載はありません。 東京基督教大学は、クリスチャンしか教職員がおらず、学生も全員クリスチャンであることが特色で、それをアピールしている大学です。つまり、同じ信仰を持っている人しかいないため、視野が狭くなりがちです。多額の私学助成金をもらいながらクリスチャンが内輪で運営をすると、一般社会では通用しない運営をしてしまうのでしょうか? 共立基督教研究所からの非認可学位を使用して新たに「神学教育機関」を作って布教活動している牧師もいます。 ●一宮基督教研究所 A牧師 東京基督教大学 共立基督研究所(宣教学修士―アジア連合神学大学院日本校のプログラム) http://www.aguro.jp/d/file/13a_ici00.htm http://www.aguro.jp/d/file/23_intro.htm アジア神学大学院ではなく共立基督教研究所から修士号を得たことをアピールしている牧師たちもいます。 ●保守バプテスト同盟北信カルバリー教会 O牧師 http://blog.goo.ne.jp/hokushincalvary/1 共立基督教研究所修了(宣教学専攻の文学修士) ●日本イエスキリスト教団東京若枝教会 I牧師 http://www.tokyo-wakaeda.com/index.php?%CB%D2%BB%D5%BE%D2%B2%F0 2006年3月 共立基督教研究所を卒業(MA in Theology) ●日本同盟基督教団レインボーチャペル港北 T牧師 1993年 共立基督教研究所終了。アジア神学協議会神学修士 ●仙台ラブリ聖書教会 F牧師 http://slabri.com/staff/p_fujimoto.html 1986年牧会をしながら、 共立基督教研究所に入学し、U師に師事する。 1990年卒業。宣教学修士。 最後の牧師さんは有名人で、子どもへの信仰指導などのノウハウがあり、日本各地を幅広く巡回して活躍しています。大学には行っていませんが、非認可修士学位で権威づけ、各種セミナーに呼ばれて、何も知らない子どもたちに信仰指導しているのは倫理的に見てどうなんでしょうか? (文章は部分的に変更) 先日、福音派の宣教学博士と話合う機会があり、読者から疑問の呈された共立基督教研究所の出している修士号についてたずねてみた。すると、あれはアジア神学大学院が出している学位だ、そんなことはないと思うが、もしアジア神学大学院に学位問題があるのなら、それは大きな問題になりうるとの返事があった。
小島 茂(学歴ネット主宰者)
ブログ「学歴汚染」2008-09-03 で、オーストラリア公立グリフィス大学看護学部の、日本での日本語による看護学位プログラムとその学位の通用性について、読者より疑問が呈され、取り上げたことがある。この学位プログラムの日総研という民間企業の仲介によって運営されていた。 http://degreemill.exblog.jp/8549686/ その中でも紹介したが、「外国大学の学士取得者の日本における評価(1) ─オーストラリアの学士は認められない?」というブログがあり、このブログの下の方に、同大学の看護学位の通用性の可否について論じられている。 http://blog.houso.com/?eid=597003 ネットで調べると、いくつかの大学、短期大学の看護、福祉系学部に、同大学の学位を持つ教員が散見される。 西九州大学健康福祉学部講師 http://read.jst.go.jp/public/cs_ksh_007EventAction.do?action4=event&lang_act4=J&judge_act4=2&knkysh_name_code=5000044249 中に、グリフィス大学看護保健学部看護学科卒業後、公立ラ・トローブ大学大学院健康科学部看護学専攻修士号を取得しているケースもある。この公立ラ・トローブ大学大学院の学位も民間業者の日総研が仲介していた。 秋田看護福祉大学准教授 http://www.well.ac.jp/kenkyugyoseki/staff_nara.html オーストラリアクイーンズ州公立グリフィス大学看護保健学部看護学科卒業 オーストラリアクイーンズ州公立ラ・トローブ大学大学院健康科学部看護学専攻修士課程修了 秋田桂城短期大学看護学科 講師 秋田桂城短期大学看護学科 助教授 最終学位 看護学修士 (ラ・トローブ大学大学院健康科学部看護学専攻修士課程 2004年) 同大学の学位は日本にいて日本語で授業が受けて取れる点をアピールしているが、日米教育委員会のサイトでは、以下のことが書かれている。 http://www.fulbright.jp/study/res/t1-college04.html#nintei ●日本語での論文提出や過去の経験や実績を認め、一定金額を納めれば学位が授与されるような大学は認定(accreditation)を受けていない場合が多く、それらの大学は、‘diploma mills’ または ‘degree mills’と呼ばれています。アメリカでは、このような大学の卒業証書や学位を学歴として用いることはマイナスの評価につながりかねませんし、実際、就職や昇進の際に用いることが違法となる州も存在します。したがって、認定されていない大学への留学や通信教育の受講などは、その大学について充分調査した上で決断するよう注意してください。 つまり、米国の認定大学は英語で授業を受け、英語でレポート・論文を書かないと学位が取得できない。 では、豪州の大学では、英語でなく、日本語で授業を受け、日本語でレポートや論文を書いてOKとなるのか? グリィフス大学看護学部が正式にそうしたプログラムをオファーしているのか? 大学間協定でなく営利目的の民間業者が仲介していることに問題はないのか? 教授陣はオーストラリアから派遣されるのか日本人が代わって教えるのか、後者ならその正統性はあるのか? 医学や工学など実習のある専攻は通常通信制では取れないが、看護学は実習がありながら取れるのか? オーストラリアでは学士が3年で取れるが、4年かかる日本と対等に扱ってよいのか? (中国の場合、3年で卒業できる大学は対等とみなされない) こうした教育システムが許容されると、文科省の認可をバイパスして日本に海外の大学が堂々と入り込み、日本の大学や高等教育にとっても大きな脅威になるのではないか? グリフィス大学看護学部のホームページには、以下の記述がある。 ●日総研を通じての、日本での日本語による国際看護学士プログラムは、1997年10月にスタートし2007年8月に終了し、これまでに500人以上の卒業生を出した。 Nissoken The School of Nursing and Midwifery previously offered a Bachelor of Nursing (Post Registration) degree program to Japanese nurses who wished to upgrade their qualifications to a professional degree in nursing. The program for Japanese Registered Nurses was a unique project of the School of Nursing and Midwifery, Griffith University since October 1997. Students were able to study from home in Japan in the Japanese language and were fully supported by appropriately qualified staff throughout Japan. Owing to changes in the tertiary education market in Japan the School of Nursing and Midwifery reluctantly made the decision to withdraw the program from offer in August 2007. http://www.griffith.edu.au/health/school-nursing-midwifery/partnerships-collaboration/japanese-nursing International programs The School of Nursing and Midwifery at Griffith University has close academic associations internationally, including a Memorandum of Understanding with the National Taipei College of Nursing involving collaborative research, scholarships, and opportunities for staff and student exchanges. A Bachelor of Nursing is offered in Singapore through Cornerstone, and until recently in Japan through Nissoken, where over 500 students have graduated. http://www.griffith.edu.au/health/school-nursing-midwifery/programs-courses グリィフス大学看護学部の撤退理由は日本における高等教育市場の変化によるものとされる。そして日総研が仲介しているラ・トローブ大学も同時に撤退している。 撤退年月は2007年8月だが、くしくも、2007年7月-9月は、文科省が約1200の短大・大学教員を対象に海外の真正な学位と紛らわしい称号の使用実態調査をおこなっていた期間と重なる。 http://www.nissoken.com/univer/la/index.html
小島 繁(学歴ネット主宰者)
イオンド大学IONDの誹謗中傷・名誉毀損サイト「学歴論争掲示板」によると、グロービートジャパン・日本平和神軍事件裁判の控訴判決が来年1月30日に下される。 ●【3】「検事控訴」された橋爪研吾被告人に対する刑事裁判の控訴審第1回公判の傍聴報告=『1月30日に判決』 (1)橋爪研吾被告人に対する刑事裁判の控訴審第1回公判 「犯罪肯定集団」の「使い走り」をしている橋爪研吾被告人に対する控訴審第1回公判は、10月9日午後1時30分から715号法廷で開かれました。傍聴席は、ほぼ満員の状態であり、新聞記者等の報道関係者が10名ほど含まれていました。しかし、開廷後50分ほど経過して、裁判官が『来年1月30日に判決を言い渡す。』ことを宣告すると、報道関係者は退廷し、また、傍聴者の大半も退廷しました。 グロービートジャパン・日本平和神軍事件裁判は、2月29日、東京地裁で被告無罪という判決が下った。イオンド大学IONDの虚偽情報サイト「学歴論争掲示板」には当日の新聞記事が転載されている。 ●誹謗中傷の書き込みに無罪=「中傷内容に確実な根拠なし」東京地裁 (2月29日18時31分配信 時事通信) ■http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000126-jij-soci (既に消えています。下記に全文を転載してあります。) インターネット上でラーメン店チェーン運営会社(株式会社グロービートジャパン)を中傷する書き込みをしたとして、名誉棄損罪(刑事事件)に問われた会社員・橋爪研吾被告人(36)の判決が29日、東京地裁であった。波床昌則裁判長は、「内容に確実な根拠はなかった」としたが、「公益目的で、個人として求められる水準を満たす調査をしていた」として、「無罪」(求刑罰金30万円)を言い渡した。ネット上の個人表現について新たな判断基準を示したもので、弁護側(紀藤正樹・山口貴士)は「画期的な判決」と評価している。橋爪被告人は、数年間にわたり、ホームページで運営会社(株式会社グロービートジャパン)について、「右翼系カルト団体が母体。ラーメン店で食事するとカルトの収入になる」などと誹謗中傷を記載したとして起訴された。判決で波床裁判長は、書き込みは公益目的と認めたが、同社と団体の一体性や緊密な関係を否定した。「新聞や雑誌など、他のメディア報道なら有罪となるケースだ」と指摘した。 この無罪判決に対して、検察は橋爪研吾被告を6月15日に控訴した。イオンド大学IONDの「学歴論争掲示板」に以下の記載がある。 ●(2)悪徳弁護士・紀藤正樹によるイオンド大学等に対する執拗な虚偽宣伝 『ハワイでのイオンド大学(IOND University) に対する裁判が10月13日から始まります。(イオンド大学などを長年にわたって、インターネットを悪用して誹謗中傷してきた橋爪研吾被告人が、検察庁によって6月15日に「検事控訴」されましたが、その)刑事裁判の控訴審も、いよいよ10月9日から始まります。』と告知し、そして、『イオンド大学は、日本平和神軍総統の黒須英治が総長を務める「デグリーミル」(学位製造所-学位詐欺商法)です。ハワイの訴状を見ると、まさに学位詐欺商法であることが明白です。日本で一審無罪判決の出た(橋爪研吾被告人に対する、いわゆる)グロービートジャパン・日本平和神軍事件の控訴審第1回公判も、いよいよ、この10月9日午後1時30分から始まります。場所は、東京高等裁判所の715号法廷です。傍聴は自由です。』と書いています。 悪徳弁護士・紀藤正樹による、イオンド大学に関する「学位詐欺商法」なる記述は、イオンド大学の教育理念と教育内容を無視した、悪意のある虚偽宣伝にすぎません。未来型大学にしてシンクタンク型大学のイオンド大学は、悪徳弁護士の紀藤正樹および学歴差別主義者の小島茂ら「犯罪肯定集団」と徹底的に闘い続け、その不法行為と邪悪な反社会的活動を糾弾しています。 イオンド大学IONDは、自作自演サイト「学歴論争掲示板」で、検察が控訴した場合、刑事裁判ではほぼ100%、被告の有罪判決が下されると述べ、一審で無罪の橋爪研吾被告を犯罪者のように扱っている。 ●検察庁は橋爪研吾被告人を控訴致しますが、これは「検事控訴」と言って検察官が行う控訴です。従って、東京地方裁判所において、橋爪研吾被告人への刑事罰を求めた「原告」の手を完全に離れています。もはや、「原告」の意思とは無関係に、検察庁という国家機関が、公益を考慮し、公正な社会の実現に向けた刑事裁判が、次の東京高等裁判所で始まるわけです。某弁護士から伺いましたが、『「検事控訴」をされた被告人に対しては、ほぼ100%の確率で有罪判決が下される。』そうです。 ●「犯罪肯定集団」のメンバーである橋爪研吾被告人には、『全ての体験は自分の成長の糧になる。そう信じて、いつ、いかなる時にも、最善を尽くし、更正してから、世間に戻ってきて欲しい。』としか助言できません。 しかし、皮肉にも、検察が控訴した直後の6月25日、ハワイ州政府は、第一次修正訴状をリリースした。さらに7月には、日本語版もリリースして、イオンド大学IOND Hawaii の違法、不正、欺瞞行為を日本人に向けて強く訴えた。 被告弁護団は、すでに前年、イオンド大学IONDがディプロマミルとしてネットで批判されていたり、ハワイ州政府から州法違反で起訴されたことから、グループ内でイオンド大学IONDが弱点としてそこを突くことに戦術をシフトさせた。以下、観察者のブログから。 http://sdseminar.exblog.jp/ ●裁判所の異動に伴い、今回の公判から波床昌則判事に裁判長が代わりました。担当の検察官も代わりました。 今回の公判は、裁判長が交代したので弁護側からの更新手続きです。意見陳述では、前回までの方針に加えて、ディプロマミル(学位製造所)の問題点にまで突っ込んだ内容になっていました。 次回以降の公判では、「平和神軍観察会」の記述内容に公共性・公益目的がある、という事を、今まで以上に明らかにしていく弁護方針になると思われます。イオンド大学のディプロマミルを批判している事も、起訴内容に直接は関係無いが、サイト全体の記述内容を見れば公共性・公益目的が明らかであり、サイト全体の中から一部分だけを問題にせず、全体を見る事で、起訴の不当性を訴えていく方針です。 次回の公判から、自称「グロービートジャパン会長」の黒須英治氏の証人尋問になります。証人尋問の中で、グロービートジャパン社や日本平和神軍、イオンド大学等がいわゆる「平和神軍グループ」である事を明らかにすると思います。実際に、それを裏付ける証拠はいくつも出ているので、黒須英治氏本人の口からどのような説明がされるのかが重要な部分になるでしょう。 そして、被告弁護団のイオンド大学攻略が奏功して、3月22日の、無罪判決に寄与したものと思われる。このことは、裁判長が、判決文の中で幾度かイオンド大学の名前と関わりに言及したことによっても明らかである。 ところが、検察はなぜか控訴した。被告弁護団を勢いつかせたのは、6月にハワイ州政府がリリースした第一次修正訴状だった。10月9日の審理でも、被害者弁護団は、「ハワイの訴状を見ると、まさに学位詐欺商法であることが明白」として、第一次修正訴状を援用しながらイオンドの学位商法を具体的に突いたものと推測される。 そして、10月17日、ハワイ裁判所で、イオンド大学IONDは10月17日ハワイ裁判で「偽の教育機関」として裁断され、敗訴した。当方は、メルマガやブログで速報したが、紀藤弁護士は、どちらも読んでいないのか、ブログで、かなり遅れて、以下のように伝えた。 http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2008/09/iond-university.html ●ハワイ・イオンド大学(IOND University)があっという間に敗訴したようです。 裁判は10月13日開始。 判決は10月17日 判決概要が、ハワイ州のホームページにアップされています。 http://hawaii.gov/dcca/areas/ocp/udgi/lawsuits/ionduniversity/ イオンド大学IONDは、「学歴論争掲示板」で、検察にすり寄る記述を繰り返している。 ●広報課としては、より自由で豊かで安全な日本社会を実現するために、これからも、紀藤正樹・小島茂ら、左翼の「犯罪肯定集団」と闘い続け、検察庁の犯罪撲滅活動に微力ながら協力をおこない、検察庁を全面的に支援してまいります。 しかし、イオンド大学IONDは米国で敗訴し、控訴した検察も困惑しているに違いない。高等裁判所も略式判決文を読んでいるだろう。そして、来年の1月30日、控訴判決が下される前に、ハワイ裁判で、イオンド大学に対して厳しい終局判決文が出るだろう。イオンド大学の敗訴は、原告不利、被告有利に左右し、第一審同様、被告の無罪判決の可能性がいっそう高まった。
小島 茂(学歴ネット主宰者)
本誌(2007-04-18)で、栄養学専門家としてテレビの栄養健康番組によく登場する茨城キリスト教大学教授の博士号がDMのバークレー科学大学のものであったことを、「週刊朝日」の記事と共に紹介した。 http://degreemill.exblog.jp/i19/ 3日ほど前、読者より、同じくテレビに出演している栄養学博士に関して、以下の情報提供があった。 ●今朝(2008年12月2日)の日本テレビのワイドショー『スッキリ』では、食べ合わせについての特集をやっていました。栄養学博士の女性が、専門家としてゲストに呼ばれ、出演していらっしゃいました。 http://www.s-shiratori.com/profile.html この栄養学博士号は、アメリカンワールド大学のDM学位です。ご自身のHPには、どこから博士号をもらったのかは書いてありませんが、「健康本の世界」その他には、バークレー科学大学などDMとの関わりもいろいろと書かれています。 白鳥 早奈英 1987年より、アメリカ・ジョージア州アトランタ在住。青葉学園短期大学食物栄養科、東京農大栄養科、日本女子大学通信教育部食物科、米国ジョージア州立大学栄養学科に学ぶ。アメリカンワールド大学より栄養学の博士号を授かる。栄養士、調理師、茶・華道教授。(株)フードダイナミクス・ニューメディア主宰、新聞、雑誌、TVで健康と栄養問題を取り上げて活躍中。 http://khon.at.infoseek.co.jp/chosha/s048.html 栄養学博士、心療カウンセラー、健康運動指導士。青葉学園短期大学食物栄養科卒業、日本女子大学食物科卒業、東京農業大学栄養科、アメリカ・ジョージア州立大学栄養科に学ぶ(1987年~1999年アメリカ在住)。エモリー大学講師、バークレー科学大学大学院客員教授。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893086405/jugem-22 この栄養学博士の講演料の目安は35万円で、博士の話だとありがたみがありそうです。 http://www.kouenirai.com/search/detail-HEA003-157.html それにしても、テレビという社会的影響力があるメディアに堂々と非認定やDMの博士・教授が、専門家として登場できてしまえる点に驚くとともに、多くの視聴者はこうしたことについてほとんど知らされていないので、社会に警鐘を鳴らす必要があると改めて思いました。 (一部文章変更) 別の読者からも、テレビ出演との関係で、以下の情報提供があった。 ●「全国Webカウンセリング協議会」なる団体があります.NHKの関東ローカルニュースでも取りあげられました. http://www.web-mind.jp/ この会の代表者は経歴の中で自らの学位を心理学博士とか心理学名誉博士などと記載しています. 安川雅史 全国webカウンセリング協議会 理事長 心理学博士 奈良教育大学特別講師 http://www.yasukawa.info/profile.html 心理学名誉博士。全国webカウンセリング協議会理事長、同協議会認定心理療法カウンセラー。教育評論家。心理療法カウンセラーとして、いじめ・引きこもり・ニート問題に取り組み、全国での心理療法カウンセリング講座を実施。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4806130486.html この心理学博士号や名誉心理学博士号はどこのものかわかりませんが、イオンド大学かもしれません. (一部文章変更) イオンド大学のホームページの著者紹介には記載されているが、心理学博士や心理学名誉博士の記載はないので、断定はできない。 http://www2.bbweb-arena.com/iond/sub7.html 他方、以下には、ホノルル大学認定・応用心理カウンセラーという記載がある。 ホノルル大学認定・応用心理カウンセラー、NPO「心のケア−ステーション」理事。 http://spysee.jp/report_print/index/%E5%AE%89%E5%B7%9D%E9%9B%85%E5%8F%B2 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/483555096X.html
小島 茂(学歴ネット主宰者)
ポーランド国立ウッジ大学University of Lodzとの連携偽装工作を続けてきたイオンド大学IONDは、ハワイ州裁判所から、その虚偽を突かれ、ハワイ校のホームページをすべて削除したのに続き、日本校のホームページでも、ウッジ大学経済社会学部との偽装連携工作箇所を削除した。 【学術提携校】 フィリピン国立ミンダナオ大学 Mindanao State University, Philippines フィリピン市立マニラ大学 Univaersidad De Manila,Philippines (現在のイオンドのHP) 本誌では、イオンド大学IONDによるウッジ大学との国際摩擦事件については幾度も取り上げてきた。もともとは、ウッジ大学がイオンド大学にミスリード(騙)されて連携しそうになったが、ウッジ大学はイオンド大学 IONDがディプロマミルであることを知って愕然とし、絶縁状を叩きつけ、寸でのところで難を逃れたのだった。 ●残念ながら、本学はイオンド大によって計画的にミスリードされたことを認めざるを得ません。アクレディテーションのない大学とはウッジ大学は公式の関係を維持することはできません。(ウッジ大学副学長からイオンド清水学長宛書簡) イオンド大学IONDは、当方がウッジ大学に虚偽情報を提供し、離間工作をしたとして、訴訟威嚇を繰り返すとともに、静岡県立大学および静岡県庁に盛んに圧力をかけ、当方を解雇させようとした。 ●私も名誉あるイオンド大学の教授の一員にしてもらっていますが、このすばらしい大学の悪口をいい続けてきた男に静岡県立大学の小島茂教授がいます。ぼくも色々な男を見てきましたが、こいつは最大級の悪人と断定できます。....(略)...ポーランド国立ウッジ大学にもメールを送りつけ「イオンドと契約しているのは恥ずかしくないか」、などの誹謗中傷をあびせました。こういう妨害活動を必要につづけ自分のHPにも嘘の限りを流し続けました。これに抗議して面会を申し込んでも拒否し続け、電話にもでず、公開討論にも応ぜず、逃げまくるのみでした。(中杉弘=黒須英治、サミット大学博士、ブログより) しかしながら、ウッジ大学からは、危険水域に迷い込んだ大学を救出してくれたとして当方は感謝状を送られている。 ●ウッジ大学を代表して、これまでの相互のやり取り、イオンド大学に関して知らせてくださった情報のすべて、そしてこの問題への多大なる関与に感謝します。先生の関与とご支援がなければ、本学はこの問題の核心に入ることができず、何が起きているのか依然としてわからなかったでしょう。(ウッジ大学本部) 当方も、イオンドの激しく執拗な攻撃の嵐に耐え、日本の名誉と信用を守り微力ながら国際貢献できたことを誇りに思っている。 ウッジ大学の言い分は、日本の大学の様子がよくわからないというものだった。わからないから迷路にはまり込んでしまった。助けを求めた文科省からの回答も「イオンド大学を日本政府は認定していない」という素っ気ないもので、ウッジ大学は一層困惑した。 この時、当方は、海外の教育機関や留学生に対して、英語による適切な情報提供の必要性を痛感した。さもないと、今後とも海外のナイーブな大学が日本でディプロマミルにミスリードされてしまう可能性が高い。 イオンド大学IONDはウッジ大学の協力が得られないということで訴訟を断念したという自作自演の芝居をおこなったが、その後は、経済社会学部とは連携しているとして、絶縁される前の古い写真をホームページに貼り付けて擬装工作をし続けた。 それに対して、ハワイ裁判所は12月1日までに虚偽記載をすべて削除するように命令し、イオンド大学IONDはハワイ校のホームページを削除したものの、日本校ではこっそり記載し続けていた。しかし、もともとハワイ校は存在せず、日本校がネットで操作していたので、その日本校自体のサイトも問題視され、この度の撤収につながったとものと思われる。 今回、こうした国際摩擦事件に関して、日本のマスコミはなぜ取り上げなかったのか、日本政府はなぜ動かなかったのか、訝しくも残念に思う。昨年、5月、オレゴン州とテキサス州がイオンド大学IOND のウッジ大学の連携の虚偽をサイトで公表した。今年、6月、ハワイ政府が第一次修正訴状で、英語ばかりでなく日本語でも、その虚偽をサイトで告発した。さらに、10月には、ハワイ裁判所が、イオンド大学IOND 敗訴の判決を下し、ウッジ大学との連携の虚偽をふくめホームページでの虚偽記載を削除するように求めた。 結局、ハワイ裁判所が指摘したように、事件は本質的に日本の問題であるにもかかわらず、日本のマスコミや政府ではなく、米国の州政府と裁判所という外圧によって、問題解決に向けて事態は大きく進展したのだった。 ただ、まだ終わったわけではない。ウッジ大学が返還を求めている名誉教授の称号は2名のイオンド大学IOND関係者によって使用され続けているし、終局判決文もまだ出ていない。日本のマスコミと政府が失地回復するチャンスは近くやってきそうだ。
小島 茂(学歴ネット主宰者)
キリスト教系未認可・非認定大学の卒業生から、以下の悩み相談メールが寄せられた。 ●ホームページを拝見してメールさせていただきました、私は、キリスト教系の私設学校を卒業した者です。同校は学校法人ではない未認可校で、公認学位もなく「大学」「大学院」を名乗っています。 入学時に、学校法人格や公認学位がない事はある程度承知していたのですが、設立主体は宗教法人の教団であると信じ込んでいました。 それについて、教会のホームページにも記述が存在し、同教会発行の機関紙にも堂々と宣伝されています。 同校に入学すると、学費の他、所属教会への献金を強制されます。給与の何分の一かを献金として納めなくてはなりません。それについて、私は教会の伝道師から不当な取立てを受けたことがあります。 宗教法人格の詐称は、信者・学生の募集や学費・献金の徴収において詐欺となると思います。また、伝道師も詐称を知っていながらそれをしていたとすれば、恐喝に等しいと存じます。ただでさえ、献金の有無をチェックして罵倒・恫喝することは違法のではないかと思います。 教団の存在を信じ込まされている学生は多いと思います。私はすでに卒業していますが、払った時間・労力に対して見返りがなく困窮しています。 (文章は一部変更) 数日後、同卒業生から、以下の追加情報が寄せられた。 ●同学校には、外部で通用する学位がないため、学生はかえって弱い立場にあります。すなわち、宗教団体側の幹部でもある学校側の権力に、完全に取り込まれています。例え卒業しても、権力側から干されれば、卒業は何の意味もなさなくなるからです。教団の中に居たければ、問題の告発なども不可能なわけです。 同学校・教団には、宗教的・組織権力的に恐怖心を煽っての高額献金の強要も含め、パワー・ハラスメント的な要素が非常に強くあります。さらには設置主体としての教団の宗教法人格偽装疑惑もあります。前のメールと一部繰り返しになりますが、これは社会的信用の偽装にあたると存じます。一教会ではなく、全国規模の教団としての宗教法人格という信用は大きいからです。 その他、収支会計の隠匿、不法滞在者の寝泊りや役員任命など、宗教団体・社会的団体としての問題もあります。社会的に追及していくのは一見簡単と思えますが、世にはこうした犯罪的行為を擁護する人々もいるので困難を覚えています。 (文章は一部変更) この卒業生が指摘しているように、こうした学校・教団が出す学位は内部では通用しても、外部では通用しない。しかし、学生には外部でも通用するかのような幻想を与える。学生もその学位幻想を真実として捉え邁進しないと、つまはじきに会ったり生活に支障をきたすなど、幾多の障害が待ち構えている。
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